HUNGRY-MAN 食ったど

TVディナー、最初にTVディナーというものを知ったのは森枝卓士の「世界のインスタント食品 (徳間文庫)」という本。Silom Complex東京堂書店で安く売っていたので以前美味しんぼでこの人の名前が出て来てたなあ、ということを思い出して購入。この本は世界各国のインスタントフードをいろいろ紹介している本。結構気に入って何回か読んだ。

bu-091古本 風信子:こちらでも古本販売されてます。

その中で、アメリカ編として、インスタントフードの筆頭にあがって来てたのがTVディナーだった。主食、おかず、場合によってはデザートも含んだ完全な食事が冷凍されてスーパーで売ってます。みたいなもんで、そのジャンキーなイメージから、「ああ、食ってみたいなあ」と思いを馳せておりました。つい先日、歯医者の帰りにプロンポンのヴィラマーケットに立ち寄ると、HUNGRY-MANのシリーズを置いていたのだが、やったと思いつつ、1食220B。TVディナーって低所得者用のジャンクフードの代名詞みたいに書かれているし、大体本国での値段は$1から高くて$5程度らしい、それから考えると、税金と値上げ分がどんだけか見たいなもんである。とはいえ、せっかくのご対面なんだからいくつかは買って帰ろうと思い、

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Roasted Carved White Meat TurkeyとBoneless Fried Chickenを購入。箱がでかいし、ベコベコ。アメリカの大雑把な製品の特徴を一手に引き受けてるかのようなホントにぞんざいなパッケージング。急いで家に帰り、一個をすぐ試食。もう一個は数時間後晩飯に。とりあえず一日で二つ食った。

まず最初に王道のTurkey Meal。とりあえず破裂しないようにフィルムに穴開けて電子レンジに入れたらいいんよね?と思ってたら結構手順は複雑。最初、「穴開けるだけ」みたいな先入観がバリバリあったので英語のInstruction読んでても何書いてるのかさっぱり理解できなんだ。そんな時にココのブログを見つけた。

瞬銀(しゅんぎん) ハングリーマン

~作り方~
 ・ソースの上あたりでフィルムを切ってチキンを取り出してフィルムを元に戻す
 ・ポテトと2種類のソースをレンジの強で2分チンしてからポテトとチーズソースを混ぜ
 ・チキンをトレイに戻してから4分半チンする
 ・1分ほど待ったら(蒸らしたら?)出来上がり

あれ?レンジに放り込んだらすぐ出来るイメージだったのに想像したよりも面倒だぞ?
メリケンは横着そうなイメージだったけど(失礼)本当に作り方に従っているんだろうか…

はい、この人も自分とまったく同じイメージを持っておられます。んで、裏のInstructionを精読していくと、ターキーの上の部分のフィルムを剥がして、デザートのアップルクランベリー?も剥がして、コーンの部分だけナイフでちょっとだけ切り目入れてって、写真ではわかりにくいかもしれませんが、各コンパートメントがきっちりフィルム張りされてるわけではなく、外周のみ接着されてるので別にどこか開けりゃナイフで切れ目なんて入れなくても蒸気は逃げる。。。ホントにこんな作業が必要なのか?

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それでもなんとか完成。

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はい、パッケージと現物の比較写真。なんかぐちゃぐちゃしててあまりキレイでないが、それなりの再現度。ターキーはなんかくず肉を寄せ集めてプレスしたような安っぽい肉でしたが、グレービーソースの味もよく、食える食える。これなら全然アリの味。価格が100Bぐらいなら何食分かは冷凍庫に放り込んでおきたいぐらい。コーンもおいしい。そしてデザートのアップルクランベリーはなんかジャムみたいになってましたが、デザートとしてはアリでこれもうまいうまい。なにげにどぎつい甘さや脂の多さを懸念してましたが、そんなこともなく、つるっと一皿イケてしまう中々のお味でした。

お次は晩飯用のBoneless Fried Chicken。これも箱はベコベコ、フィルム張りも適当、外周だけの接着でフィルム自体がペラペラでなんとも安っぽい。これも加熱中に何回か止めてマッシュポテトをかき回したり、チョコブラウニー?をフォークで取り出せとかめんどくさい。

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はい、完成系。パッケージとの比較。これはシンプルなメニューだけに再現度はほとんど一緒。左下のコンパートメントが何も入ってないのは、途中で取り出したチョコブラウニーのスペースだったからです。

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このチョコブラウニーは加熱前の冷凍状態で液状(もちろん凍ってる)の状態だったが、電子レンジの加熱の過程でしっかりとした蒸しパンに。ちょっと見てくれ悪くなりましが、ふつーのチョコ蒸しパンでした。うまい。チキンはチキンナゲットの巨大な奴みたいな感じでこれも肉の寄せ集め系。でも味は中々イケてました。コーンとマッシュポテトはターキーのとほぼ同じ味だな。チキンもボリュームあって十分腹が膨れるし、味がやっぱりどぎつくないので最後まで飽きない。

ターキーもフライドチキンも両方ともイケルという結論ではありますが、個人的にはターキーがまた食いたいという感じでございます。。。というかアメリカの安い冷凍食品がこれなら日本の冷凍食品や安い外食よりかは全然自分の好みには合ってるな、という風に思う。日本の安い外食とインスタントは味濃い、というかキツいよ。。。

また何か他のシリーズでも買って来ようかな。

スーパーサイズダイエット日記2010年12月05日

IMG_2720彼女はしばらく実家に帰り、しばらくぶりの完全に一人の朝。

朝飯にはよく食っているCampbell’sのChicken Vegetablesの缶スープ。どこのtopsでも売ってて、一つ約50Bという手頃な価格と低カロリーなので適当に買いだめしてある。ただ、ちょっと足りなくてポテトチップスをつまんでしまった。低カロリーの意味がなくなるよ。

13時からは歯医者に行く予定。プロンポン近くの音成デンタルクリニック。今年の10月くらいから右の奥歯から自覚できるほどの異臭がするようになり、歯槽膿漏かはたまた何か歯周の病気かとビクビクしていた。歯磨きでは異臭はまったく直らず、歯医者に行かなければならないのだが、前回のローカルの歯医者での歯石除去でめちゃくちゃ出血したのとめちゃくちゃ痛かったのがトラウマになり、二の足を踏んでいたが、先延ばしにしても行かなければならないことに変わりはないので、がんばって行って来た。今回日本人の歯医者に決めたのは、異臭の件で治療が必要になるかもしれず、これから先、治療費がいくらかかるかわからない状態なので事前説明のしっかりした歯医者に行きたいと思っていた。タイのローカルの歯医者をちゃんと口コミなんかで探しゃいいのかもしれないけど、めんどくさいのと行ってからがっかりだったりの時間の無駄を省きたいので今回は日本人の歯医者とした。

結局は、右奥の歯には何か異物が挟まってて歯茎が炎症を起こしていたとのこと。歯石除去とともにその異物も取り除いてくれた。これは以降様子見ですな。後、検診の結果3つ小さな虫歯が見つかったのでこれは来週まとめて治療。今回、検診の際にレントゲンと歯石除去で1800B。来週の虫歯治療は多分5000B程度かかるでしょうとのこと。ま、これを機に全部直しておいたほうがいいね。ちなみに心配していた歯石除去はほとんど痛みなしでやってくれました。

IMG_2734その後、せっかくプロンポンに出て来たことだし、買い物して帰ろうと思い、スクンビットソイ33/1へ。バイクを止めてフジスーパーへ。とりあえず彼女が大好きで日本帰国の際にもいろいろ探しまわっていた袋のインスタントラーメン(博多とんこつ)が灯台下暗しでフジスーパーに置いてあったのでそれを購入しておく。そしてVilla Marketに行って、いろいろアメリカン、ヨーロピアンな食材を見て回っていたら、なんと、TVディナーの低価格増量版、HUNGRY-MANが何種類か入荷していた。値段が220Bと馬鹿みたいに高い。こんなんアメリカだったら多分2ドルとか3ドルとかのはず。それがタイに持って来たら6ドル半である。とはいえ、滅多にプロンポンまで来る事もないのでいい機会だと思って購入。

なので昼飯は、HUNGRY-MANのROASTED CARVED WHITE MEAT TURKEYを食らう。箱から容器の作りから、味も含めてアメリカンな大雑把仕事が丸出し、やっぱりアメリカの安いプロダクトってどこぞの国に負けてないぞんざい仕事が多いなあとため息を漏らしながらの食事。やっぱジャンク感丸出しではあるけども、うまい、うまいよー!詳細はまた別途エントリ作って記載します。

晩飯は、またまたHUNGRY-MANのBORNLESS FRIED CHICKEN。これもめちゃくちゃボリュームがあってたまらん。最高。安っぽい。そして晩飯後はデンタルケアの方法などをネットで調べるうちにいろいろ歯周病や超音波スケーラーとかも調べ出して、とりあえずこれ、1つエントリにまとめるか、と書き出したら中々まとまらなく、ビールを飲みながら、ポップコーンつまみながら、そしてジンも開けてベロベロに。なんとかエントリを仕上げて公開したところで力つきて就寝。。。

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