サディスティック・ミカ・バンドの1975年の映像 2019年01月02日

おお、こんな映像は初めて見ました。1975年当時のサディスティック・ミカ・バンドの映像。やっぱりこの当時に日本のバンドでこの演奏はなかなかないですなー。普通にカッコいい。

もう加藤和彦はなくなってしまったけど、これ以降のバンド(桐島かれんの時とか、木村カエラの時とか)はあまり面白い音ではなかったな。

黒船
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TWG @ Emporium Phrom Phong 2014年08月23日

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Raw Food Restaurantにも行ってみて、ついでだからエンポリアムのG Foorにある喫茶店TWGにも行ってみるか、という話になった。

TWG Tea Company

入り口のメニューをみてるとスタバなどよりもさらにお値段の相場が上なのがわかる。まあ、たまにゃあこんなのもいいだろうってことと、これぐらいのお値段払った時にどれほどのサービスが受けられるのかを見てみたくてとりあえず入ってみる。

注文の仕方がイマイチわからなかったが、イングランド式のアフタヌーンティーでスコーンやらジャムやら3段重ねのティースタンドに乗っけてあってそれを紅茶と一緒に楽しむセットがあったのでそれを頼もうとしたけど、よく見るとサンドイッチまでセットになっていて、さっきRasayanaでメシ食って来た我々には辛く、これは諦めて単品の紅茶とアイスクリームを2スクープ取って二人で食べる。

紅茶は最低250THBからなのでポット一つで二人分ぐらいは全然イケるのかと思っていたが、実際に飲んで見るとこれは一人分だと言うことがわかった。カップで3杯強ぐらいかな?二人で飲むにはちょっと量が少なかった。。

アイスクリームは2スクープで170THBほどで、お値段的には特のお店と比べて格段に高いなどと言うことはないが、このアイスクリームは中々イケていた。

お会計はサービスチャージの10%もしっかり入って600ちょっとTHB。多分ここの客の中ではかなり客単価が低い部類の客だろう。。

ただまあイングランド式のアフタヌーンティーって、結局は小麦粉と砂糖じゃりじゃりで糖質の塊みたいな間食で糖質制限からは正反対の食事となるので注意です。そもそもは英国貴族のたしなみかもしれんが、砂糖、炭水化物が溢れる今現在でこんなもの食うこともないかなと思ったり。でも個人的にアイスクリームはやめられんかったりするんですが。。

と、ここまで書いて肝心の紅茶の事を何も書いてないと気付いたが、うまかった。以上。適当に選んだせいかもしれないけど、ソツがなくて書くことがない。うまい紅茶だったことは確かなんだけどソツがなさすぎてそれ以上がなかった。ダージリンのなんとか確か270THBのやつだった。適当。。。

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↑ 以前これを読んである程度紅茶については勉強。

世界の紅茶 400年の歴史と未来 磯淵猛 2013年09月30日

[9/365] a couple of toasts to start the day with
“[9/365] a couple of toasts to start the day with” photo by a little tune

ダイエットの一環でいろんな依存する可能性のある食べ物を一度断ってみる企画の一つで「コーヒーを飲まない」っていうのもやってたりします。そのおかげで今はコーヒーを飲まず、オフィスなどでは代用で紅茶を飲んだりしております。

タイでも普通にリプトンやトワイニング、ディルマーあたりのティーバッグはスーパーに行けばだいたい売っている。なので入手に困ることはない。

ほんでもってオフィスで飲んでいるうちにkindleのブックストアで面白そうな本を見つけた。

by カエレバ

こちらKindle版で500円。スタバのおかげでイタリアやフランス式の凝ったコーヒーの飲み方は世界中でだいぶポピュラーになったけど、大英帝国華やかかりし頃には世界でポピュラーな嗜好品といえば紅茶なんじゃなかったのかな?今のスタバの影に隠れてしまっている紅茶の魅力ってものがどう書かれているかちょっと読んでみたくて購入。

んで、読んでみるとなかなか著者の紅茶に対する博学さと、並々ならぬ愛情にため息が出る。

紅茶の歴史概略から、紅茶にまつわる風俗、産地や生産方法、紅茶にまつわる産業、ビジネス。インド、中国、スリランカと産地に訪れてその目で生産現場を見る、参加してみる。紅茶とフードの組み合わせは?ブラックティー?レモンティー?ミルクティー?アイス?ホット?ティーバッグ?ポット?などなど、ほんとに思いつく限りの紅茶にまつわるトピックが満載。

あまり、西洋料理に詳しくはなかったが、西洋の茶菓子の味わい方で、そもそも牛乳、生クリームなど動物性脂肪の摂取が多い文化の中で、それらの茶菓子との組み合わせの場合、すっきりしたブラックティー(とはいえ紅茶は緑茶みたいな無発酵系と比べるとかなり渋みなどは強いが)などでは茶菓子の脂肪の強さに紅茶が負けてしまうようだ。だからミルクティーのように、茶菓子の味を口内から一旦洗い流し次の一口への新鮮さを取り戻す働きに飲み物側に脂肪分が必要、という考え方は今まで自分の中で全く考え及ばなかった。動物性脂肪の摂取量が少ないアジア人の感覚からするとお茶には砂糖は入れても牛乳を入れるというのはあまり考えつかんと思う。
(そう考えるとインドのチャイはやっぱりアジアと中東やヨーロッパへの区切りの位置にあるんでしょう。ミルクでこってりですもん。)

最後は世に流通してる茶葉の特徴の説明がドサッとあって〆という形である。愛情があるがゆえに知りたくなる、ただその知識にこだわる訳でもなく紅茶とその紅茶を取り巻く環境や人を愛する著者の純粋な愛情が見て取れる良書。これを読んで紅茶に限らず中国茶や、茶とつくものなんでもいろいろ試してみたいもんだと思ったのでした。