京都ぶらりで出町ふたばの豆餅 2013年08月29日

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今回の帰省の際にふと京都に出てみた。というのもタイ人でなぜかどら焼きと大福が大好きな彼女のために何かいいおみやげをと考えていた。ネットで調べてみると京都と大福というキーワードで一番上に出てくるのは「出町ふたばの豆餅(豆大福)」で、いろいろ記事を読んでると行列が出来るほど人気がある大福らしい。とりあえず甘いものまだまだ初心者(まして和菓子は。。)の私めはその口評判に従ってふたばの豆餅を買い求めに行きました。

京都で人気の出町ふたばの豆大福を買いたいとき…|京都のBARオーナーが紹介する京都ブログ~京都・木屋町・先斗町・バー~

ちょっとこちらの記事、日付が明確に記載されていないので最近の記事なのか、何年も前の記事なのかよくわからないが、実家が京阪沿線なのでとりあえず四条界隈に出てでうろうろしつつ、大丸、高島屋の地下一階の食品売り場を見て歩いた。が、出町ふたばは全然看板がない。。。やっぱ記事が古くてすでにデパ地下食品売り場からは撤退してるのか??

しょうがないので本店に赴く。場所は河原町今出川の交差点を少し上がるとこ。


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一番上の写真がお店の面構え。なんとも昔なつかしい和菓子屋さんの軒先だわ。京都だとまだまだ普通なんかもしれないけど、大阪近郊の住人からしたらこれだけでもなんとも風情がええのう、と感じてしまう。とりあえず賞味期限が作った日のその日一日で切れてしまうらしいが、まあ1,2日は冷蔵庫入れといたらいいだろうと家族や彼女のために5個入りのパックを3個購入。1個170円だから1パック850円で3パック2550円となかなか強気なお値段やないか。

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ああ、懐かしい包装。昔はこうやって小さな地元の和菓子店も自分のお店の名前の入った包装紙があって、それで外側をラフに包んでくれて出してくれていたなあ。僕が小さい頃は発泡スチロールやプラスチック容器ではなく竹皮で包んでるお店もあったと思う。

その後、京都定番の八つ橋などを買い求めて京極あたりを歩いて京阪で香里園に帰宅。

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家族と一緒に晩に食べてみると、さすがに行列が出来るほどと言われたお店のだけあっておいしい。しっかりの甘さではなく甘さ控えめで豆が塩っぽく、若干塩大福的な感覚もありつつ外側のお餅もコシがしっかりしててとても食いごたえがある。日本人的にはうまいけど、甘い、辛い、がはっきりした味を好むタイ人にこの味が受けるかどうか心配でしたが、彼女に実際食わせてみると「おいしい、おいしい」と喜んで食っていたので大成功。

あっさりで実にお茶が欲しくなる京都らしい大福でありました。また帰国時には買いに行こう。

ねじれ解消餅 晋ちゃんの野望 2013年08月26日

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日本帰国に際して久しぶりに大学の時の友人達と会合。山口県在住の友人から頂きました微妙にコメントしづらいパッケージのおみやげ。本人みずから「バッド・テイストなおみやげですよ」とのことで。あー、地方の駅前のおみやげ屋で埃被ってそうな。。と思ってたら意外と人気があるみたいでネットを検索するといろいろ出てくる。

もうひとつおみやげとしてもらった「萩・井上のしそわかめ」はタイ人の彼女に食べさせてみたく、タイに持ち帰ろうと思ったが(ただ、このへん微妙に感覚的に難しく、日本の日本人向けの高品質高価格な食材が外国人に受けるかというとほとんどそういうことがなく、「味が薄い」だの「臭い」だの言われたりすることが多く、「これが日本の味なの?凄いおいしい!」なんて言葉を期待していると気落ちすることがほとんどである。そういう高級品よりもポッキーや吉野家や松屋のほうが喜ばれたりするから知恵を振り絞っておみやげを考える気力を思い切りそぎ落としてくれる)、この「ねじれ解消餅」は実家の家族と食うことに。

パッケージの妙味とともにお菓子の味もどうなのかな?と思ってたらこれまた意外!うまいわ、これ。挽いた黒ごまを外側にいっぱいまぶしたお餅で中の餡は小豆。中身10個中、5個はストレート、5個はねじれているというどうでもいい作りは当然味には全然関係なくおいしい。逆によもぎ大福とかどら焼きとか日本のお菓子とゴマ大好きなうちの彼女にこれ持って帰ってやったらよかったかな???と思った。もし空港で売ってたりしたら買って帰ってやろうっと。

いやあ、山口県からのベストチョイス。ありがたく頂きました。ありがとうございます。

ขนมตาล カノムターンと ต้นตาล トンターンと น้ำตาล ナムターンと。 2013年07月10日

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彼女がまた新しいお菓子を買ってきた。ขนมตาล カノムターンというお菓子でパームシュガーを使って作られているみたい。googleで ต้นตาล などで検索をしてみると、どうもตาลは椰子、Palmの意味になるようで、ココナッツであるมะพร้าวは椰子の一種という位置づけかな。ただ、タイ語的には全く別の言葉っぽいから、別の植物という認識なのかも。

ต้นตาล – Google Image Search
Palm sugar – Wikipedia, the free encyclopedia
Borassus – Wikipedia, the free encyclopedia
オウギヤシ – Wikipedia

んでさらに調べていくと、どうも ตาล はオウギヤシだと思われる。どうも昔タイでは砂糖として使う甘味料の入手先をオウギヤシに頼っていたのか、タイ語で砂糖を น้ำตาล ナムターン、オウギヤシの水、もしくは汁、というふうに言う。それに対してサトウキビを อ้อย と言ってサトウキビから出来た砂糖を น้ำตาลอัอย ナムターンオーイというみたい。んで単純に น้ำอัอย というと道端で売ってるサトウキビジュースのことになるのかな?

カノムターンはパームシュガーを入れるので黄色になる。まあ、こんだけ鮮やかな黄色って絶対着色料でしょうけど。入れ物にバナナやココナッツの葉を使うみたいで葉を使うタイのお菓子にしては珍しく ใบเตย バイトゥーイは使わない模様。

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เอา วิธีทำขนมตาล มาฝากค่ะ | บ้านสวนพอเพียง
↑ 着色料と思ってたけど、実際にオウギヤシの実から蜜取って作る手順見てると椰子の実が真っ黄色!着色料ではないかもしれない。

味は普通にココナッツ風味のパンケーキ。実にパンケーキ。これは日本人でも西洋人でも癖がないからすんなりと馴染めるお菓子だと思います。甘さもそんなにしつこくなくてなかなかイケてます。


↑ FoodTravel.tv、珍しく屋外撮影。ちょっとこのおばちゃんとこ、電話して買いに行ってみようかな。

あとソムタムの屋台でよく見るパームシュガーはน้ำตรลปี๊บというみたい、これはこれでまたココナッツ砂糖のようで微妙に分類、製法がよくわかんないっす。。。

いやー、タイのお菓子、ちゃんと見てみるとかなりいろんな種類があるうえ、どれも日本にはない美味しさがあってたまらんねー。タイに住んでるのが幸せでたまらん。

超極悪こってりお菓子、ข้าวเหนียวทุเรียน カオニャオトゥリアン 2013年06月20日

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Silom Complex一階でやっていたバンコク市内のどこでも見かける代わり映えのしない食品物産展のような催し物で、初めてカオニャオトゥリアンを見つけた。

ทุเรียน トゥリアン、日本での通称、ドリアンであります。そもそもドリアンだけでフルーツにしては珍しくかなり脂肪分が多く、こってりしたものなのにさらに甘く炊いたもち米を合わすというのはとてつもない油っこさじゃないかと前々から考えてたがやっと試せるチャンスが。

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売ってたのはこんなパックに詰めたもの。二色に炊き分けたもち米の上に光り輝くドリアンが。

これに横に付いているココナッツミルクをかけて食べるんだが、やっぱり見た目だけでもかなり油っこいのでちょっと怖気づいてココナッツミルクは少なめにかけて食う。googleで検索なんかしてみると、牛丼じゃないけどココナッツミルクだくだくで食うのが主流の模様。いやー、これやばいよ。成人病まっしぐら、こんにちわ糖尿病コースの極悪デザートだよ。

んで実際に食うとホント油っこいの。そもそもドリアン自体が大好きなのでこの濃さではちょっと引いてしまって、ドリアン単体のほうがうまいなあと思ってしまう。。デザートで腹一杯になりたい人はいいかもしれないけど、ちょっと僕にはきつい味だった。。

。。まあ、カオニャオドリアンはこれぐらいなんですが他にもいろいろタイのお菓子を買い込んでしまった。。

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こちらの右のクレープ生地みたいなものと後ろの白人の髪の毛をちぎったような奴は日本人にも結構人気のアユタヤのものが名物のโรตีสายไหม ロティサーイマイ。この塩気と甘さが是妙な皮を焼くときはこんな感じに焼いています。

こういう、日本ではちょっとありえない面白い焼き方してるので、結構見てるだけで飽きないのであります。。ただ、焼くときはしっかり手を洗ってねと心の何処かで誰につぶやくともなく思う自分が居ります。あの生地の塩気がおっさんの手の塩気だったら嫌だなあ。。って自分で書いてて嫌になってきたのでやめます。。

最近見つけた変わったお菓子 2013年05月28日

ここんとこちょこちょこと忙しく、あんまりブログ用のネタがないので携帯の中にストアされている写真をいくつかピックアップしてみた。最近見つけた&トライしてみたお菓子です。

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彼女の友人の女の子が仕事だかプライベートだかようわからん用事でチェンマイに行ってきた際のおみやげがこれ。なんでチェンマイ行って大福やねん。しかも日本人のワシにわざわざチェンマイから大福を買って帰ってくるところが謎がいっぱい。

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パッケージには ไดฟูกุไส้เค้มไส้หวาน ダイフクサイケムサイワーン と書かれていて、中の餡は多分大豆の餡で書いてあるとおり、甘みと塩味のバランスが微妙にうまいタイらしい味付けのお菓子。うんうん、中々イケてます。でも日本人に大福買ってくる感覚はすごいと思う。よっぽどうまいと思って食わせたかったのかな?

はい、次。

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Tesco Lotusのミニマート版、Lotus Expressで見つけたドリンク類。ちなみに大型量販店でTesco LotusやBig-cなどがあり、どちらも食品や生活用品のみを扱う街のスーパー的な店舗を別ブランドとして持っていてTesco Lotusの場合、うちのすぐ近所にあるLotus Expressというが、Big-Cの場合、安直にMini Big-Cという冗談みたいなわけのわからない名前になる。これもバンコクのどまんなかではあまり見かけないけど、バンコクの外れやサムットプラカン県などの近郊でちょこちょこ見かける。

んで、このドリンク、ラベルに「緑茶 しぜんかいき しんせん」と書かれている。多分「緑茶 自然回帰 新鮮」なのだろうが、ドリンクの色合い見てるとどう見たって自然の色に見えないところがイカしている。「緑茶 自然怪奇 神仙」のほうがあってるような気もする。

はい、次。

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久しぶりに見ました、こんだけ間違いまくったパッケージ。「かちの日本祥式のす すつぼい梅」。すっぱい梅なんだろうけど、先の「かちの日本祥式のす」が何を言いたいのかわからない。日本様式がなんとか、と言ってるのはわかるけど。。なんか脱力してしまって買う気がなくなるお菓子ですな。

というわけで最近見つけた変わったお菓子でした。