痔の診察@バンコククリスチャン病院 2015年09月01日

hemorrhoids

さて結局痔の出血がひどいので病院にみてもらいにいくことにしました。

行き先は職場の近くのいつもの駆け込み寺バンコククリスチャン病院。この病院は日本語のスピーカーはいないが英語はだいたい通じるので(だいたい、というところがポイントですが)行く前に診てもらう病気関連の単語を予習していけばなんとかなる感じ。

さて、医療保険のカードと診察券、運転免許(身分証)を握りしめて受付へ。

「どうしましたか?」

の問には

「痔の出血がひどくて。。」

と笑顔で答える。

肛門科の待合は人も少なくゆったり。それほど命に関わる病気でもないからあまりシリアスな雰囲気にはならんのかね。

さて、名前を呼ばれて診察室に入る。五十過ぎぐらいの男の先生と三十半ばぐらいのナース一人。

よろしくお願いします。

「どうした?」
「痔です。出血がひどくて。」
「いつから?」
「よく血が出るの?」

なんていくつか質問の後は早速、

「じゃあベッドで横になって。」

ベッドに横になるとナースが白いシーツみたいなものを持ってきて腰の上にかけ、

「ズボン脱いでください」

なるほど、ズボン脱いで、パンツおろした時に必要以上のものを見せなくていいようにこの布をかけるのね。横向いて足をくの字に曲げて先生側にケツを突き出すように寝転んで待つ。

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先生がやってきてすぐにパンツをガバっと下げて、ケツ肉を両手で開いてその奥の黄門様を拝まれる。ナースと二人で

「ふむふむ。」

二人には背中を向ける形になるので後ろで何をしてるのかわからんが多分指サックにローション塗ってたのだろう。しばらくして黄門様に指がぐぐ、ぐいーっと入門。正直今年に入ってからはよく座薬も自分で挿入していたから

「あ、これぐらいか。別にキツくはないね。」

てな感じ。先生の方も毎日の仕事だから迷うことなくストレートに入門されるのでもうこちらも全然恥じらいなし。

そして次に指とは違う何かがかなり奥まで挿入される。多分透明ガラスパイプかなんかで肛門内壁の状態をチェックしていたのではないかと。これはちょっときつかった。入った瞬間

「おおお!」

と声がでてしまった。かなり下腹部に圧迫感が出て、まるでうんこが逆流したように感じた。

先生の一言、

「ま、薬飲んで様子見るか?」

十中八九手術だと思って臨んだだけにちょっと拍子抜け。

「薬でダメなら手術だね。とりあえず飲み薬と座薬出しとくよ」

と。

飲み薬はともかく、座薬はいつも自宅で挿入してる座薬と一緒のものでした。

というわけで座薬も自分では一日に一回挿入するかしないかの頻度でしたが、先生が言うに朝晩の一日二回挿入しなさいとのこと。飲み薬も一日二回の頻度で飲めば薬が効いてちゃんと治るのか?それならそれで願ってもないのでいいんですがちょっと心配なので別の病院にも明日行ってセカンドオピニオンを取りに行きたいと思います。。。

ちなみにバンコククリスチャン病院での診察は薬代込みで1,320THB。会社の医療保険で全部まかなえました。

バンコクでも正露丸が売っていた! 2015年06月15日

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会社の同僚の人が「正露丸を切らしてしまって、今腹壊してんですけど結構しんどいんですよね」てなことを言っていた。

で、一応バンコクでどこか正露丸の買えるところはないのかとぐぐってみる。最初はフジスーパーとかの日系スーパーの片隅の薬局とかにあるのかと思ったらなんと「バンコク市内のドラッグストアならどこであるよ」とのこと。どうもタイで正露丸を作ってるらしいのだ。

タイ在住日本の胃腸薬 正露丸を探しています。バンコクにて買いたいので… – Yahoo!知恵袋
タイにも正露丸あります ※下痢対策※|Hotels.com バンコクブログ

ちょうどアユタヤのお客さんのところに出向いていて昼飯にアユタヤのロビンソンというショッピングモールに出てきたので一応ロビンソン内のWatson(香港系ドラッグストア。タイでは大手)で「セイロガン?มีไหม?(ありますか?)」と聞いてみると「ไม่มีค่ะ(ございません)」とのこと。さすがにアユタヤあたりでは置いてないか。。。

んでバンコクのオフィスに戻ってドラッグストア行ってみると、聞くまでもなくすぐに見つかりました。50粒95THB。うーん、正露丸、タイで割りと簡単に手に入るとは今まで知らなかった。。。使うかどうかわからんけど、日本人なんだからとりあえず薬箱に正露丸は入れとこうという変なアイデンティティ、不明瞭な理由で購入。パッケージはタイで生産しているだけあってタイ語併記。これ、日本人以外には売れるんだろうか???

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自宅に帰って蓋を開けてみるとプーン!!!とあの臭い。「ああ、懐かしい臭いだのう♪」としばらく臭いを嗅いで悦に入っていたら彼女が大声で「臭い臭い!!」とのこと。

まあ、慣れてないと臭いよね。

超キモいパッケージの ยาอมแกไอตราตะขาบ5ตัว ヤーオムゲーアイトゥラータカープ5トゥア 5匹のムカデ印の咳止め薬 2015年04月01日

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彼女が喉が痛いと言って薬を買いに行ったそうだが、知り合いに強烈に勧められて嫌々買ってみた薬がこれ。ยาอมแกไอตราตะขาบ5ตัว ヤーオムゲーアイトゥラータカープ5トゥア と言って訳すと5匹のムカデ印の咳止め薬。

しかし、なんでブランドのマークにムカデなんか持ってくるかな??もう見た目からキモくて買う気をなくすんですけど。。普通にこのマーク見たら

「え?薬の中に乾燥させたムカデを粉にして練り込んであるの?」

とか思うんだな。別に食えないことはないんだろうけど、ムカデを食うってのはちょっと気が進まない。。

いくらカルチャー・ギャップとか言ったって、10年前、20年前から比べたら相当消費文化、アメリカンスタンダードな中産市民文化が根付いたタイなので当然こんなパッケージの薬はお年寄りが買うぐらいか、よほど古臭い趣味を持ったやつぐらいで、さすがに若い子がこんなの買い求めてるのは見たことがない。

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うちの彼女も「これ、パッケージ気色悪いし、めっちゃ昔からある古ーいブランドの薬で今まで使ったことなかったけど、あの友達も趣味が古臭いんよね。」だって。

中身の錠剤はタイのハーブを数種類配合したものでムカデ成分は配合されてないんだって。なんか仁丹みたいな小さな錠剤がいっぱい入ってました。ひとつ15THBらしいです。絶対自分からは買わないな。。。

初めての座薬 2014年10月16日

Suppositories, Forest Lawn, Glendale, Los Angeles, CA.JPG

以前も書きましたが最近痔がひどくていろいろ大変だ。痛みはないけど出血がひどくて脱糞時に個室に入ったら血が止まるまでなかなか出てこれない。。。

てなわけで肛門科の門を叩いてイッキにカット!してしまえば一番早いんだが、なかなか精神的なハードルが高く、ここをジャンプする前にホップ・ステップを入れたい。それがやっぱり功を奏さないとわかれば、腹をくくって肛門科への道が開けるものです。んで座薬を買ったわけです。ここまでは前回書いたところ。

んでとりあえず今まで一度も座薬なんて手にとったこともないけど使ってみることになりました。座薬の個装を開けてみてびっくりしたのは薬がまるでロウのような材質をただ整形しただけのもので、個人的にはカプセル剤のように薬の成分をゼラチンみたいなもので出来た外皮で覆ったものかと思っていたのであまりに原始的な構造にびっくり。

坐剤 – Wikipedia

しかも初めての挿入時に中々狙いが定まらなかったり、持ち方がイマイチわからなかったりでグズグズしてたら手の中で半分ぐらい溶けてしまった。改めてWikiやWebで調べてみると普通座薬はロウのような基剤に薬の成分を練り込んで整形してお尻に挿入しやすいロケット型にするようですな。基剤はカカオ脂等が主に用いられる!これが体温などで溶けて薬剤が吸収されるとな。すごい!お尻からカカオ!チョコレートの脂を入れるのか!確かに座薬投入後の脱糞時は便器の中に脂が浮いている。これか。。。脱糞後もお尻が脂まみれになるから気持ち悪いのよね。。。粘膜の保護にはいいと思うんだけど。。

んで2,3日座薬を投薬してみての感想は確かに腫れが収まってかなり出血も抑えられるが、最後に紙で拭いちゃうとまた傷が開くかのようにダラダラと出血するのです。アジアントイレット式のケツシャワーだと問題ないが、モダンな紙を使う欧米トイレットは問題有りなんです。。。

One of the cleaner Asian squat toilets
“One of the cleaner Asian squat toilets by David Millar, on Flickr”
↑ こんなのとか。。。

asian toilet flush
“asian toilet flush by josua.schwab, on Flickr”
↑ こんなので水洗いしないとキツいのです。

もうちょっと座薬を続けて結果確認をと考えてますが職場周りでケツシャワー付きのトイレット探しが先決となります。。オフィスビルではこの形式のものが少ないんよね。。てかしょうもない悩み事が増えるなあ。。。

タイの咳止め ยาแก้ไอน้ำดำตราเสือดาว 2012年08月7日

今週末のインド、カルカッタ行きを前にして風邪を引いてしまった。乾いた咳がコホコホと止まらない。こりゃあ薬飲んで早めに治してしまわないと。。。と思ってタブレットの薬を飲んでいたが一向に効かない。。。んでネットでタイで市販されている売薬をチェックしてたら「よく効く!」というこの咳止めシロップを発見。セブンイレブンで購入19THB。

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ยาแก้ไอน้ำดำตราเสือดาว ヤーゲーアイナムダムトゥラースアダーオ。豹のマークの黒色咳止め薬ということになります。名前の通りに毒々しい焦げ茶のシロップ。最初ちょっと飲むのに躊躇した。

咳止め薬 – バンコクで生きる! – Yahoo!ブログ

探偵ファイル~スパイ日記~/効き過ぎる咳止め薬の成分とは/梅宮貴子

まあ、この薬の特徴は上記の二つのブログにしっかり記載されているので省くとして、ホントによく効く。ただ、書かれているほどの副作用が僕にはまったくない。眠たくもならず、ぼーっともならず、便秘もなくめちゃ快便である。喉の症状だけが他の薬と比べて目に見えて良くなっていく。だいぶ体がタイのきつい薬になれてしまったのかも。結構こっちの人は風邪の初期症状でも躊躇なく薬飲むし、タイレノールなんか日本のものは一錠に300mgのパラセタモールだが、タイの場合500mgぐらい入っている。これを一度に一錠とか二錠とか飲むので、それを見てるとこちらもだんだん薬の量に関しては麻痺してきて、それぐらいの薬は飲むようになった。さらに風邪引いてちょっとフラフラするけど酒飲みに行きたい時なんかは飲みに行く前にパラセタモール飲んでから酒を飲むみたいなことを繰り返してるので体が薬慣れしたんだろうか。。。現に昨日もこの咳止め飲んでまた酒飲みに行ったりしてたしな。。。この咳止め、一回5mlの服用で一日三回、瓶は60mlのものなので4日分の計算になるが、気づいたら一日ちょっとですでに半分近く飲んでいた。。。副作用なくて飲んだ瞬間から喉が楽になる即効性でついつい頻繁に飲んでしまう。。。

うーん、薬中毒になるかな。。。