iCloudを使ってみて 2011年10月16日

iOS5を数日使ってみた。その間友人たちのiOS5のバージョンアップ中にエラーが出たの、バックアップデータが消えたのという悲痛な叫びを聞きつつ使ってみたけど、結局iCloudはほとんどの使わず構成で行く事にした。携帯の中のデータはiCloudが出て来ても結局はGoogle依存のまま。OutlookとiPhotoとかその辺のアプリ立ち上げないと同期データが見えないってやっぱりめんどくさい。GoogleのCloud上のデータはどんなOSでもブラウザひとつで見れます。Dropboxなんかも特定のアプリではなくExplorerでデータが見れます。重たいアプリをわざわざ立上げる気にならんわい。。というわけでおおよその方が携帯電話内に保持されているデータの保存方法を僕の場合で挙げてみます。

・アドレス帳
Gmailのアドレス帳とのSyncを正に。こちらはiPhoneとGoogle Cloudとの同期だけなのでもうひとつバックアップが欲しい場合はPC上でバックアップ取るかOutlook同期で。Androidを使い始めるまではアドレス帳はすべてOutllookに同期してバックアップとってました。iCloudはややこしいのでOFF。

・スケジュール
こちらも基本的にはGoogle Calendarを正としてます。iCloudはOFF。念のためのバックアップならこれまたOutlook。

・メモ
大量にメモを取るのでバックアップはGmailで標準のメモアプリを使う。が、GmailにバックアップされるメモはPC上からは編集がしにくいので最近はSafariからSimpletext.ws開いてメモ。PCからでもiPhoneからでもすぐ開いてすぐメモれる。ウェブアプリケーションだけど画面は非常にシンプルでEDGE/GPRSの環境でもストレスなく使える。

・写真
ここでやっとiCloud。Photo StreamでiCloud経由PC or Macバックアップが簡単かと。

・Bookmark
これはまあ消えても痛くないや、というぐらい。そもそもPCのブックマークとiPhoneのブックマークを完全に同期させても無理があると思うので。見るサイトはPCとは同じじゃないでしょう。

後は、Mobile Meの無料サービスとなってから使ってる”iPhoneを探す”アプリの登録をiCloudでやっておく。

結局iCloudで使うのってこれぐらい。そもそもAndroidでCloudバックアップはやっていたのでそれを移す、というところまではいかない。MobileMeの時からAppleのクラウドサービスってなんかぱっとしない。Appleは2000年初頭からMacをデジタルデバイスのHubとして使用するというコンセプトでやってきたからか、クラウドのサービス始めるのは遅かったし、クラウド上に置いたデータはMacみたいによく作り込まれたアプリだけで使えるようにするのではなく、どこからでもデータを引っ張れるようにしとかないとクラウドの意味がない。その点Googleのクラウドのほうがわかりやすくて使い勝手がいいように感じますな。個人的にはあまり魅力を感じないiCloudですが、この先どれだけこのクラウドサービスを利用して魅力的なサービスを作って行くかでまた決まって来ますな。。