爆走ビエンチャン

しかし、ビエンチャン、町が静かすぎて2,3日もすりゃあ何もやることがなくなる。

町の独立記念凱旋門の通りも片道3車線の道路があるんだが、お昼ぐらいにその道を眺めても、ずーっと続く道路に車は20台
ぐらいしか走ってない。交通ルールもほとんどない。信号機もほとんどない。反対車線を逆走してる車も所々見かけるぐらい。

というわけで、ここなら死ぬことはないだろうと、レンタバイクを借りる。

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颯爽と大陸の赤い土煙を上げながらビエンチャンを爆走!とはいっても110ccでフルスロットルにしても60kmそこそこのスピード。実際スピードメーターは壊れてたし。ビエンチャンの中心地から約10分走ればこんな風景に早変わり。

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ほんまにビエンチャン、のんびりしてるぜ。ちなみに町のシンボル、独立記念凱旋門も着工後半世紀も経っているのに未だに未完成。エレベーターをつける穴を開けたがお金がなくて未だにエレベーターを導入できてないとのこと。

そして夜はラオスのビール、「ビアラオ」やラオス焼酎をがぶ飲み。

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メコン川沿いに夜は屋台が店を連ねているので、そこで犬に肉の切れっ端をやりながらビアラオぐいぐい。そのメコン川沿いに大きな集会所みたいなところが

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「これはなんじゃいな??」

と思ってたら、これがエアロビ広場と呼ばれるもので、今ラオスではエアロビが流行っているようですな。次の日、夕方近くの売店にメシを買いに行ったらおばちゃんがいなくて子供たちがカラオケしながら店番。しばらくして汗かきながらレオタード姿のおばちゃんが店に戻ってきた。聞いてみると

「そうそう、今日もエクササイズしてたのよ!毎日よ!毎日!」

っちゅう感じでビエンチャンのおばちゃんは仕事ほったらかしてエアロビに夢中。