Mac OSX Lionを触ってみて 2011年07月22日

Mac OS X 10.7 Lion Desktop
↑ Lionの標準の壁紙でのデスクトップ。

やっとMac OSX Lionをインストールすることができた。というわけで使ってみるのでありますが、なんか結構使い勝手が変わっとる。僕の環境はMacminiの2009年初頭発売のモデル、Magic Trackpadを合わせて使用してます。

1. ブラウザなどのスクロールが今までの操作の逆になってる。

通常PCなどでは、トラックパッドの右端などを下向きになぞれば画面は下にスクロールしていく。しかし、Lionでは逆になっている。iPhoneやiPadで操作しているように実際に画面に指をおいて上へ動かすと画面を上へ押し動かしているようなジェスチャーになって画面は下にスクロールしていく。それがLionで実装されているのだが、PCに関しては今までの動作でなれているので、とにかく操作をよく間違う。iPhoneやiPadだと実際に画面上に触れてスクロールするから画面を指で押し出している感が強く、違和感のない操作だが、PCの場合、画面とトラックパッドが離れているためにその感覚が希薄。だから現在この操作になれていないので違和感を感じているのはわかるが、なれても実際、PCではこの操作方法ってのはどうなんかな?とちょっと感じてたりします。

2. トラックパッドの操作がかなり前バージョンより変更されている

前述の操作もそうだが、Snow Leopardからトラックパッドのジェスチャーにかなり変更が加えられていてめちゃくちゃとまどう。SnowLeopardでMagic Trackpadを購入してその操作感の良さにずっと感動していてすばらしいと思ってたのでこの変更は結構きつい。体に操作がしみついてたから。。一番痛いのはデフォルトで「ダブルタップ+ドラッグ」が無効化されていた(有効にする方法はこちら:Lionでダブルタップでドラッグを有効にする方法 – MacBookの小部屋で紹介されてます。)こと、それとブラウザの前のページ、先のページへの移動ジェスチャーがこれまたデフォルトでオフ。こちらもLionで3本指スワイプによるブラウザの戻る&進むなどを有効にする方法(追記) – MacBookの小部屋で解決方法が提示されていますが、この辺の変更は最初かなりとまどいます。

3. AppStoreに登録されていないアプリが結構多い (Lionに限った話じゃないけど)

OSの再セットアップ後はAppStoreからアプリのインストールを行えばいいや、と思っていたが、結構登録されていないアプリが多いのね。Google Chromeや、動画再生のVLCはAppStoreには登録されておらず、愛用していたSmultronというテキストエディタも最新版は有料になっていて、困っていたが、以前通りウェブサイトからDLする分には以前のフリーのバージョンのものもDL可能で、今はそれを使ってこの文章を書いております。

とりあえずざっと使って目についた部分は以上の三つ。他、細かい部分では

・Finderのアイコンがなんかちょっと雑な感じの絵になってUbuntuのファイルマネージャか?というような感じになった。

・電源ボタンを押してからログイン画面までの間のアップルマークが微妙にエンボス仕上げになっている

・FinderのデフォルトではMacのHDDがサイドバーに表示されない。違和感があるが、これはサイドバーの表示アイコンの設定で表示可能。

というわけでちょっと新しい操作方法になれていないのもあって今はまだLionの操作性については???という感想が多いデス。