悪魔の毒々モンスター東京へ行く 2011年04月01日

さあて、3月が開けて4月。タイはソンクランという連休シーズンに入ってきました。さらに先日まで4月を目前としているとは思えないような気温だったのが、急にまた暑くなりだしてやっと本格的にソンクラン気候になってきました。

さて、そんな中、まだまだTromaネタが続きます。今回観たのは、「悪魔の毒々モンスター 東京へ行く」(原題・The Toxic Avenger Part2)でございます。この辺は、80年代にも結構話題になっていたので知ってる人も多いと思われますが、以下、Wikiやネット上のレビューなど。

The Toxic Avenger Part 2
最低映画館~悪魔の毒々モンスター
悪魔の毒々モンスター 東京へ行く◇安岡力也、第2の封印。 | 社会の窓からこんにちわ
悪魔の毒々モンスター 東京へ行く
← 注意!ネタバレ。

まあ、皆さんご丁寧にストーリーの解説をしてくれているので今更、という感もあるがとりあえず書かして頂きます。まずホラー映画の必要不可欠な3大要素として、

「恐怖」「エロ」「笑い」

があります。これはどんなホラー映画でも押さえておくべき点で、通常のホラー映画はだいたいこの要素の割合が「恐怖」:90、「エロ」:5、「笑い」:5ぐらいであって「恐怖や残酷」シーンの中で「エロ」を小出しにして男性視聴者の目を釘付けにしておいたり、緩急をつけるために合間に「笑い」を挟んだりする。だがシリーズ化するホラー映画というのは「恐怖」だけで間が持たなくなってくるのだろうか、「恐怖」の大デフレ状態に陥る。その減少した「恐怖」の代わりを埋めるのがほとんど「笑い」である。「エロ」も若干多めになったりするがあまり変わらず「笑い」の要素が大きくなる。シリーズ化されるホラー映画はまず間違いなくこうなる。

で、この悪魔の毒々モンスターパート2も同じであります。もうホラー描写よりもネタがメインになっております。


上のビデオでもありますが、有名?な関根勤の「ちぇーーーーーー!!!!」シーン。


Toxieが銭湯で悪役を沈めてしゃぶしゃぶを作る。ちゃんとサービスカットで若い女の子を入浴客として配置している。


魚にコカインを詰めて密輸したり、白人奴隷売買やら、自身がスモウレスラーになったりする安岡力也。ホタテマンといい、この人は懐が深いですな。しかし、この写真かっこいいな。


永井豪とモテル佃煮について話をしているところに、Toxieがしばいて、全裸になった敵の女性が倒れ込んできてウハウハになる関根勤。凄いわかりやすい前張り。


それに目を奪われて手元を全く見てない魚屋の兄ちゃん。力也先生はこいつに魚と間違えられてさばかれてしまう。

うーん解説するのがアホらしくなってくる。。。まあ佳作ですな。日本ロケと、80年代の関根勤、安岡力也が見れるという点でポイントが高いだけであまりいいとこなし。ヒロインの女の子も中途半端な安っぽさだなと思ってたら80年代に活躍してたAV女優だった。。。

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