Ten Ragas to a Disco Beat : Charanjito Singh 2015年07月10日

つい数日前に自分のTwitterのタイムラインに流れてきたツイートの一つがこれ。

何これ?Acid Houseって書いてるけどCharanjit Singhってインド系の名前っぽい。。。Chicago在住のインド人??どういうこと?Acid HouseならTraxでPierreとかそのへんじゃないのかと思うのですが。。。

Acid house – Wikipedia, the free encyclopedia

ところがそれよりも数年早くこんな方がインドに居てたんですな。

Charanjit Singh (musician) – Wikipedia, the free encyclopedia

もともとはボリウッド映画の音楽制作をやってるような人だったぽいけど、1982年にTB-303, TR-808, Jupiter-8を用いてインドの古典音楽を電気ビート音楽に焼き直した「Ten Ragas to a Disco Beat」というアルバムをリリースしていてそれが1987年のPhutureのAcid Tracksよりも5年も早いぜ!と話のネタになっていた模様。

AppleのiTunes Storeで売っていたので早速聞いてみましたが、まあ確かにAcid House的な。。。という感じではあります。TB-303 meets Indian classical ragaって感じですな。それほど驚きって要素はないですが、1982年早々にこんなことやってるインド人が居たってのも面白いところです。ただ今月にお亡くなりになったそうで合掌。その存在を知ることになりましたがこれ以降新たなリリースはないのは残念です。

Ten Ragas to a Disco Beat
Ten Ragas to a Disco Beat

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