桜の国の散る中を 2014年03月29日


↑ 香里園の駅ホームから。

今回の日本への一時帰国は妹の結婚式があったからであります。

3月30日っていい時期にやるなあ、桜の満開の時期に合わせてスケジュールしてんのかな?などと思っていたんですわ。そしたら単純に4月1日から消費税が増税になるので駆け込みで式上げてしまえ!ってな理由らしいです。ああ、なるほど。かなり現実的な理由なのね。

それはさておき、実際に日本に帰って来て桜の花の咲く様子を眺めているとやっぱり心和むものがありますな。


↑ こちら東京は柴又、帝釈天裏の江戸川河川敷。

帰国当日の日ってめちゃくちゃ寒くて、あんまり気温を気にせずTシャツ一枚で帰ってきたアホな僕は空港の外に出た途端に「うわ、なんじゃこりゃ!はよバス乗ろ!」とバス乗り場に駆け込んだものの、たった10分前に行ってしまったバスが午前最後で次まで3時間も待たないといけないというなんという荒行。ジャスト20kgまで詰め込んだ馬鹿でかいスーツケース持って南海電車、地下鉄、京阪、タクシーと乗り継ぎながらなんとか実家の寝屋川まで帰ったのでした。


↑ 香里園駅前の街中にて。

その日は寝る前なんかもめっちゃ寒くて寝間着に着替えて布団に入るまでガタガタ震えながら駆け込んだんですが、次のお昼間から一変。お日様が登る頃には割とポカポカした陽気に溢れて結婚式に備えてシャツや靴などの買い物にスクーターで街をうろついていて目にする桜の花に見とれていたりしてました。


↑ こちらも香里園駅前の街中。

タイでは久しく忘れておりましたが、あの寂しく寒い冬が明けて、陽気と淡い柔らかな色彩で街を包む桜を眺めるこの感覚が日本人のソウルなんでしょう。個人的に割りかし天邪鬼で日本のカルチャーとか大嫌いなんですが、これには参った。ノックアウト。桜は綺麗だねえ。

というわけで約7年ぶりに目にする桜の花をしばし堪能しておりました。


↑ こちらも香里園駅ホームから。

ちなみにタイトルは桜に関連してふと思い出した友川かずきのアルバムタイトル/タイトル曲です。よくよく考えたらこのアルバム、僕はまだ聞いたことなかったんでした。Amazonでも廃盤で取り扱ってないですな。Youtubeに上がっていたので貼り付けてみますが、全然心和むようなものではありません。。。すごい曲ですが。。。