ต้มจับฉ่าย トムチャプチャーイ 2013年01月28日

ต้มจับฉ่าย
“ต้มจับฉ่าย” pic by isriya

タイに来た当時からぶっかけ飯屋(作り置きのおかずをバットにいっぱい並べてて、欲しいものを指差すと皿に盛ったご飯の上に乗っけてくれるスタイルの飯屋)でちょくちょく見かけて食べていた菜っ葉の煮た奴。全然辛くないのでたまに辛いのに疲れた時にこんなのを飯の上にぶっかけて食っていたが名前が全くわからなかった。

実に地味な料理なので今の今まで気に止めることもほとんどなかったけど、この前行った近くの注文屋台(こちらはお客さんが来て注文を受けてから料理を作るパターンの飯屋。当然こちらのほうが熱々の料理が出てくるけど、昼飯時などは待つのがめんどくさくて避けたりする。タイ飯は動物性の油脂をほとんど使わないので冷めてもうまいものがほとんど)の軒先でこれが煮てあったので思い出して

「これ、何て言うの?」
「チャプチャーイ、トムチャプチャーイだよ」

とのことでタイに来て6年来、初めて料理の名前が解った。ちゃんと「チャプチャーイ」でググったらそれなりに日本語の記事が出てくるんだが、料理の名前が分かるまでは全くこの名前にウェブなどで遭遇することはなかった。地味な料理で日本人にもあまり記憶されない料理なんだろう。知り合いの日本人からもこの料理名を今まで全く聞いたことがないと思う。

味はちょっと中華系っぽい感じで、微かに中華スパイスの香りがする。カイパローとかの、あの八角の香りが薄っすらするので中華料理が源流なのだと思ってた。のではありますが、

この動画を見てみるとスパイスらしきものは何も入れていない。。。あらら自分の鼻は多少自信があったつもりだけどがっつり外れるとは。微かにしたスパイス臭はカナー(ケール)から来るものなのかな?野菜がメインのメニューではありますが、豚の三枚肉やオイスターソースなども入って全然ベジタリアン料理じゃない。肉をフェイクミートに変えてオイスターソース抜いて代わりに椎茸で味にコク出してやれば若干淡白になりそうだけど完全ベジチャプチャーイも作れるんじゃないかな。また家で一度作ってみるか。。