石鹸なし行水を続けて 2014年10月14日

Shower Head Water Drops 7-26-09 1
“Shower Head Water Drops 7-26-09 1 by Steven Depolo, on Flickr”

先のブログエントリで書いたように「もしかしたら石鹸っていらないんじゃないの?」と思って石鹸をまったく使わずにシャワーだけ浴びる行水ウィークを作って試してみました。ちょっとその感想を。

良い点

・髪にいい具合に脂が乗って全然パサパサしない
髪が一番状態がよくなってきたような気がする。確かに風呂上がりの髪の毛のシャンプーした時のようにキュッキュッとした清潔な感触がないのはちょっともの寂しい感じはあるが、皮脂というナチュラルな保湿クリームが髪に乗っていつでも髪の毛がしっとりしてるのはいい。これで頭頂部の少し薄くなった部分の頭皮も息を吹き返して熱帯雨林のように髪の毛が生い茂ってくれないものだろうか。

・肌も自分の皮脂が流れ切っていかないからさらさらしてて乾燥しない
水分と脂のバランスがよく皮膚の上に載っているから乾燥しにくく、べとつくわけでもなく、感触のよいさらっとした感じでカサカサした肌荒れはない。

・石鹸使わない期間が長いと体臭が目立ってくるかと思ったがそうでもない
全然、体臭は目立たないですな。石鹸使わなくても大丈夫みたい。不思議なのは今まで結構自分は足が蒸れると臭かったんだが、石鹸使わなくなってから会社の革靴を1日中履いていても足が逆に臭わなくなった。今まで石鹸が匂いを押さえる益菌を殺していたということか?

・シャワー後のさっぱり感もそんなに問題ない。水浴びだけで十分さっぱりする。
石鹸使わないと爽やかな香りもなく、洗い流した後の肌のキュッキュッとした清潔感のある感触がないのでなんか中途半端かな、と思っていたが、十分な水量の水を浴びると体の汚れや多すぎる脂はちゃんと流れる模様。

・めちゃくちゃ早風呂になった。
水浴びしながら体をざっとこするぐらいだから洗い流すものもなく非常に簡単。早い。

悪い点

・風呂上がりの爽快感があまり長続きしない
風呂あがりはちゃんと爽快感があるんだが、タイの場合昼間とか暑いから汗がにじんでくるとすぐにそういった爽快感がふっとんで汗々した感じになり長続きしない。逆にそのおかげで1日に2,3回は行水しようと思うようになるからいいのかもしれないが。

・なんか多少皮膚に垢が溜まっていってる感がしないでもない
毎回身体中の脂を洗い流していた時と比べると若干さっぱり感が落ちる、その感じが垢が溜まっていってるような感覚になる。いや、感覚だけじゃなくてホントに垢の層が出来ていってるのかもしれない。でもまあ匂いもせず肌の感じも問題なければこれが本来の状態なのかもしれんと自分に言い聞かしている。

・顔にニキビができた
これはもしかしたら最近チーズの塊(バンコクは白人もいっぱい住んでるのでスーパーでエメンタールとか、ゴーダとか、チェダーとか至るところで売っているので食う機会が多くなる)を買って食いまくってたから、脂が溢れてニキビになったのかもしれない。でも顔の脂は多少乗り過ぎのような気がするから1週間に一回ぐらいは石鹸で洗顔してもいいかもしれない。

てな感じで総じてはいい方向だと思うのでそのまま続けます。シャンプーや石鹸買わなくていいというのも経済的にもいいし、なによりめんどくさくない。簡単。水だけ。水道だけあれば風呂は入れるんだから。これだけ生活単純化できるのはいいことだと思います。。。