Sony NEX-6 今んとこ一番愛用カメラ 2014年07月21日

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↑ 標準ズーム装着。

最初にNikonの一眼レフを購入していろいろと写真を始めましたが、会社に行くときもちゃんとした画質で撮れるカメラを持ち歩きたいなと考えてSonyのNEX-C3を購入。しかし、その後持ちやすさや扱いやすさなどに多少なりとも不満が出て、今は最終的にNEX-6を持っております。

NEX-C3と違ってグリップの作りが良くてかなりホールド性がいいし、そのおかげでオールドレンズなどをマウントアダプタ介して使う時なんかも全然安定して持てる。昔のフィルムカメラ用のフルサイズレンズは鉄の塊で結構重い。NEX-C3では持ちにくいのであります。

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↑ Nikkor 50mm f1.4 AF-Dを付ける。これぐらいの単焦点が一番しっくりくる。

NEX共通でバリアングルな液晶も付いてきて、ローアングル撮影なんかも苦もなくできるし、NEX-6の最大の特徴であるEVF(Electric View Finder)がこれまたよい。買った初日はEVFのぞいていろいろ写真を撮ってたらEVF酔いしてしまったがすぐ慣れた。これがあると日曜日の午前中のような日の高い時に液晶が見えなくて、撮影時に詳細が見えない、なんてこともなくていいし、撮影後も撮った写真の確認をEVFで出来る。これは通常の一眼レフのOVF(Optical View Finder)、ミラーを使ったビューファインダーでも出来ないEVFのメリットだ。

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↑ バリアングル液晶とEVF。

そしてなんと言っても軽く、コンパクトでコンデジみたいにポケットには入らないものの、カメラ屋で貰ったクッション入りの巾着袋に放り込んで出勤用のカバンに放り込んでおける。APS-CサイズのCMOSセンサーなんで写りは通常のデジタル一眼となんら変わらない。

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↑ APS-Cサイズのイメージセンサ。画質十分。

なんでここまで来ると本当に文句が出ない。カメラ本体には満足なんであります。後はレンズなんだけど、レンズはまだそんなに本数が出ていないが、先にも言ったようにカメラ本体がコンパクトでレンズのマウント面からCMOSセンサーまでの長さであるフランジバックが短いため、NEXのフランジバックよりも長いマウント規格のレンズはアダプタ介して大概なんでも付けられる。Nikonの単焦点レンズやズームレンズ、広角レンズなども使うことができる(ただし、フィルム時代のズームレンズなどは重すぎてNEX-6のグリップでも構えるのがなかなかつらい)。つい先日も送料込みで3000円ぐらいで落札できたので SMC Takumar 55mm f1.8という50年も前に設計・製造されたフィルムカメラ用単焦点レンズを購入して、それに合わせてM42 > NEX E-mountのマウントアダプタも買ってしまった。

個人的に僕は特にデジタル系のものだが日本のメーカーのプロダクトを信用していない。日本のデジタルプロダクトはグローバルのスタンダードや流行りに全然キャッチアップしてイケてないからだけど、ちょっとNEXだけは違うなあ。これは気に入ってしまった。「電気屋のカメラなんて。。。」という感じもなくもないけど、それでも使いやすい。良いカメラだと思う。

というわけでつらつらとNEX-6について書いてきましたが、後は本体の耐久性ですな。やっぱり通常のデジタル一眼は筐体も屈強に作ってあるみたいでがっしりしてるが、ミラーレスであるNEXはコンデジに近い雰囲気である。旅行などで外へ持って出た時、ぶつける、雨濡れ、カバンの中での振動などで壊れやしないかと心配。とはいえそれが理由で持ち出しに躊躇するのも本末転倒なので、やっぱり壊れようが何しようが外へ持ちだして写真を撮るのであります。

ちょっとしばらくは手持ちのレンズのポテンシャルを活かしきれるようにガンガン撮りまくって、RAW現像も数をこなして思い通りに使いこなせるよう修行ですな。

1〜2週間はNikonの50mm f1.4のAF-Dレンズをつけっぱなしにしてこのレンズ一本、という制限の中でどう撮っていくかを練習していきたいと思います。

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