新しい10年ものパスポートを手にして思うこと −前編− 2014年01月08日

所持していたパスポートの有効期限が今年の7月までだったため、半年を切るといろいろビザや入国審査の際にその国の規則に引っかかる可能性が出て来たのでパスポートを更新しました。

月曜日に在バンコク日本大使館で10年パスポートの切り替え申請を行って交付まで4日要して木曜日受け取り。5960THB。高っけえなあと思っていたが日本で申請しても新規で16000円。だいたい似たようなもんか。

そして初のICチップ入りのパスポートを受け取ってきました。

今までのパスポートで使っていた写真が2004年当初夏の暑い日にめっちゃ急いで3分証明写真で撮ったもので、まるで水死体みたいにドヨンとした表情をしている。パスポートの写真って10年、もしくは最低5年はずっとその写真と付き合っていかないといけないので写真選びは大事だと思ってはや10年、やっと切り替えの時が来た。今回の写真は中々いいものです。会社のHuman Resourceの部署のスタッフが様々なVISA手続きのために自分達で写真撮って用意してくれるんだが、今回すごくいい写真を用意してくれました。この写真なら10年一緒ってのもOK。やっぱ証明写真は微笑みバージョンでないといけないね。

サインも今回一筆書きの漢字ベースの非常に簡単なサインに変更。これでVISA申請の際の山ほどのサインもかなり楽になる。

そして今まで保持していたパスポートは小さなパンチ穴で“VOID”と穴を開けられて無効化したうえで返却されました。

思えばこのパスポートを手にした瞬間からちょっと人生の針が振れたような気がします。2004年、1975年生れだから29歳になるまで一歩も海外に踏み出したことのない僕に一緒にベトナムに旅行に行きたいと当時の彼女が促してくれてこのパスポートを取り、その後のベトナム旅行で異国で旅する、異国で生活する魅力に取り憑かれ、2006年のアジア周遊、バンコクで就職、定住と大きく生活環境が変化したこの10年ずっと一緒だったのがこのパスポート。古いパスポートを眺めながらしみじみしつつ、真新しいパスポートを見つめながら、さあ、このパスポートにどんなスタンプを押していこうと気分がウキウキします。

そう、前のパスポートを手にして二年後2006年にもうそろそろ30歳でちょっとこの区切りの歳に大きな変化が欲しくて会社辞めて長期海外旅行に出たんですが、今回パスポートが切れるということはまたほぼ10年が立って40歳がもうすぐそこに見えてるんです。

最近いろいろ思うのはやっぱり40を一区切りに今務めている会社を一旦やめようかということ。。。 30歳の時のような強力な人生のハードリセットを一度かけてみようかなとも思います。。。で、それが何故にパスポートと関係するかというと。。。

<後編へ続く>