The Best of The Three Degrees 2015年01月16日

僕が好きな音楽の胸キュン系、フィリー・ソウル、Salsoul系ですが、久しぶりにiTunes Storeでこれ系を買いました。

Best of
Best of

posted with amazlet at 15.01.16
Three Degrees
Sony UK (2010-12-14)
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Three Degrees。Philadelphia Internationalの看板トリオのお姉ちゃんたちでございます。”Love is The Message”は彼女らのボーカルなんだけど今までThree Degreesのアルバムってちゃんと聞いたことがなかったから改めて聞いてみようと思ってちゃんと買って聞いてみた。

もう頭から尻までずーっとあの甘いフィリー・ソウルの音、メロディが満載。しかし、Three Degreesってフィリー・ソウル界隈のええところによく出てくるけど実際にはプロデューサーの子飼いユニットで「俺の言うことちゃんと聞いて歌ってれば売れるんやから、黙ってやれ!」てパターンでしょうな。本人らはほとんどボーカルという楽器を演奏する演者で単純にアイコンとして居るだけなんでしょうな。基本的にはGamble & Huffで知られるKenneth GambleとLeon Huffの音楽プロジェクトなんでしょう。

と思ってたらこのベスト盤の1曲めの”When Will I See You”はちゃんとThree Degreesの名義で米国シングルチャート2位、英国シングルチャート1位まで売れた大ヒット曲なんですな。小学校上がるか上がらないかぐらいにテレビの洋画案内なんかでもうブームも終焉に近いディスコミュージックを目を輝かせながら聞いていた世代なので1974年とかの空気感をリアルタイムで知るわけもないんですが、70年代のアメリカのテレビの影に消えていきそうな派手なだけであまり記憶に残らない彼女らのルックスの割にちゃんと売れていたということで安心しました(大きなお世話か。。)。

一番上の動画はyoutubeでいろいろ動画探してみましたが、口パクや多分後からレコードの音源を被せた映像ばかりの中で唯一生で歌ってる映像があったので。こういうフィリー・ソウル、ディスコ系って白人にもウケるようにかなり黒人音楽の濃い部分は薄めてレコード作ってあるけど、彼女らもノッてくると濃い部分が顔をのぞかし始めてて楽しそう。歌もちゃんとうまいですな。

Youtubeの動画の下に Valerie Holiday / Sheila Ferguson / Fayette Pinkney って書いてあるけどFayette Pinkneyは多分この人じゃないよね。しかし最初真ん中で歌ってるValerie Holidayは若いころの中島知子によう似とるなあ。。。