簡単で旨い自炊飯 ホイル焼き 2015年05月01日

鮭としめじともやしのホイル焼き
“鮭としめじともやしのホイル焼き by ひぃ, on Flickr”

先日、ふと気が向いてKFCでチキンが食いたくなった。炭水化物でなくタンパク質だからまあいいかと思ったら骨なしチキンのCrispy Stripの6本セットがあってそれを食った。そしたらなんか簡単にファーストフード化調指向に傾いてしまって、次の日もまた食いたくなった。

あ、このまま中途半端にしてたらまたファーストフードばっか食うようになるなと思って、がっつり食った。腹一杯になるまで。そしたらその日の晩にゲップするたびにKFCの臭いで吐きそうになり。嫌になってまたいつもの食生活に戻りました。

最近はこんな行動も稀になり、ファーストフードも外食もそれほどしなくなった。自炊率がかなり上がり、いろいろとマンネリ化しないように考えて作っているが、そんな中でこれはアタリだという自炊向け料理が上記の写真にあるように、

ホイル焼き – Wikipedia

これ、簡単で、かなり自然食に近く、めちゃくちゃうまい。Wikiに書いてあるように難しいことは何もなく、適当な野菜を適当な大きさに切って、僕の場合は鶏の胸肉を一人一枚分、厚いので切込を入れながらひいてトマトやら玉ねぎやらしめじやらを入れて黒胡椒を挽いて入れて、シーイウカーオ(タイなのでこれが醤油代わり)をちょっと多めにふりかけて下ごしえ完了。ホイルを適当に包みます。

フライパンにホイル焼きを置いて、水をホイル焼きの中に入らないぐらいの量で入れて焦げないように中火ぐらい(うちはIHだけど)で生焼けにならんよう20分強の蒸し焼き。途中水が全部蒸発してしまうので焦げないように注意。水を足しながらの20分。

これだけで、化学調味料をほとんど使わず(残念ながらタイのシーイウカーオは化学調味料が入っているので全く使わず、というところまではいかない)に優しい味でコクのあるホイル焼きができる。蒸し焼きなので多少加熱の時間が長すぎてもそれほど鶏肉がパサパサにはならないので火加減がわからなくても失敗が少ない。

多分、上記に唐辛子とマナオ(タイのライム)を入れるとトムヤムよりのホイル焼き、もしくは、シーイウカーオをかけるのではなくタイのレッドカレーやグリーンカレーのスープをかければタイカレー式ホイル焼きもできるはず。普通のホイル焼きは何回か作ってて安定してきてるので次回はこのへんのタイ式ホイル焼きでも作ってみます。

ต้มจับจาย トムチャプチャーイを自炊して作ってみる 2015年03月25日


↑ いつものFoodTravel.tv。

晩飯どうしよう?と彼女と話していて「ต้มจับจาย トムチャプチャーイが食いたい」と言われて「じゃあ一回自炊してみるか」とやってみました。いつもどおり、ググったり、YoutubeでFoodTravel.tvのレシピ動画見ながら勉強。

最初チャプチャーイを食った時は実に中華風な香りで八角などの中華スパイスがしっかりと入った味付けを想像していたが、実際にはスパイスはパクチーの根と粒胡椒、にんにくぐらいしか入れなくて、それ以外はシーイウカーオ、シーイウダム、などの醤油系の味付けをするだけのシンプルなもの。それもレシピによっては手順や味付けが異なり、王道のこれ!っていうものはないのかもしれない。

実際に作ってみてわかったけど、これは醤油系の香りと砂糖の甘さで葉物野菜の青臭さを丸くして食いやすくした感じの単純な野菜のごった煮であって、味付けはほとんどなく、このチャプチャーイのコアは葉物野菜であるクンチャーイやカナー(ケール)みたいなちょっと青臭い葉物野菜の香りと醤油を味付けではなく香り付けとして使って、味に関しては若干の塩味と野菜から出る甘み、旨みで完成するシンプル料理だと思う。

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今回、初めて作ったので調味料の量が感覚的に掴めてなくて出来上がりが超真っ黒になってしまった。これ、伊勢うどんか?みたいな感じになった。シーイウダムを入れすぎて色が強いんだな。もっともっと次回は少なく入れて問題ないだろうし、味も薄めに作っても全然おいしく食べれるだろうということは想像できる。

ポトフのWikiを見てみると、単純な野菜や肉のごった煮的な料理はフライドチキンのごとく各国に存在するみたい。冷蔵庫がない時代に食べ物が手に入ってもすぐに傷んだり、すぐに傷むが故に凝った料理をしようにも材料が揃わない、便利な調理器具もないから適当な鍋と鉄板ぐらいしか家庭に調理器具がなかった頃に、ポトフやこのチャプチャーイみたいな材料を簡単にざっくり切って、適当な調味料で味付けして長時間煮込む料理は非常に重宝されたはず。しかも多少傷んだ食材でも煮込み料理は360℃から熱を加えて完全に雑菌などを殺菌し、お腹を壊すリスクもかなり低くできる料理でいいことだらけなんだろう。

炭水化物が人類を滅ぼす、という理論でいけば人間が昔から食べてきたこういう自然の摂理にあった食事というのは体にも優しいのではないかと思う次第。ただ、チャプチャーイのWikiでは中華系飯屋のあまりものの野菜で作ったまかない料理が発祥と思われる、と書いてあるからそんなこととは無関係かもしれない。。

餃子の皮が分厚いの 2014年11月02日

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何気なくウェブを見ていたら、うまそうな餃子の写真があり、久しぶりに餃子が食いたくなった。職場近くの老山東という中華料理のレストランなどで食うのもいいんだけど、久しぶりに自炊で作るのもいいかと思ってやってみた。

バンコクでは結構前からちゃんと餃子の皮は売っていた。それも日本人がよく行くフジスーパーマーケットだけでなく地元のtopsというスーパーでも売ってるのだ。

餃子の中の餡に関しては、豚肉、白菜、ニラ、ニンニク、生姜など、別にこっちでも普通に流通してる食材なので何も問題なく手に入る。なので普通にスーパーで食材を買い込み自宅に戻った。

餡を仕込んでいる時などは全く気づかなかったのだが餃子の皮のパッケージをみると何気にかなりカロリーが高い。

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35gで100kcal。餃子の皮のパッケージ一つで130gあるので4倍の400kcalもあるのだ。今回はこれを2つ買い込んできたので餃子の皮だけで800kcalにもなってしまう。見てみると普通に日本で使っていた餃子の皮よりもかなり分厚い。これは小麦粉の摂取量が増えてカロリーがかさむわけだ。

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実際に出来た餃子はこんな感じで見た目悪くはないんだけど、食ってみると予想通り皮が重たくかなり腹に響く。一個一個のボリューム感が出てタイ人にはこういうのが受けるんだろうか?

ノーカーブダイエットを継続中の身としては、これだけ炭水化物の摂取量が多い餃子はちょっと厳しいので、次回はこの皮は却下してノーカーブな餃子、さっと湯通しして柔らかくしたレタスに餡を包んで、蒸し器で蒸し餃子にするレタス餃子を作ろうかと思います。これなら安心して食えますなぁ。

ググってみると幾つか完成品の写真とかも出て来て、やっぱりおなじようなアイデアで実際作ってる人も居るんだなあと感心。次回チャレンジじゃ。

久々に紙の本をスキャンしてPDF化しました。 2014年09月27日

最後に追加した項目-317

久々に紙の本をスキャンしてPDF化しました。

2012年に初めて書籍自炊用のscansnapを買ってその年はかなりの冊数をスキャンしたが、2012年半ばに楽天のkoboがサービスイン、暮れにアマゾンのkindleがサービスインして以降、バンコクにいてもかなり気軽に日本語書籍を気軽に買えるようになったので、目に見えてscansnapの使用頻度は減っていった。

それでもやっぱり紙の本でしかリラースされない本も当然あるわけで、今回みやさんがバンコクに来るというので3冊ほど紙の本を購入して持ってきて貰った。

久しぶりに引っ張り出したscansnapだけど、ゴムで出来てる部品の劣化もなく、全く紙詰まりなし、二重紙送りなどなく完璧にスキャンが完了。

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この紙の本が手作業を経てiPhoneの画面に現れるこの感覚、本来めんどくさいだけの作業なんだけど久しぶりにやるといいねえ。自分の作業はなんらすごいところはなく、scansnapの性能がいいからなんだけど、大きな紙面をスキャンしてiPhoneの小さな画面で見るととても精細にスキャンできているように見えて嬉しい。これからも多分どんどん機会が減っていくであろう、アナログ > デジタルの変換作業を味わいました。

上のマクロビオティック健康法の本なんかは古本で買った。かなり古い本ですな。前からそうだったんだけど、結構古い本の、虫食ってそうな紙の匂いが苦手だった。その辺もスキャンしてデジタル化した本なら気にならなくていい。

さあて、またiPhoneで読んでいくとしますか。。iPhoneでの読書も画面サイズとかあんまり気にならないですが、さすがにこれで4時間も5時間も本を読んでいるとさすがに疲れ目になりますな。

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Kindle Voyageはe-inkディスプレイの解像度が上がるから。。 2014年09月26日

Paperback Book vs. Amazon Kindle
“Paperback Book vs. Amazon Kindle by Megan Trace, on Flickr”

最近発表されたKindle Voyageというデバイス、e-inkディスプレイのKindleなので白黒で電子書籍を読めるという以上の機能はないんだが、e-inkディスプレイがより高解像度のものに置き換わり、300ppiになるという。

iPhone4〜5sのRetinaディスプレイで326ppiとなっているからRetinaにはだいぶ近づいてきている。高解像度を自慢とするなら、個人的にはあれが出来るかどうかが興味がわく。あれというのは自炊PDFの表示。当然の事ながら今僕が持っているKindle Paperwhiteでも自炊PDFの表示はできる。ただ、「問題なく」というレベルかどうかというとこれはまだまだ問題あり。

Kindle Paperwhiteに自炊PDFをコピーして端末で見ようとしても、本ごとにページのサイズの違う本が端末の解像度に合わせて縮小/拡大されて表示されるんだが、これが解像度か縮小/拡大表示後のレンダリングを行うソフトウェアが悪いのかわからないが(個人的にはソフトウェアだと思うが)、文字の表示などがかすれたりして非常に見にくい。だからKindle PaperwhiteではKindle本線用の読書端末となってしまう。Kindleで購入した本に関しては現状のKindle Paperwhiteで解像度に関しても何も問題はない。堅牢な作りのケースとのコンビネーションはすばらしくて金出してわざわざ後発のKindleを買おうとも思わないのである。

ただ、現状自炊PDFを読むにはKindle Paperwhiteでは読みにくいのでiPhone5sかWindows8.1タブレットで読んでる状態。これがKindleで両方読めるとまた一個持ち物が減ってうれしいのです。

ただ、Amazonのページ見ても自炊PDFの事も詳しく書いてないし(Kindle本売るのが本命のAmazon自身で書くわきゃあないか??)、ソフトウェアが新しくなったとか新機能とかはかかれていないし、解像度よくなっても自炊PDFの表示プロセスは相変わらず文字がギザギザだったりかすれたりしたままになるかもしれない。

わからないから様子見なんだが、この点が非常に興味ありです。ディスプレイの改善とともにそういった機能の向上も実現されるのか??はよ発売して誰かがレビューしてくれるの待ちで、その辺をはっきりさせたいところであります。

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