遅発性アレルギーIgGテストキットをネットで注文、バンコクまで到着 2017年07月31日

IgG test kit 3

この5年間でなんだかだいぶ胃腸が弱ってきている感じがあって、こういった不調を食べ物等を変えることで改善させることが可能なのか調べたくて遅発性アレルギーのテストキットを買ってみた。

3人に2人が発症「遅発性アレルギー」とは | CATALYST

日本だとアマゾンでも販売しているアンブロシアという会社が日本の正規代理店として販売しているIgGのテストキットがなかなか評判が高いみたいだけど、タイ国内では売っていない模様。タイ国内でIgGテストを行っているクリニックなどもさらっと探してみたけど、タイ語オンリーのサイトで、かつ価格も書いてないところばっかりだったのでやはりアメリカからキットを取り寄せようと思った次第。

食物アレルギー|遅延型フードアレルギー|アンブロシア株式会社│検査メニュー1

かと言って、医薬品ではないにしても医療関連の品を個人で購入してタイに送れるのかどうかもはっきりしない状況で購入トライアル。日本ではそこそこ評判の高いUS BioTek社のテストキットはサイトを見る限り個人では購入できずどうも、資格を持った医療関係者(どういう資格か細かいところまでは全然理解できないが)でないと発注できないようになっている模様。

なので他を探すとGreat Plains Laboratryというところが個人向けにキットを販売している模様。普通に病院の採血みたいにシリンダーに何mlも血液を採取して送付するモノと、血糖値測定のようにランセット(針)で指をチクッと突いてぷっくりと血を出してそれをシートに吸わせて乾燥させて送るものがあるようだけど、素人が自分で採取して送れるのは後者の乾燥血液の方式のモノのみのようです。ま、当然ですな。

IgGの食物アレルギーテスト+カンジダ – グレートプレーンズ研究所株式会社

で、とりあえずその “IgG Asian Food Allergy Test w/ Candida – DBS” を選択。アジア人のよく摂取する食品がテスト項目に多く入ってるモノです。キットが239USDで、

igg_allergy_test_kit_price

FedExを使うキットの送付、返送の送料が79.68USDの合計318.68USD。まあ医療関連品としたら安いほうか。ただし、これが通関でストップがかかって「通関申請書、許可証出せ」と言われると当然そんなもの何もないので、どうしようもなくて絶望の末に泣くしかない。そんなの調べてから買えよ、と言われるかもしれないが、英語ならともかくタイ語で医療関連のネット記事を読み漁ってその辺を調べるのはめちゃくちゃ骨の折れる作業なのでついに「えいや!」で玉砕覚悟で発注した次第。

で、結果ですが、ちゃんと到着しました。

6月28日の深夜に発注して、29日から発送作業を開始したようで、FedExで荷物の追跡をできるようになったのが31日から。8月3日に到着予定ということでした。そして以下が全過程。

transition

カンサスの研究所からテネシーのメンフィス、アラスカのアンカレッジ、中国の広州を経てタイに到着、 “Package available for clearance” というタイミング、 “International shipment release – Import” のあたりが通関の過程のはずなのでこの辺でドキドキしながら待つことしばし。その後に “At local FedEx facility” の項目が表示されたタイミングでガッツポーズ!

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こんなのが届きました。ちゃんと商品価値は0.50USD、中身もアレルギーテストキットとさらっと書いてある。まあ、これなら何も気に止めず通関できるかな。血液採取後の解析は確かに金かかるけど、このキット自体の価値は0.5USDとか1.0USDとかそんなものでもウソではないだろう。

IgG test kit 2
↑ このシートの5つの点線の円の中に血液をたっぷり染み込ませて乾燥させた後に48時間以内にFedExで発送。この紙の裏まで血液が染みるぐらいに血液を付けると書いてあるが、結構量があるなあとビビってます。

IgG test kit 5
↑ 説明書も同梱。

IgG test kit 6
↑ 返送用の封筒や、送付状も全部付いてくる。

IgG test kit 7

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↑ 小さな封筒に折りたたんでひとつにまとまって入ってました。

というわけで血液採取、送付してみます。結果はまたここに掲載させて頂きたいと思いまーす。

IgG 96 スタンダード・フード・パネル[日本]
アンブロシア株式会社
売り上げランキング: 7,962

↑ こちらは日本在住の方が個人で買えるIgGテストキット、アンブロシアーUS BioTekのもの。値段的にはだいたい一緒ですな。

タイの色彩感覚と日本の色彩感覚 2017年07月29日

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今年のSwensen’sのドリアンアイスクリームも食べてきました。去年まではトッピングでついてくるココナッツミルクで炊いたもち米が白かったが今年はきれいな紫色。

swensens_durian_icecream

これ、Swensen’sの看板に使われてるドリアンアイスクリームの画像ですが、めっちゃビビッドな紫色とドリアンの黄色で日本人的な色彩感覚からしたらちょっとドギツすぎる感。

この紫色はタイのアンチャンという花から絞った色素を使っている模様。ちなみにこのアンチャンという花はタイでは昔から使われてきた自然の着色料であり、糖尿病の抑制などの効能もあるハーブの類であります。僕も前に一度彼女が作ったこのアンチャンの花を使った青い米の話を書いております。

Dok Anchang

ข้าวน้ำดอกอัญชัน カオナームドークアンチャン 2013年07月23日 | 野暮天ワールドワイド・YABOTEN the Worldwide

何それ、青すぎる!タイのアンチエイジングな飲み物とは? – NAVER まとめ

パシっと目の冷める色彩ですな。

しかしタイ人がメリハリのある色彩や原色が好きだったりするのは、タイの自然の中で昔からこういう目を見張るような鮮やかな花がいっぱい咲いていたからでしょうな。

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↑ タイのお花ってのは色彩鮮やか。

日本人の場合は桜がやはり色彩感覚の中心になっていて鮮やかというより淡い色合いが昔から目に馴染んで今も好まれるのではないかという印象ですな。

五条川周辺の桜
↑ 日本の場合はこういうイメージですな。

今年も暑いタイのお昼間にアイスクリーム食いながらこんなこと考えておりました。。。

思い出したように食いたくなるトラチャイステーキハウスの洋食 2017年07月28日

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久しぶりに自宅近くのTrajaiレストランでチキンクリスピーの昼飯。ササミのフライなんだけど、余計な味付けがなく美味しい。もう4年も5年も前から食ってるけどお店も店のおやっさんも料理も何も変わらず安心。

一緒に出て来るパンとフレンチフライを食わなければ、コールスローのマヨとタルタル、パン粉で多少糖質はあるものの、脂質とささみ5本分のフライなのでタンパク質中心ないい食事なんじゃないかと。それほど混み合わないゲストハウス街にあるお店なのでだいたい旅行客の白人が客として多いんだけど、かと言って全然込み合わないのでいつでも安心して広々としたお店で食事ができます。

Trajai Steak House – Home | Facebook

セブンイレブンのアイスの冷蔵庫が。。。 2017年07月25日

Ice cream in 7-11

久しぶりにタイのセブンイレブンのアイスクリームの冷蔵庫を覗いてみてびっくりしたよ。1年ぐらい前まではユニリーバの系列のアイスクリームブランドWall’sのアイスクリームばっかだったと思うがガラッと内容が変わっていた。こんな品揃え比率になっているとは。

Share Happy – Wall’s Official Site

ウォールズ・アイスクリーム – Wikipedia

左はバニラモナカ、アイスクッキー、真ん中下段セブンティーンアイス、真ん中上段ジャイアントコーン、右はガリガリくん。

冷蔵庫の中だけ日本になっとるわ、って感じですな。確かにちょっと前にSNSやらでもグリコのアイスクリームが流行ってるみたいなことがいろいろ書かれてたから当然なんかもしれないけど、しかしあれだけWall’sばっかりやった冷蔵庫の中をここまで浸食してきたグリコがすごいということか。

これだけの人気を改めて目にしてびっくりしましたというお話でした。

interesting traffic
↑ タイのWall’sのバイク屋台。バンコク、郊外、ど田舎、どこでも見かける。

バンコクにてAirPodsを購入。思ってたより全然品質よし。 2017年07月24日

AirPods!

タイのほうにもAirPodsの供給が回ってきたのか、エンポリのショップでもAirPodsがズラッと並んでいたのでそのつもりもなかったのについ買ってしまった。

つい先日までタイの公式の価格は6,800バーツだったと思ったが何気に100バーツ価格があがってて6,900バーツ。

日本だと 16,800円 + 税 = 18,144円
タイ 6,900バーツ 税込 = 23,028円(2017年07月26日の公式レート)
自分が楽天のDebitカード使って購入した際の引き落とし金額 23,857円(レートから約830円差)

価格はこんな感じ。どちらにせよタイのほうが結構高めの設定になっている。

AirPods case ? Dental Fross case?
↑ 蚕の繭2つ分ぐらい?その辺のデンタルフロスのケースぐらいの大きさ?デンタルフロスの大きさ程度って考えるとイヤホン1組をホント無駄のないサイズまで落とし込んだいいケースです。

iPhoneとのペアリングはホントに簡単。AirPodsケースを開くとiPhoneで自動で検出されるので「Connect」のボタンをタップするだけ。

MacとはAirPodsケースの裏側のボタン押してBluetoothペアリングを先にしなければならない?とりあえずそうしたけど、最初どうやってiPhoneからMacへAirPodsの接続を切り替えるのかよくわからなかったが、スピーカーアイコンをクリックして音量ゲージまでマウスカーソルを移動させると、内蔵スピーカーやAirPodsを選んだりできる。

Androidでも使える。AndroidのBluetooth設定画面を開いてAirPodsのケースを開いて、後ろのボタンを長押ししてケースのLEDが白色で点滅し始めたらAndroidの設定画面でペアリング設定。通常のBluetoothのペアリング手順と変わらず使えます。

さて、中身はどんな構造?ってことでいつものiFixitのTeardown(分解)画像。そして比較のために有線のEarPodsのTeardown画像も。

AirPods Teardown – iFixit
↑ AirPodsのTeardown画像

Apple EarPods Teardown – iFixit
↑ EarPodsのTeardown画像

EarPodsのケーブルをなくした状態がAirPodsと言われてますがAirPodsのうどんみたいに耳から出てる棒状の部分はEarPodsよりも心持ち太くなってる印象。内部構造を見るとかなりEarPodsと比べて部品数が多いのと、それぞれのイヤホンのうどん部分にバッテリが入ってて比重がかなりありそうなのを考えると形状はEarPodsとそっくりでも音の印象がかなり変わるのは当然か。

他のサイトでは音はEarPodsと変わらないと書かれているところも多いが個人的にはかなり変わる印象。低音域は若干強くなってるし、中音域もディティールがはっきりしてる。

充電ケースのバッテリー容量が3.81Vの1.52Whr、398mAhとのこと。AirPodsの片方のバッテリー容量が0.093Whrで 容量的にはケースバッテリの1/16程度なのか。理論的にはAirPodsケースがフル充電でAirPodsの1組を8回程充電できる。

AirPods Charging terminal
↑ うどんの先端のシルバーの輪っかが実は充電端子で絶縁体で+とーの2つに分かれている。

Appleの公式ではAirPodsは1回の充電で5時間再生できるという話ですが、ウェブの記事を見ると音量をある程度落としたり、条件が良ければ5時間半とか6時間使えたという記事もありますな。また、AirPods本体の充電が切れてもケースに入れて15分充電すれば3時間は音楽が聞けるという公式の謳い文句どおりに動作してる記事もあったし、20分ケースに入れてれば本体を100%まで充電できるという記事も。バッテリーの持ちと充電の速さに関してはいい感じのようです。個人的にはまだ使い始めて時間が経ってないのでそこまではっきり判断できないけど、外出時に持って出て2時間とかそんな中途半端な時間ではまったく切れる心配はないという印象。

Apple AirPods review: wireless that wows, earbuds that don’t – The Verge

Vergeには、他の完全ケーブルレスのイヤホンは片方がスマホとBluetooth接続し、もう片方にリレーする方式で、そのおかげで若干の遅延が発生するとのこと。30-50msecと書かれているが、個人的には以前のEARINでもそこはあまり気にならなかった。

ただ、本当に前回イライラしたところは片方のイヤホンがBluetoothの途切れが発生して音が鳴らなくなるという事態。これが本当にシャレにならんレベルで自宅でも、街中でもバンバン発生して使い物にならなかった。

先日完全ワイヤレスなBluetoothヘッドホンEARINなど買ってみたら今度はAppleが同じようなヘッドホンを作ってきた 2016年09月06日 | 野暮天ワールドワイド・YABOTEN the Worldwide

ところがVergeの記述だと、AppleのW1チップがスマホとのBluetooth接続をそれぞれのイヤーピースの間で別々のチャネルで確立するようで接続の安定性と遅延の問題を解決するらしい。この方式は他のメーカーは採用できておらずAppleのW1チップが唯一らしい。(AirPodsでもYoutubeなんかで注意してみてみるとたしかにしゃべってる声と口の動きが若干ずれてるかな?ぐらいの印象の遅延は発生してます)

実際にBluetoothリンクはかなりしっかりしている印象。これは素晴らしい。今までEARINのおかげで完全ワイヤレスイヤホンは使えないという印象だったが、これでそのネガティブな印象は払拭。

AirPods Stock in the Shelf

生産が安定して来たのかバンコクの販売店でも在庫がどっさりあったのでこれからは買いやすくなるかも。そして販売開始から半年以上経っているので語られはしないが、初期ロットで発生した細かい問題を解決して内部のユニットの修正がかけられたロットのものかもしれない。本当の初期ロットだとネットを見てるとやはりいくつかBluetoothの途切れなどがあるみたい。ラッキーなのは自分の買ったモデルでは今のところは全く発生して居ない。

今まで無視してたけど、以外にしっかりしていい製品だなあと思います。

APPLE AirPods  MMEF2J/A
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↑ マーケットプレースで19,800円か。。。