たまにはネットの記事なんかについて書いてみたり。google+だったかtwitterだったかでシェアされていた記事。
暴れたい、壊したい人のソーシャルメディア – ガジェット通信
以下は先日イギリスで起こった暴動に関する記述。
この際、暴徒の連絡ツールとなったのはBlackberryだといわれています。日本ではあまり一般的ではありませんが、欧米ではたいへん人気のあるスマートフォンです。
ソーシャルメディアを用いれば、多くの人間がリアルタイムで連絡をとりあい一つの場所に集うことが可能になる。中東の民主化革命で起こったことと同じことがロンドンで起こったわけですが、大きなちがいは「敵」が明確ではないことでした。ロンドンの暴徒たちに政治的な意図は少なかった。むしろ、そこにあったのは「暴れたい、壊したい」というきわめてアナーキーな欲望だったのです。
暴動の要因を貧困や失業に求める意見もみられますが、スマートフォンをもっている以上、それをことさらに強調することはできないでしょう。ひょっとしたら中東における民主化運動だって、大多数の人を動かしたのは政治的な意志よりもアナーキーな欲望のほうだったのかもしれない。
イギリスよりも小規模ではありますが、こうした例はアメリカでも見ることができます。
「フラッシュモブ」は当初、ソーシャルメディアで集った集団がキテレツなパフォーマンスを披露してそれをYoutubeにアップするという、あまり罪のないものだったそうです。ところが、これがエスカレートして集団略奪や窃盗に発展しているという(下記リンク参照)。
これはおそらく、組織化されていない集団による犯罪だと思われます。お互いにたいした面識のない者同士が突然に集まって集団略奪を繰り広げる。
ソーシャルメディアにはそういう力がある。これは認めざるを得ないところです。
ちょっと最後の展開が飛びすぎてるような気がするんですが、それでもちょっとおもろいなと感じる部分もあり。 Continue reading “ソーシャルメディアの感情の渦 2011年08月31日”