まだ早い?ドリアンの季節?? 2014年03月03日

durian

この1週間ほど前からドリアンが道端で売られているのを時々見かけるようになった。

はて?もうドリアンの季節か??と思って去年の記事なんかを読み返してみたらやっぱりシーズンは5月ぐらいの雨季入のタイミングと書いている。ドリアンの季節にはちょっと早いよなあ。

彼女に聞いてみるとやはりまだドリアンの時期ではないという。ということは今年の早熟れ第一弾として南部あたりから運ばれてきた初ドリアンか。

ちょうど彼女の実家に行った際にもヤソトンの朝市でも売ってたので買ってみた。

durian

うーん、魅惑の黄金色ぽってりとしたファットなドリアンの実。しかし、やっぱり時期が早いのかお店のどのドリアンの実もまだ完熟のものがなく、買って帰ってからもう1日2日待て、そうすれば完熟。と言われていたにもかかわらずついつい完食してしまった。

ちゃんとドリアン。だがやっぱりちょっと熟れ方がまだいびつな感じでもうちょっと待ったほうが良かった。本格的にこってり、ねっとりなドリアンが出回るのはやっぱりソンクラン後かな?今年もドリアンライフが超楽しみであります。

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くらし快援隊
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ยำแหนมข้าวทอด ヤムネームカオトート は酒のつまみに最高ですよ 2014年03月02日

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彼女のお姉さんの得意料理。得意料理というか、これで商売をしている。毎日これを作って市場へ出かけ必ず売り切って帰ってくるのだ。

ヤムネームカオトート

ヤム=ヤムウンセンなどのあの、酸っぱい、辛い味付けの和え物サラダテイスト
ネーム=タイの東北地方の発酵ソーセージ。酸っぱい味。
カオ=米
トート=揚げる

普通のヤムネームってのはヤムウンセンと同じような味でウンセンやエビの部分がソーセージになっていて下の写真のような感じなんだけど、ยำแหนมข้าวทอด ヤムネームカオトート の場合豚の皮の千切りやお米をコロッケみたいにボールにして揚げたものが入ったりして味が太く、香ばしくてとても酒に合う味になる。

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↑ これが普通?のヤムネーム。

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↑ これ豚の皮の千切り。タイでは豚の皮もよく食う。

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↑ これが米のコロッケ。

たまに市場を歩いているとこの米のコロッケを店先に並べてなんか食べ物を売ってるお店があるが、そこなら売っている。基本的に、使う食材が多く、米コロッケを揚げたり下ごしらえの手数も多いため、お金のためだけに飯を売ってる人は敬遠するようなので基本これを売っている屋台は好きでやってるはずなのであまり外れはないかもしれない。

とかく、このยำแหนมข้าวทอด ヤムネームカオトート はビールその他なんでもアルコールに非常に合うのだが、周りの日本人でこれをつまみに晩酌してます、なんて人をほとんど聞かないのであまり知られてないように思う。もし機会があれば一度つまんでみることをおすすめします。

Swapper for Root でRAMの容量の少ない旧世代Androidマシンが多少快適に 2014年03月01日

android archos tablet
“android archos tablet” photo by osde8info

前回彼女の甥っ子にあげようと用意していたGalaxy TabをCustomRom載せ替えの手順の中でBrick化させてしまっていましたが、結局のところ、

起動ロゴで固まる > Brick
SamsungのFactory ImageをOdinでflash
起動ロゴから起動プロセスまで進むが起動し切らずFreeze > Brick
CWMなどのリカバリRomをOdinでFlashしてCWMから安定版であるCyanogenmod9.xをflash
なんとか復帰

てな感じで何度も何度もxda developers見ながら復旧。なんかRecovery ROMが勝手に書き換わったり、内部のシステム領域が突然読めなくなって起動出来なくなる状態だったがイマイチそのトラブってたロジックがよくわからないまま復旧。ま、使えるようになったからいいか。。

それでもやっぱり512MBのRAMでは動作が遅い。いろいろ調べていたらRoot化したAndroidでインストール可能なSwapper for Rootというアプリを発見。

Swapper for Root – Android Apps on Google Play
↑ Google PlayでDLできます。

Androidの追加メモリ管理~swapとZRAM~(要root) – droidroid

複数のアプリを立ち上げてメモリ不足を起こしメモリから溢れてしまうデータを一時的にディスクに退避させるスワップという方法はWindowsでも以前はよく聞いたが、それをAndroidで外部SDにSwapp領域取ることで仮想的にメモリ容量を拡大しましょうというアプリらしい。Windowsなどでは以前はディスク領域を使っていたからスワップが発生すると動作が極端に重くなったりしててシステムの重くなる原因のトップバッターみたいな感じで扱われてたけど、タブレットならSDのフラッシュメモリで使えるのでアクセスはかなり早い。クラス10などのアクセスの早いSDカードを使うともっとよくなるかもしれないが、クラス4程度のメモリでも十分に動作が早くなった。

8GBのSDの中に1.5GB分のSwapとったのでRAMとSwap合わせて2GB分になった。さすがにCPUの早さまでごまかせないが四年前の端末を使ってるということを考えれば上出来な動作速度のような気がする。

RAMの少ないマシンで、さらにRootが取れるようであればこのswapper for rootを試して見るのもいいかもしれません。。

ムーカタのお肉を家庭で再現? 怪しい肉の漬け込み粉 2014年02月28日

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タイのポピュラーなパーティーメニューで「ムーカタ」という「タイスキ + ジンギスカンみたいな焼き肉」なんてメニューがありますが、お店に食いに行くとなんとも普通の肉とは違い、めっちゃ柔らかくてなんの肉だかイマイチよくわからないような肉がほとんどで、まああまり健康にいい類の肉ではないだろうなと思いつつ、どんな肉 or どのように処理してるのだろうとずっと興味を持っていました。

んで、つい先日彼女の実家に行った際に家族でムーカタをやって食べていたのだがその時に出してくれた肉がまさにお店で食う得体の知れない感で溢れたあの肉と食感がまったく一緒だった。なので「これ、どうやったの?」と聞いてみるとひとつの袋を差し出してきた。

ผงหมักเนื้อ ตรา เบนลี่ BRAND BENLY

ベンリー?肉の漬け込み粉?パッケージのデザインがめちゃくちゃ旧世代っぽい感じでケミカルな匂いがぷんぷんしますが、裏面を見てみるとNutritionが記載してある。ちょっとタイ語写し書きするのが面倒なので。。。

bb


Sodium Bicarbonate 80%
Tapioca flour 15%

うん?これだけ?このSodium Bicarbonateはいわゆるベーキングパウダーです。膨らし粉ですな。それとタピオカの粉。炭水化物ですな。これだけで肉に下味付いて柔らかくなるの??てか残りの5%はなんなんだ?という気分になりますな。。。

と思ってたらやっぱりベーキングパウダー、重曹で肉が柔らかくなると日本語のサイトでも紹介してるところがありますな。とりあえずベーキングパウダーでいいのね。

ウラ技その5 『重曹』 | 特集レシピ「妻からのお願いレシピ」 | レシピ | ハウス食品

ฟักทองปากหม้อ ファクトーンパークモー? สังขยาฟักทอง サンカヤーファクトーン? 2014年02月27日

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糖質制限をしておりますが、彼女の実家に行って「日本にこんなのある?」と彼女のお姉さんから出されたものまで断っててはせっかくの面白い食べ物を見過ごしてしまうのでほどほどに何でも食います。

んで、今回彼女の実家で始めて食べたタイのお菓子、ฟักทองปากหม้อ ファクトーンパークモー。かぼちゃの種の部分を繰り抜いて中にココナッツミルクベースのクリームを入れて蒸したもの。ネットで検索してもファクトーンパークモーって名前はあまり出てこず、สังขยาฟักทอง サンカヤーファクトーンという名前のほうがポピュラーなのかもしれない。

食べてみるとこのクリーム部分が味、食感ともにプリンそのもの。そしてその周りのかぼちゃのほこほこ、自然の甘みがとてもうまい。

僕の食べたものは余計な甘さのないものでまったくくどくなく、かぼちゃの香りと自然の甘さがいいバランスでついつい写真の半分ぐらいつるりと食べてしまったが、これも基本ほとんどが炭水化物なのでつまんでいるうちに「もっともっと」と糖質中毒状態に戻ってしまう可能性大なので要注意ですな。

そしてまだまだ未経験のタイのローカルフードがいっぱいあるのを再認識。最近は彼女の実家に行くのも非常に楽しくていいです。本来彼女のお母さんが体悪くしてるので手伝わなければならないですが、そこは外国人特権で「まあまあ、ゆっくり休んでろ」と言ってくれてたまに家族が市場に行きたいとか、銀行へ行く、とかの時に車出してあげたりするだけで喜んでもらえ、メシまで食わせてもらえるので楽であります。

晩早く寝て、朝は5時6時に起き、朝飯食ってしばらくしたらまた昼寝というバンコクや日本の都市の生活リズムでは考えられない、体にソフトな生活で、前も書いたように携帯の電波がほとんど入らない中、kindle paperwhiteでずーっと読書ばっかりしているという素晴らしい時間。

ずーっとこんな生活だと嫌気がさすがもしれないがバンコクに住みながら月に一回ぐらいは週末をこうやって暮らすのも悪くないなあと思う今日この頃です。