アユタヤはなぜかモスクが多い 2016年12月16日

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アユタヤマラソンの話を書いたのでもうひとつだけ。

アユタヤマラソンのスタート地点であるアユタヤ島はいわずとしれたアユタヤ朝の頃の遺跡など仏教の匂いがぷんぷんしてますが、ちょっと島の外に出るとなぜかとたんにモスクが多くなる。

アユタヤマラソンのフルマラソンの出走時間は朝4時なんで島の外に出る頃になるとモスクのスピーカーからコーランの読経が足を棒のようにしてヘコヘコ走る我々の腹に響いてきます。

今まで全然気にしてなかったけど、今年ふと「なんかこの辺モスクが多いなあ」と気づきました。特にナコンナーヨック西部とか、パトゥムターニー東部あたりはイスラム教徒が多いのが結構知られているみたいですが、あのへんと比べても身近なアユタヤに意外とイスラム教徒が多いような気がします。

タイって南部以外の地域も結構イスラム教徒が多い気がしますが特段差別や抑圧されるでもなく、語られないだけで普通に過ごしているんですな。アユタヤマラソンでモスクの読経を聞く回数、町中のビジャブを被ってる女性の数とかハートヤイあたりとあまり変わらない印象。。。

4年連続出場 アユタヤマラソン2016 2016年12月15日

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ちょっと日があいてしまいましたが先週の日曜日、毎年恒例のアユタヤマラソンでフルマラソンを走ってきました。

初フルマラソン完走の思い出

2013年のアユタヤマラソンで人生初のフルマラソン完走をした忘れがたいアユタヤマラソン。それ以降も順調に毎年エントリーし、調子の悪い年もあったりしましたが、なんとか毎年フルマラソンを完走してきております。一番タイムがよかったのは4時間30分でした。

んで今年も12月、アユタヤマラソンの季節となりました。いつものように前泊でアユタヤ入り。ちょっと小洒落た感じのゲストハウスで一泊し、晩飯はレックさんラーメンに飯を食いに行きました。そのおかげでちょっとマラソン前夜としては飲み過ぎなぐらいにビールを飲んでしまいましたがちゃんと起床、朝4時出走にも遅れずに参加できました。

マラソンブームで参加者増加

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↑ 左のは巾着袋です。

エントリーでもらえるゼッケンとシャツは毎年変わらないタイにしては落ち着いたデザインのもの。マラソン大会のシャツで一番好きなデザインです。去年は「なんだか参加者少ないなあ」とアユタヤマラソンの行く末を心配してましたが、最近のマラソンブームに煽られて今年は参加者がなんと1.5倍の600人。会場も目に見えて人が多い。

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後で送られてきた開催者が作成した参加者年齢分布グラフを見ると、10km、ハーフ、フルのどれも圧倒的に30代が参加者多数。日本人でもタイ人でもやっぱりこれぐらいの年齢層の人が健康とか気になってくるんですな。

とりあえずなんとか完走

個人的には4年めのアユタヤマラソンで一番のピンチ。今年全然フルマラソンを走ってないし、直前の練習もぜんぜんまともに出来てないので「ホントに完走できるかちょっと自身がない」という状態で、不安の中でスタートしました。が、結果膝が初回参加のときのようにバキバキになりましたがなんとか完走。5時間13分。ま、ちゃんと練習してたらもうちょっと詰めれたタイムですな。でも完走できたので良しとしまーす。

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↑ マラソンの後で供されるカオトム(おかゆ、というより雑炊っぽいが)

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↑ これもマラソン後のタダ飯。パトンコー(中華式揚げパン)。これに豆乳の組み合わせ。

久しぶりにマラソン後、がっつりカーボン補給してしまいました。2,400kcalほどマラソンの5時間で消費しているのでだいじょうぶでしょう。

使えないApple Watch(S1)

あと、せっかくiPhone7とApple Watch(Series 1)のWatch標準ワークアウトアプリで走ってたのに4時間40分ほどでまさかのApple Watchが電池切れで脱落。。。標準ワークアウトアプリにランニングとかウォーキング、ヨガとかのメニューはあったのにマラソンのメニューがないのがよくわかりました。電池持たないのか。。Apple Watchが脱落してその後はiPhone7のセンサーとGPSがマラソンの経過を記録してくれるのかと思ってたら記録はそこで止まってました。。。使えんのう。。。Series2なら持つんだろうか?

やっとコンビニのスマホアプリの使い方がわかった 2016年12月14日

Seven Eleven Sasa

今までスマホの7-11とかファミリーマートとかのコンビニの会社が作ってるアプリって会社側のプロモーションとしてはいいだろうけど利用者側になんのメリットがあるのかわからず、「こんなの誰が使うんだろう」とずっと思っていたが、出張や旅行で初めての場所に来た際などに、「あ、歯ブラシ忘れた」とかでコンビニ探すことも多いですが、その際にGPS併用でスパッと分かるのが便利ってことなんですな。

日本だとそれほど困らないけど、外国にいてると周りの人に聞いてその場所に行ってみても一向にコンビニが見えてこないなんてことも多々。

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つい先日もホテルの宿泊費払おうかと思ったら財布に現金がなくてATM求めてフラフラ彷徨ってた。結局、最初にもうひとつ先の角まで行って見渡せば看板が目に入ったのに。。。みたいな無駄歩きとなった。

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そこに住んでる人に聞いてもたどり着けないコンビニに労せずたどり着くにはどうしたらいいか??汗だくになりながら考えてましたが、そこで点と点が繋がるというか、頭の中にピカッと電球が灯り、「そうか!コンビニアプリってこういう時に使うんか!」と一人ガッツポーズ取ってました。ということでタイの7-11とファミリーマートのiOSアプリを入れておきました。これで初めての土地でもコンビニには困らんね。

アユタヤのちょっと高いけど雰囲気の落ち着いたゲストハウス Niwas Ayutthaya 2016年12月13日

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アユタヤマラソンのお宿

さてさてアユタヤマラソンに参加するため、アユタヤに前泊する必要があるので宿を押さえました。

今回予約がちょっと遅かったのであまり空いてるところがなかったのですが、とりあえずアユタヤの遺跡のある島の中で、マラソンのスタート地点に近いところをチョイス。Niwas Ayutthayaというゲストハウス風のお宿だが、ゲストハウスにしてはちょっとお高い一泊1300THB。

場所はこんなところで遺跡の観光には非常に近くていいんじゃないかな。
やっぱりアユタヤは田舎で、観光のメインスポット以外の場所は人が少なくて非常に静か。

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↑ 写真の右側に出てる看板に控えめにNiwas Ayutthayaと書いてある

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↑ 今回泊まったのは右のベンチのすぐ横のドアから入るダブルルーム。

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↑ こんなこじゃれた庭がある。

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↑ コテージも

ただし、コテージのほうは室内にトイレ、風呂がなく共同になるっぽい。このへんはゲストハウスっぽい。たぶんコテージはもうちょっと宿泊費は安いんじゃないかと思う。

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↑ 白人が好みそうな照明は電球一個だけ。

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↑ コンクリ打ちっぱなし。でも綺麗です。

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↑ 可もなく不可もなく。

マラソン後、42km走った体は汗だけでなく、車の排気ガスや風で舞う砂埃に晒されてるのでベトベトのザラザラ。なので帰ってきてすぐシャワー浴びたいので室内にシャワー、トイレのあるこの部屋にした。部屋の中はダブルベッドひとつとエアコン、長椅子みたいなテーブル?(いや長椅子だ)、ちょっとした衣装掛けがあるくらいでシンプル。照明も白人好みに暗め(緯度の高い地域に住んでるヨーロッパの人々は赤道近くのきつい直射日光は目にキツいらしい。部屋は照明暗めが好みらしい。サングラスも同様の理由でヨーロッパ人には必需品)になっている。

ここ、お値段そこそこしますが従業員もスマイリーで雰囲気がよく、オープンスペースが広くて今のように乾季のタイだと非常に過ごしやすいいいゲストハウスです。

ちょっと残念ポイント

一点残念なところはシャワーにちゃんと温水器がついているのだが壊れているのかお湯が出なかったこと。マラソン後のシャワーだったから体もホットな状態だったし、水シャワーのまま浴びましたがちょっと残念。あと、Agodaで予約した際に「駐車場あり」と書いてあったが実質路駐。たぶんゲストハウスのオーナーが近隣住民ともちゃんと話つけてて駐車オーケーなんでしょうけど、「これは駐車場じゃねえなあ」と思ったこと。それ以外はいいところだと思います。

死亡事故

関係ないけどマラソン終わって帰ってきたら、ゲストハウスの目の前でバイクが大事故していて、完全に死んでいた。道路に仰向けにぶっ倒れたままぴくりとも動かなかった。救急車が病院まで搬送するのに数十分間の間、車にモノを取りに行ったりで数回前を通りかかったがまったく動いていなかったので絶対死んでる。タイではホント事故が多いせいか、事故直後で人がアスファルトにぶっ倒れて動かないか、ぴくぴくしてる状態を目にする機会が非常に多いです。どうでもいい話ですが。

アユタヤのレックさんラーメンに再び 2016年12月12日

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昔はカオサンで有名人だったレックさん

2013年から毎年参加しているアユタヤマラソン、今年でフルマラソン4回め。初めてフルマラソンを走りきったのもこの2013年のアユタヤマラソンなのだ。

フルマラソンの出走時間は朝の4時からなのでアユタヤに前泊するんだが今年はついでに晩飯を懐かしのレックさんラーメンで食おうと一人企画。

レックさんラーメン、一昔前のバックパッカーには有名だったカオサンの日本食レストラン。僕も約10年前、レックさんがカオサンのはずれのプラスメン通りを入って運河に面したところにお店を開いていた頃によく行っていた。

その頃人のよいレックさんは言う事聞かない態度の悪い従業員や肉食獣のようなお店の貸主に板挟みにされていろいろ悩んでいたようで商売もうまくいきだしたらすぐに問題発生という不運ループを繰り返していたらしい。

てなわけでお店も毎年のように移転を繰り返していて、このプラスメンの通りの次にはスクンビットのソイ41に移転して、そのお店も2年経たないうちにアユタヤに移転してしまった。アユタヤはさすがに遠い!気軽に飯を食いにいく距離でなくなりしばらく行ってなかった。。。

久々のレックさんラーメン 2012年03月26日 | 野暮天ワールドワイド・YABOTEN the Worldwide

で、前回カオサン時代の友人とともにレックさんラーメンに来たのが2012年かな。その時にはレックさんもいい場所を見つけたみたいで客もわんさか、従業員やお店の貸主とも関係がいいとのことだった。

ビールも進むレックさんラーメン

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↑ ビール頼むとちょっとしたつきだしもつけてくれる。

今回改めてマラソンの前日に一人で来てみたら、以前にも増して客がわんさか、従業員も5,6人ほど抱えて、給仕の女の子も愛想よくて非常に雰囲気よろし。

レックさんはカウンターと仕切のまったくない厨房で弟子一人を補助につけて全部の料理を自分で作っていた。こだわってますねー、と言えばカッコがいいのだが、調理がすべてシングルタスクなので思った通り出て来るまでかなり時間がかかる。。。ビールが開いてしまうよレックさん。。。

でもレックさんは自分の客には自分で調理したものを出したいんでしょうな。人を使うのもあまりうまくないと思われるレックさん、従業員に調理させても納得できないんだろう。だから自分でやる。客を待たせて、とか非効率だとか指摘しようと思えば指摘できる点はいろいろあるけど、「バカモノ、ワシは自分の客には自分の作ったものしか出さんのじゃ、くだらないことをいうな!」という職人気質みたいなもんでしょう。効率だ顧客満足だとかせせこましく忙しい世の中がほとんどになってきてますが、クセのある職人みたいな人間が居る空間も存在できるスペースがあって欲しい、そういう人が絶滅してしまう世の中ってのは面白くないなとレックさんが鍋を振るう後ろ姿を見ながらそう思うのでありました。

ていうか待ってる間にかなり酔っ払ってきました。

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↑ チャーシューサラダ。

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↑ チャーハン。

久しぶりにチャーハンとレックさんとこでいつも食べているチャーシューサラダをつまんでアサヒの大ビン2本も飲んでしまった。それで会計400バーツちょいだったから相変わらずお値段も安い。

あまりに忙しそうでレックさんに声かけれなかった。。。また次回暇な時にカオサン時代の友人と一緒に行ってゆっくり話しようっと。

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