iPadのPaper と AndroidのHandrite 2013年02月13日


↑ やっぱPaperはよく出来てると思います。。。

先日彼女の誕生日プレゼントにiPad miniを買ってあげた。それでセットアップをしてあげたりと久しぶりにちょこちょことiPad miniを触っている。以前にiPadに触ってたのは初代の頃。あの頃は分厚くて重かった。。。それから比べればiPad2もiPad miniも適度に軽くてホントに扱いやすいと思う。逆にiPad4は2よりも重くなっててなんだかなあという感じではあるけれどやっぱりあの高スペックはそれはそれで魅力がありますな。

んで、Android Tabletを経験した後にiPadを触ってみて思うことは、やっぱりiPadはお絵かき系アプリとシンセやPCDJなどの音楽系アプリの充実がすごくてAndroidではそんな簡単に追いつけないレベルまでちゃんと出揃ってるところ。タイのAppleの販売代理店、iBeatの展示機なんかにもPaperというアプリがインストールされてて、それがタッチパネルで絵を描くことができるアプリになってる。どういう絵がかけるかというと、この写真のようなことができる。

Handwriting Computer

これ1枚目か2枚目に書いた絵ですよ。それぐらい簡単に要領を得てそれらしい絵を書くことができる。ペンツールの筆跡も指先のブレなんかを綺麗に補正して指の動かし方の勢いを見ながら線の濃淡をきっちりと出している。これがAndroidの場合ここまでうまくいかない。同じようにタッチパネルお絵かき系アプリはあるものの、こんな繊細な感じの線の描画ができない。まるでWindowsのペイントで線を書いてるように指先のブレを忠実に再現して線を引いてくれる。このへんがApple関連のソフトウェアのええところ、強みですな。

しかししかし、そう思ってたらAndroidでもちょっとおもしろいアプリがあった。それがHandrite。これはタッチパネルのお絵かき系ではないが、手書きメモ系のアプリ。アプリを起動すると黄色い紙を模したメモパッドが立ち上がり、ハンドライティングのエリアが表示される。そのエリアに日本語であれ、英語であれ(タイ語でも問題なし)を指でさささっと書いていくと、そのハンドライティングエリアに書いた文字が表示されるのだが、手を止めた瞬間、それが縮小表示されてメモパッドの左上に詰められる。また記述を再会して手を止めると書いた文章が先ほどの左上の表示の右隣に続いて表示される。つまり、下の記述スペースにハンドライティングで文字を記入していくとその文字がどんどん左上からノートパッドに適したサイズでその手描きのままノートに転機される。これは中々本格的にハンドライティングでノートを取りたいときにはかなりのスピードでノートが取れる仕組みになっていて面白い。思ったよりやるなあAndroidってな感じであります。

上記、iPadでもAndroidでもどちらの場合でも1000円ぐらいで売ってるタッチパネル用のペンを併用することでもっと自然にハンドライティングできるので、実際にアプリ側でここまでできるようになってるのなら買っても損はないと思う。んで先日は彼女にこのタッチペンを一本買ってあげていろいろ絵を書くところを見せてたら目を丸くしていた。

うーん、しかし、どんどんiPad(miniではなく)が欲しくなってくる。。。

XtremeMac ボールペン付きスタイラスペン for iPod/iPhone/iPad レッド IPU-ST2-73 XtremeMac ボールペン付きスタイラスペン for iPod/iPhone/iPad レッド IPU-ST2-73

XtremeMac 2012-09-05
売り上げランキング : 30358

Amazonで詳しく見る by G-Tools

Wacom Bamboo Stylus pocket スマホからタブレットまで 抜群の描き心地のスタイラスペン CS-200/S0 Wacom Bamboo Stylus pocket スマホからタブレットまで 抜群の描き心地のスタイラスペン CS-200/S0

ワコム 2012-09-27
売り上げランキング : 1817

Amazonで詳しく見る by G-Tools

Ankiで使うタイ文字暗記用データ 2013年02月12日

One of my Learning Spots
“One of my Learning Spots” photo by Kent Manning

昨日のAnkiでの単語学習の記事に続いて、自分で作ったタイ文字学習用のデータを上げておきます。一応他のツールを使ってる人でも加工して使えるようにテキストデータのファイルとanki用の単語帳パッケージファイルの両方を上げておきます。

http://www.yamagiwa2000.com/blog/wp-content/uploads/2013/02/ThaiAnki.zip

ThaiAnki.zip > 以下のファイルをまとめたzip圧縮ファイル

  • ThaiC20130212.apkg > Anki用タイ文字子音ファイル
  • ThaiNum20130212.apkg > Anki用タイ文字数字ファイル
  • ThaiO20130212.apkg > Anki用タイ文字記号ファイル
  • ThaiV20130212.apkg > Anki用タイ文字母音ファイル
  • ThaiC20130212.txt > タイ文字子音テキストファイル
  • ThaiNum20130212.txt > タイ文字数字テキストファイル
  • ThaiO20130212.txt > タイ文字記号テキストファイル
  • ThaiV20130212.txt > タイ文字母音テキストファイル

(テキストファイルはすべてTab Separated Text)

Anki日本語マニュアル Wiki*見ても暗記用のデータファイルを作成するところからして勉強なのだと書いてあって、まず自分で覚える必要のある事項を理解してどういう問いに対してどういう答えを覚えないといけないかという点を理解した上で自分で暗記用データを作成するように言っている。決め台詞は「理解していないものを 暗記してはいけない」。まさにおっしゃるとおりではありますが、とはいえテキストエディタでちまちまとデータファイルを作成するのがめんどくさい時もある。自分は我慢して作成しましたが。なのでとりあえずデータファイルを置いておきます。自由にDLしてお使いください。

でもなんかまだankiがうまく使いこなせてなく、上記ファイルのインポート時にエラーが出たりしてうまく行かない時もある。。やっぱりちょっと扱いが難しソフトかもしれないな。そういう場合はテキストファイルからデータを読み込んでもらうようにお願い致します。

用意したのはうろ覚えのタイ文字をちゃんと暗記できるようにするための、タイ数字、タイ文字子音、タイ文字母音、タイ文字記号のデータです。暗記項目が100個もないため、このデータでAnki使ってとりあえず毎日やれば1週間で全部きっちり覚えられるかと思います。

現在は自分が買ったタイ語の単語帳を自分用にAnki用のファイルに書き出し中。毎日何十個づつかでやっていってるのでこれはとても時間がかかりそう。。。

Ankiを使ったタイ文字の学習 2013年02月11日

Muji Flashcard Book
“Muji Flashcard Book” photo by Jack Hoge
↑ そうそう、MUJI(無印良品)に行けば単語帳売ってるんよね。

僕は6年タイに住んでおりますが、実に危ういタイ語しかしゃべれないのであります。仕事では英語併用で意思疎通は問題なくできてるのでまあいいやと思いつつ、心の片隅には「6年居たらせめて普通にしゃべれてもええはずやのに。。」という気持ちもございます。

というわけでとりあえず簡単に語学力を伸ばす方法がないかと考えてましたが結局語学力の基礎は語彙力だろうと思い、まず日常会話、ビジネスに必要なタイ語の語彙力を得て、その後、もしくはそれと並行して会話やら文法で正しい活用法を覚えていくのが金もあまりかからず手軽かなと。

しかししかし、この年になって高校生の頃のように単語帳を作るのもなんかなあと思ってた矢先、Android端末にはその名もズバリ、Ankiという単語帳を模した暗記ツールがある。というかそもそもはAnkiというWin/Mac/Linuxのそれぞれに対応した暗記学習用単語帳アプリ。ちょっと構造がややこしく、ノートタイプ単語帳カードの意味を理解するまで扱いが難しいが、その辺がおぼろげながらでも理解できると自分で単語帳を作って学習していける。そしてこのご時世ですのでAndroidやiOS版のAnkiもリリースされております。Android版はフリー、iOS版は17.50USD。。。こういうアプリがあると嬉しいのは僕みたいに今さら単語帳手繰るのはなあと思ってる人間でもスマートフォン片手に単語帳で勉強してても傍目には何してるかわからんところがいい。電子書籍でアメリカの暇な主婦がエロいロマンス系の本を読む時でもKindleなら他人にわからんもんねーっていうのと一緒である。デジタル万歳。

Anki – friendly, intelligent flashcards
↑ なんか英語では暗記用単語帳はFlash Cardというみたい。

Remember these?
“Remember these?” photo by HeatherMG
↑ どうも日本みたいにリングで綴じたりせず、名刺大のカードをそのまま使うみたいね。

Anki日本語マニュアル Wiki*
↑ 最初にこれをざっとひと通り目を通したほうが速いかもしれない。

これでとりあえずええかげんなりにも大体読めていたタイ文字もきっちり覚え直すこと、手持ちのタイ語の単語帳の語彙を自分でAnkiの単語帳データにしてゆっくりと覚えていく。これで今年前半半年でどれぐらい効果があがってるかですな。レコーディングダイエットと同じく、学習内容、不満点などを毎日メモしていけばある程度時間はかかっても絶対に効果は出てくるはず。

上記のようにこの歳で紙の単語帳手繰って暗記するのもなあ、、、と思っていたがこのAnkiでやってみるとやっぱ覚えは早い。やっぱ暗記を馬鹿にしてたらダメですな。地道に語彙力を増やす努力をこの半年頑張るつもりです。。

Google Adsenseの広告配信停止 2013年02月10日

Google en la Web y en Papel :D
“Google en la Web y en Papel :D” photo by damejiar

2月6日にふとメールを見てみると Google からメールがとどいていた。内容は Google Adsenseの広告配信停止!とのこと。

その理由は Google Adsense の運用ポリシー違反らしい。具体的にはアダルト関連の記事に対するポリシー違反とのことでした。それでメール内容に記載されている違反の例の記事にアクセスしてみると確かに単語レベルでは アダルトの内容に抵触するような記事があるんだが。。

http://www.yamagiwa2000.com/blog/?cat=3&paged=11
↑ 一番上の記事はポリシー違反の通知後にいろいろと修正を行ったんだが。

しかし2006年に大阪のラジオ番組の放送内容について書いた記事でなぜ今頃この内容がポリシーに引っかかるようになったのかよく分からない感じですな。 当然 Google Adsense のサポートチームに対してメールで質問を投げましたが基本的には定型文の返答しか返って来ず、こちらの質問は全く無視されてる状態。アダルトの表現に対する違反の検知基準などの具体的の説明は全くなし。んで基本的に過去の記録という意味で記事の削除は忍びなく、修正という対応を取りたいとおもってましたが表現の基準が全く明確にならないので修正も難しく、また Web上 の Google Adsense の情報を読むにつけ、Google側からのポリシー違反を宣告された方はいろいろとGoogleとのやりとりに問題を指摘しているのでこれ以上手間を掛けるのも無駄な労力かと思ってストップし、対した収入もない広告よりもブログの記事内容を優先するという本来の目的のために時間を使ったほうがいいなと思って最終的に Google Adsense を外すという選択肢をとりました。

新佃島・映画ジャーナル : Google AdSense顛末記(一)
↑ 長いですが。

Googleの場合コンピュータのアルゴリズムが企業文化の中心にあるから、アルゴリズム上検出したポリシー違反は、人間が判断するよりも統一的な基準でブレもなく信用できる、という解釈になるような気がします。だから逆に生身の人間が詳細まで読んでちゃんと判断してくれとか、特別な対応を、と願い入れてもそんな辛気臭い対応はアルゴリズムより劣ると判断されるような気がしてならんですな。今までのGoogle関連本を読んでもそうなるんじゃないかと確信してます。

後は、ポリシー違反の基準を公開するとそれを回避するスパマーなどが跋扈してしまうという理由で多分基準は公開されてないんでしょうけど、質問してもナシのつぶてとかもう少し対応をなんとかしてほしいところはありますな。。。

確かにこういう側面ではGoogleのBig Brother化を感じるとこではあります。。。

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫) 一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)
ジョージ・オーウェル 高橋和久

早川書房 2009-07-18
売り上げランキング : 822

Amazonで詳しく見る by G-Tools

soundcloud.com と mixclound.com 2013年02月09日

DeeJay Jones
“DeeJay Jones” photo by sebilden

いやー、soundcloud.commixcloud.comって書いてるけど、圧倒的にmixcloud.comが面白いっすねー。soundcloud.comもmixcloud.comもどちらも音楽共有系のSNSになるんですが、soundcloud.comは曲単位でユーザが音楽をアップロードしてそれを軸にコメントなどがついてSNSをとしてコミュニケーションする仕様。対するmixcloud.comの場合はアップロードする音楽はDJのmixを最初から最後まで。だから1時間とか2時間とかかなり長尺のものになる。てかDJのmixってそもそも他人の曲をかけるわけだから著作権的にはアウトですなーって思ってたらなんと著作権の問題もクリアにしてあるらしい。ちょっと理屈はわからないですが、もうここは好意的解釈で使いまくったほうが楽しいというもんです。

そもそも一番最初に自分のウェブサイトで動画などを配信する際に、BGMはどうしたらいいかなあと思っていて、soundcloud.comにてCreative Commonsのライセンスで再配布OKな音源を探してそれをBGMにするという方法があるのを知った。それからsoundcloud.comを調べてみて、mixcloud.comも知ったのだが、最終的に今はmixcloud.comばっか今は聴いてる状態。何するにもBGMとしてちょうどいいし、ヘッドホンで聞けば適度に低音もブーストされてるので音が気持ちいい。名のあるDJもmixを上げてたりするので飽きない。

そんなこんなでいろいろ聴いてたら自分でも上げてみたくなりました。

Silently, gently mix like watching night tv program in my bed room alone. by Takahiro Yamagiwa on Mixcloud

↑ 70年代などのしんみりする音源ばかりを取り揃えて。

Izakaya by Takahiro Yamagiwa on Mixcloud

↑ 高円寺時代、某飲み屋にて大人気だったプレイリストでちょっと作ってみました。

やばいなー。これは楽しい。感覚的には中学生、高校生の頃に友達にテープ作ってるのとほとんど変わらん。mixと言ってもがっつり合わせるようなことしなくともDavid Mancusoの例もあるし、ただ並べてかけるだけでもよしじゃないか。うーん、でもやってるとPCDJのコントローラが欲しくなってくる。ネットに上げるだけなら音のいい機材に大枚を叩かなくても、最低限の機材でDigital2Digitalでmp3に録音してそのままアップロード。Virtual DJのフリー版でもwavやmp3にDJプレイをそのまま録音できるので実に簡単。こういうのを考えてるとホントにPCDJコントローラが欲しくなってきます。NumarkのMIXTRACK ProReloopのBEATMIXが1万円代から2万円前半でかなりお手頃価格。でもバンコクで買おうと思うとPropluginという楽器屋ぐらいでしか売ってなく、日本の倍ぐらいの値段してるんですわ。多分関税の違いでしょう。今のところ僕はマウスのみでVirtual DJ使ってます。

毎週一本ぐらいmix上げて行こうかな。。。