Data Traveler Locker+ G3 ってな暗号化機能付きUSBメモリを買いました 2015年08月19日

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タイの大手ショッピングサイトLazadaにてData Traveler Locker+ G3という暗号化機能のついたUSBメモリを購入。16GBもので999THBでした。商品の発送がよく見ると「International Shipping」となっていて普通にタイでは売ってないのか?とふと考えてしまった。確かにこのモデルは店頭で売ってるのは一度も見たことがない。

ちなみにこのData Traveler Locker+ G3という型番、仕事で異なるお客さんが立て続けに「USBメモリは暗号化できるものでないと。これ見積もり取れる?」って感じで指定してくるものがだいたいこのKingston製なのでLazadaで見つけた時に「高いものではないし、一回自分でも触ってみるか」と思い購入。

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発送は香港からでした。極々簡素な包装。パッケージはいつものKingstonのUSBメモリと変わらない。中身のメモリ自体は、何故か金属製。それもアルミとかではなく、ずっしりしたメタル(ヘビーメタル!)。外装をわざわざ金属製にする必要性がわからん。無駄にゴツイ作りをしています。

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一番最初にUSBメモリをPCやMacに挿してマウントされる”DTL +G3″というドライブを開き、Windowsならそのドライブのルートフォルダ、Macの場合はルートフォルダ > Mac のフォルダの中の暗号化アプリを立ち上げて、暗号化用のパスワードを入力、その入力した暗号化キーで最初にドライブの保存領域をフォーマットして準備完了。

次以降に使う際には、USBメモリを挿して同じく”DTL +G3″というドライブ名のドライブが自動的にマウントされるのでそのドライブ内の暗号化アプリを立ち上げ、パスワード入力。パスワードが正しくて復号化ができれば新たに別に”Kingston”という名前のドライブがマウントされ、そのドライブが暗号化されたドライブとなる。ここにデータを書き込んで使用するという使い方になります。

つまり最初の”DTL +G3″というドライブは暗号化アプリをPC/Macに提供するための役割を持ち、このドライブには他のファイルを書き込めなくて、暗号化アプリに正しいパスワードが入力されて、”Kingston”がマウントされるとそこが本来の暗号化機能を提供するドライブとなるわけです。

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↑ H:ドライブが上記で書いてる”Kingston”に該当するドライブ。ドライブ名をその後自分で変更しました。

これって、オープンソースのディスク暗号化ツールTrueCrypt使って同じようなものを作れるんじゃない?もしくは今ならMicrosoftのWindowsについてくるBitLocker To Goとか。このBitLocker To GoはHDD暗号化機能のBitLockerの暗号化機能をUSBメモリにも適用できるもの。Windows標準の機能でUSBメモリ暗号化して、それ以降WindowsマシンでUSBメモリ使うときには挿した直後にパスワードを聞いてきて認証されればファイルが読めるようになる。WindowsのBitLocker To GoはWindows 7までは高機能版のUltimateやEnterpriseでないと使えなかったがWindows8~10ではHomeからひとつ上のProで使うことができるようなのでこれも低コストで暗号化USBメモリを実現出来るんじゃないかと思う。

TrueCrypt – Wikipedia
BitLocker – Wikipedia
BitLocker To GoでUSBメモリを暗号化する - @IT

ちなみにBitLocker To GoはWindows専用。TrueCryptはMac版もあってUSBメモリにMac版のプログラムも仕込んでおけるけど以前テスト的にこれで暗号化メモリ作った時にはWin<->Macの両方で使っているとすぐに暗号化されたファイルが不整合起こして読めなくなったような気がする。Windowsだけで使ったほうが無難ですな。

さらにはTrueCryptは去年あたりからプログラム上の問題でセキュリティホールがあると開発者自身から指摘されていて開発が中止されている様子。でも再度有志が集まり別途開発を進めてる動きもあるみたいでちょっとややこしい。

開発が停止したと思われていた暗号化ソフトTrueCryptが復活に向けて動きだす – GIGAZINE

TrueCryptの暗号化の問題はちょっと横においておくとして、TrueCryptを使えば通常の暗号化機能のないUSBメモリでもUSBメモリを挿したあとにTrueCryptを立ち上げ、パスワードなどを入力、その後別途マウントされる暗号化対象のドライブにファイルを読み書きすることができるようにセットアップすることが可能である。

ほとんど機能的に一緒ではあるが、ここで異なるのは単純にTrueCryptで作った暗号化USBメモリはTrueCryptの実行ファイルを置いている非暗号化領域にもファイルが書き込めてしまう点が問題か(アクセス権限をちゃんと設定すれば書き込み禁止にできるような気もするが)。

仕事で急いでいる時とかパスワード入れるのめんどくさくなってついつい暗号化領域ではなく、この非暗号化領域にファイルを書き込んで使ってしまうことは想像に難くない。こんな運用をしていてUSBのメモリをなくすと元も子もない。非暗号化領域に保存したファイルは拾った人間が自由に読めてしまう。

その点、ほぼ同じ機能ではあるが、このKingstonのUSBメモリなら非暗号化領域もアクセスの権の設定によってファイルが書き込めなくなっているのでユーザーはめんどくさくてもパスワード入力して暗号化ドライブをマウントしてから使うことになる。ということは通常のUSBメモリとこのKingstonの暗号化機能付きのUSBメモリの価格差はこの「非暗号化領域に書き込めないように”よりセキュア”に作ってます」ってところなのだろうか?

といろいろ考えたKingstonのUSBメモリでした。ま、他にも暗号化強度やパフォーマンス、使い勝手などいろいろ考えないといけないポイントはあるんでしょうけど。てか、ちょっと今からTrueCryptでの非暗号化領域を書き込み不可にするアクセス権設定をいろいろやってみたくなった。これができれば基本的に暗号化USBメモリってわざわざ買うこともないのかとも思ってしまいますな。。。

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↑ 珍しくタイで購入した価格のほうが安い。。。

yamagiwa2000.com のトップページ差し替えてレスポンシブなサイトへ 2015年08月18日

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長らくほったらかしだったyamagiwa2000.comのトップページを差し替えました。

今年の春先あたりからGoogleがその検索アルゴリズムの中でスマホ、タブレット対応を重視するようになって、スマホでウェブ検索をする際にも検索結果に「スマホ対応」と出るようになった。

ASCII.jp:Google検索順位が変わる!スマホ対応の最終チェック法

以前からブログのWordPressのほうはレスポンシブ対応のPlug-inを入れていてちゃんとGoogleの検索結果にも「スマホ対応」が出ていた。でもトップのシングルページがどういうデザインのものにするか?どういうふうにレスポンシブにするか?とグダグダ迷ったままほったらかし。。。

Make your WordPress website mobile-friendly with WPtouch

というわけでこれからはフリーランス的に生活していくので自分のウェブサイトはとっても大事なのでまずはシンプルなデザインのレスポンシブデザインのテンプレートをどっかで入手してそれを時間をかけてちょこちょこ弄っていこうという考えに。

HTML5 UP! Responsive HTML5 and CSS3 Site Templates

ちゃんと探してみるとそれなりにレスポンシブのシングルページテンプレートって結構いろいろあってその中でも特にシンプルなデザインのものを選定、Creative Commonsで個人利用、商用利用可のテンプレートを拾ってきて、自分の作品や実績紹介のところも適当に今までのウェブコンテンツへのリンクで埋めてあとは内容を大幅にコメントアウト!

これですっきりとまとまりました。とりあえずMacユーザーなので懐かしの90年代まだまだAppleがレインボーアップルのロゴだった時代の「Made with Macintosh」バナーを貼ったり(でも実はこのページのHTML修正はWin10マシンでやった)、せめてウェブ上、ブログ上だけでもはっきりした物言いに変えていかなきゃならないからとりあえず「Blogger」なんて書いてみたり。。。

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今日iPhoneで再度検索かけて見てみたらやっと自分のトップページも「スマホ対応」が出てました。実を言うと今年の春ぐらいからじわじわと訪問ユーザー数が減ってきてたんよね。。。改めてトップページのスマホ対応って大事なんだろうなと思い直してやっと対応した次第です。。。

普段はブログの更新は文章とリンク貼ってとかの追加情報だけ気にしてるけど、こうやってトップページからブログや他記事への構成やデザインの検討とかやっぱり弄ってて楽しい。大学生の頃インターネット初めて最初の頃、ずっと自分のサイトの変更ばっかかけてた頃を思い出しました。

โฟร์โมสต์ Foremost の กลิ่นมะพร้าวอ่อน クリンマプラオオーン、ココナッツ風味ミルク 2015年08月17日

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時々彼女が家に居るときつけてるテレビで流れていた奇妙なCM。なんか出てくるファラン(白人)の顔も中途半端な顔立ちでなぜかイラッと来る。

ココナッツと牛乳?ココナッツはココナッツミルクがあるし、普通あんまりそんな組み合わせはないわなー。

で、どんな味がするんだろう?と思って買ってみたのが一番上。紙パックで牛乳とココナッツ。初めて見たこんな組み合わせ

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↑ 一本225ml、170kcalとなります。

「さて、実際うまいんかいな?」と思って飲んでみると、これまた超Aritificialなsmellが口から鼻先へ駆け抜けます。牛乳もダイエット志向なのか脱脂粉乳みたいに軽いし、とにかくココナッツのフレイバーが超ジャンクで、そもそも物足りなげなココナッツの芳香を香料で補強してる感じがよくわかる。全体的にジャンクな印象。そして甘い。

うーん、飲めなくはないけど、こんな超ジャンクな感じの味のものをよくこれだけ健康志向に売るもんだと思う。。。こんなんなら普通にココナッツ割ってココナッツジュース飲んどけばいいよなあ。ええと、いくらだったっけな。確か10THB(約36円)ぐらいだったかと思います。

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Extra Virgin Coconut Oil を試す 2015年08月16日

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スーパーフード系の本を読んでいて、試してみたくなったので買う。topsで450mlで285THBもした(普通の油だと1Lのボトルで50THB~100THB程度)。どうもココナッツオイルは25度ぐらいで固形化するみたいでtopsで見た時も半分以上が白く固形化していた。エアコンつけてる部屋に置いとくと固まるんでしょうけどうちの場合エアコンはまず付けないので透明なオイル状態のままを保っています。

一応、買ったのはExtra Virgin Coconut Oilということで非加熱の低温圧縮、未精製のものを買いました。そもそもココナッツのあの白い果肉の部分は普通に食べてもちょっと油っぽい香りがするものだが、その白い果肉部分を削って、機械で圧縮して出てる油を未精製のまま販売してるものがExtra Virgin Coconut Oil。同じく非加熱で抽出できるオリーブオイル同様、非加熱/加熱したもの、精製/未精製などで等級は別れるみたい。

スプーンにひとすくいを舐めてみると非常にサラサラしたオイルですがものすごいココナッツ臭がする。まんまココナッツミルクの香りですわ。

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試しにカイチャオ(タイの卵焼き)を作るのにこのココナッツオイルで焼いてみたら、もうめちゃココナッツミルクなカイチャオが出来ました。なんかのウェブサイトには卵と相性がいいと書いてあったが基本オイルの香りが甘ったるいので卵と相性がいいというのは、卵を使ったお菓子と相性がいい、ということなんじゃないか?

これは使う料理をちゃんと考えないと合う合わないがありますな。

しかし、オリーブオイルと一緒で非加熱で採取できるオイルということで、滋養はあるよね。非加熱だから取り扱い難しくて日持ちさせるのが難しくなるから高くなるのは納得だが、でもやっぱり高いなあ。

ココナッツオイルは栄養価高く、中鎖脂肪酸でホルモンの生成、調整を促し、甲状腺の働きを活発化させて代謝を促進、無駄な脂肪を落とすらしい。これ一本を消費する程度で効果が見られるのかどうかはわかりませんが、試してみたいとは思います。

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懐かしのSIMゲタ 2015年08月15日

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日本でもiPhone, AndroidともにSIMフリー端末が販売され始めて、タイに来た人がアンロックで困っている、みたいな話も最近は少なくなりましたが古い端末をアンロックする必要があって先日MBKに。

もうiOSのどのバージョンがアンロック可能でどのバージョンが不可能かなどを調べるのも面倒でMBKに行ったら適当に看板に「Unlock」とある店に声かけて見てもらう。

アンロックする必要のあるiPhoneはiPhone4Sで日本で購入したもの。タイに来た当初アンロックしてもらってSIM下駄履かせてプライベートのSIMを入れてたらしいが、会社のSIMを入れて使おうと思ったらまったく通話も出来ないらしい。

チェックしてもらうと下駄が古くて新しいSIMカードに対応できないとかなんとか。どっかから新しいSIM下駄調達してきて入れ替えてアンロックしてくれた。

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↑ 古いほう。

さらには「iPhone4S汚いよ、掃除しろ!」といいつつ、傷だらけのフィルムを勝手に剥がしてディスプレイなどの掃除、新しいスクリーンフィルム貼って、TPUの新しい透明ケースも持ってきてSIM下駄750THB、フィルム100THB、ケース150THBの全部で950THBとのこと。確かに見た目かなり綺麗になったので「じゃあそれで」ということでお支払いして帰社。

使ってたSIM下駄は見たこともないパッケージのものだった。まだまだSIM下駄は生産されてるのですな。

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↑ 同じのがアマゾンでも売ってた。てか日本のほうがぜんぜん安いやん。