Swapper for Root でRAMの容量の少ない旧世代Androidマシンが多少快適に 2014年03月01日

android archos tablet
“android archos tablet” photo by osde8info

前回彼女の甥っ子にあげようと用意していたGalaxy TabをCustomRom載せ替えの手順の中でBrick化させてしまっていましたが、結局のところ、

起動ロゴで固まる > Brick
SamsungのFactory ImageをOdinでflash
起動ロゴから起動プロセスまで進むが起動し切らずFreeze > Brick
CWMなどのリカバリRomをOdinでFlashしてCWMから安定版であるCyanogenmod9.xをflash
なんとか復帰

てな感じで何度も何度もxda developers見ながら復旧。なんかRecovery ROMが勝手に書き換わったり、内部のシステム領域が突然読めなくなって起動出来なくなる状態だったがイマイチそのトラブってたロジックがよくわからないまま復旧。ま、使えるようになったからいいか。。

それでもやっぱり512MBのRAMでは動作が遅い。いろいろ調べていたらRoot化したAndroidでインストール可能なSwapper for Rootというアプリを発見。

Swapper for Root – Android Apps on Google Play
↑ Google PlayでDLできます。

Androidの追加メモリ管理~swapとZRAM~(要root) – droidroid

複数のアプリを立ち上げてメモリ不足を起こしメモリから溢れてしまうデータを一時的にディスクに退避させるスワップという方法はWindowsでも以前はよく聞いたが、それをAndroidで外部SDにSwapp領域取ることで仮想的にメモリ容量を拡大しましょうというアプリらしい。Windowsなどでは以前はディスク領域を使っていたからスワップが発生すると動作が極端に重くなったりしててシステムの重くなる原因のトップバッターみたいな感じで扱われてたけど、タブレットならSDのフラッシュメモリで使えるのでアクセスはかなり早い。クラス10などのアクセスの早いSDカードを使うともっとよくなるかもしれないが、クラス4程度のメモリでも十分に動作が早くなった。

8GBのSDの中に1.5GB分のSwapとったのでRAMとSwap合わせて2GB分になった。さすがにCPUの早さまでごまかせないが四年前の端末を使ってるということを考えれば上出来な動作速度のような気がする。

RAMの少ないマシンで、さらにRootが取れるようであればこのswapper for rootを試して見るのもいいかもしれません。。