自由の屋台飯 2012年10月27日

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知らない街を歩いてみたい〜とくらあ!つい先日もう雨期開けか?なんて事を言っていたらイタチの最後っ屁のごとく平日の夕方から晩にかけてドバッと降った。とはいえそれ以外、朝晩の空気は澄んでいて気温の加減がとても気持ちいい。夜バイクで走っているとその走行風が気持ちよくてヘルメット外して走りたい感じだ。

この時期にタイの田舎に車や飛行機でちょこっと旅行に出て、何もない街中、一人でタイの乾期の風が吹く中を屋台で飯を食いたい。ビールとムーヤーンとかつまみながら厨房のほうから親父が聞いてるモーラムが流れて来たりして、実にぽつねんと一人旅気分が盛り上がる。高校・大学の時なんかは毎年必ず秋口に気分が落ち込みしばらく家から出ない事もあったが、働き出してからはリアルな社会生活にそんな辛気くさいマインドも矯正されて元気になりました。タイで涼しい風に吹かれながらビールを飲んでるとなぜかそういう気分を思い出すのであります。それも又吉、いやまた良し。妙に一人でぽつねんとしているのが自由に感じるのであります。職場の人、友人、彼女と一緒というのもいいんだが、その辺やっぱ根っからのインドア派としては一人でぼんやりしてる時間がある程度ないと息が詰まる感じがします。こんな感じで自由をかみしめるタイの田舎の一人飯というわけです。12月もまたぶらっとどっかのイサーンの田舎街に泊まりに行こうかな。

前置きが長くなりましたが、バンコクのナンリンチー通りになんともそんなもの寂しい感じを味わえるイサーン料理の屋台があります。

จิ้มจุ่มหน้าธนาคารกรุงศรี – Sathon – Chong Nonsi, Bangkok

この通り夜の9時ぐらいになると周りのお店は店をバタバタ閉めてしまって閑散とした通りとなり、通りに響く車やバイクの走行音がたまらなく寂しさを演出してくれます。ここの店は結構親父が偏屈であんまりベロベロのうるさい酔っぱらいじじいなんかも寄せ付けない感じ。んでもってこの屋台、田舎の屋台みたいに比較的清潔なんであります。個人的な印象では屋台は田舎のほうが清潔な気がする。バンコクのほうが金の事をしか考えないでメシ屋やってる奴が多くて汚くてもほったらかしみたいな屋台が多い。そんな疑似田舎感屋台であります。ここのお店の売りはチムチュムでおます。

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この地域ほとんど日本人がうろつかないエリアで、BTS、MRT、BRTのどれからも遠くてアクセス悪いので行ける人・行こうと思う人は少ないでしょうけど。。。

ส้มตำอินเตอร์เน็ต ソムタムインターネット 2012年10月12日

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↑ 普通のイサーン料理屋。なんか後光が射してるぞ。

この土日で久しぶりにコンケンに行って来た。Google Mapで調べるとバンコクからコンケンまで550km程度。実際に走ってみて車のメーターを見ると450kmだった。100kmはどこに行ったんだ?

んで、彼女がコンケンの街で調べたい、見たいところがあるらしく、コンケン在住の知り合いを呼んでいろいろ街を回った。その中で知り合いがコンケンの街のうまいメシ屋っていうので「ソムタム・インターネットっていう店があるよ」と言っていた。この名前の響きに即座に惚れて行ってみたくなった。


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場所はコンケンの中心地からちょっと歩いたところ。

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見た目普通のイサーン料理屋なんだけど、13時のまだまだお昼時に行ったら、学生っぽい若い連中でお店はほぼ満席だった。流行っとるねえ。

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イサーン料理の定番、ส้มตำ ソムタムとไก่ยาง ガイヤーン。

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ข้าวเหนียว カオニャオとขนมจีน カノムチーンで。

ここのお店の入り口になぜかプラスチックの皿が大量に置かれていて、なんじゃいな?と思っていたが、出てくる料理を見るとどの皿もとっても綺麗。大体イサーン料理屋のプラスチック皿なんて長年使っていてフォークやスプーンの傷だらけ+料理の接触する部分は黒ずんでたりする。この店はそれがない。しかも入り口の大量の皿。もしかして皿を使い捨てしてる?そうでなくとも、汚くなった皿は随時新品のものと取り替えてるはず。どの料理も皿が綺麗だった。

しかし、よく見てみると店内自体がとても清掃が行き届いてて綺麗だし、コップなども綺麗なのが出てくる。さらには出て来た料理は結構上品目の味。ニンニクが強くて野性味溢れる、とかそういった意図的なバランス感崩しなどもなく安心して食える味であります。確かに若い子向けだなあって感じで店で働いてる連中も20代前半の若い兄ちゃん姉ちゃんが多い。若者向けイサーン料理屋!上記のような細かい部分ででも棲み分けが出来ててちゃんとお客さんが来てるというのはさすが。

ちなみにこちらソムタム、ガイヤーン、カイトムx2、カオニャオ、カノムチーン、水で117THB。お安い。このソムタム・インターネット、フランチャイズにしてるらしくコンケンには結構いっぱいあるとのこと。でもまだバンコクでは見た事ないなあ。

ปลาทับทิม プラータップティム 2012年01月08日


↑ 塩焼きは注文すると魚丸々一匹。丁寧に皮をはがして出してきてくれる。

昨日は久しぶりにいつも行くอีสานเดิม Esaan Daemというイサーン屋台でปลาทับทิม プラータップティムという魚の塩焼きを食った。

このプラータップティムというのは、ปลานิล プラーニンと同じような姿の魚だけども、赤い色をしてるらしい(焼かれた姿しか見てないので生前のお姿は未見)。


↑ こちらプラーニン。黒系の体色。


↑ こちらがプラータップティムらしい。綺麗な赤系。

そして淡水魚の中でも高級魚に分類されているらしく、淡水魚によくある泥臭さなどはまったくなく淡泊で非常においしい。そしてタレも、

น้ำจิ้มถั่ว ナムチムトゥア (ピーナッツベースの甘いタレ)
น้ำจิ้มซีฟู้ด ナムチムシーフード (パクチーや香草たっぷり、唐辛子もたっぷりで辛い)
น้ำจิ้มแจ่ว ナムチムジェオ (イサーン風味。プラーラー入り)

がついてくるので、好みのタレつけて食う。

体長30cm以上ある魚だったけど、めちゃくちゃうまかったので2人でペロっと1匹食ってしまった。ปลานิล プラーニン、ปลาช่อนプラーチョンぐらいは今まで塩焼きにして食うのは知ってたけど、このプラータップティムは存在すら知らなかった。。うーん、タイの魚、もっと釣りたい、もっと食いたい。

タイ米を炊く正月休み 2011年01月03日

年末年始の家族の来泰同伴でさすがに疲れてたので、もう一日外出しないつもりの休日。

朝メシは休みの日の定番通り、インスタントラーメンなんだが、うちの家族に持ってきてもらったチキンラーメン。久しぶりに食うとチキンラーメンてなんとも塩辛いもんですな。塩辛さをごまかすために黒胡椒をたっぷりふりかけて食ったらうまかったけど、体には悪そうですな。

チキンラーメン食っても腹が足りてなかったので、鍋でタイ米を1カップだけ炊く。

Guruのチャンネル – タイ米ってうまいなぁ

鍋でタイ米を炊く方法は前から美味しんぼなどで読んでて知ってたが、12月に彼女を迎えにスリンにまで出向いたとき、彼女の義兄のおかあさんが朝起きたとき庭でこの、途中で米を炊いた水を流す「湯取り」という方法で米を炊いていた。「ああ、ホンマにこの方法で米炊いてるんやなあ」と思っていたが、ふとやってみようと思った。

まあ、やり方は上記のサイトなどにも書かれているが、結果としてはそこそこちゃんと炊けた。ただ、まだ炊飯器で炊いたほうがうまいなという程度だったのでこれからも米を炊く場合はこの方法をもうちょっと練習してみる。米はこれまた家族が日本から持ってきてくれたのりたまで全部平らげました。

それから午後のまったりした日差しの中で昼寝。17時近くまで寝てしまった。

シャワー浴びて晩飯の準備。晩飯は、彼女がスリンナムトックムーに再度挑戦。僕は豚のヒレ肉を買ってきてちょっとしたステーキを作る。今回は失敗しないようにスリンの義兄にちゃんと電話で作り方を聞いてたようなのでかなりうまくできてた。これは僕も作り方を習わなくては。正直ちょっとヒレ肉ステーキは余計だった。

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ちなみにこれがそん時に飲んでいた焼酎だが、これも家族のハンドキャリー品。今こんな焼酎があるんですか?焼酎甲類乙類混和って。。。麦独特のアルコール臭さが変に目立ったような味してました。

Wikipedia – 焼酎

混和焼酎(こんわしょうちゅう)-ビジネス-2005年3月1日

焼酎は酒税法上、甲類と乙類とに分類されている。甲類の焼酎は何度も蒸溜してくさみを消したもので、チューハイなどに使われる。乙類は単式蒸溜機を使用して製造するので、香りが特徴となっている。しかし、乙類の焼酎は香りが強すぎるために甲類の焼酎を混ぜてにおいを消すことがあった。また、最近では甲類では香りがなさすぎるので風味を増すために乙類を混ぜることもあるという。こうした甲類と乙類の混ぜ合わせたものを「混和焼酎」とよぶ。ラベルに「混和焼酎」と明記することは法律で定められているが、混和率や表示の位置、大きさについては規定がない。メーカーによって表示はそれぞれ異なり、誤って買った消費者から販売店に苦情が寄せられることもあるという。乙類焼酎の蔵元の集まりである日本酒造組合中央会は、甲類メーカーでつくる日本蒸留酒酒造組合に統一表示基準づくりを働きかけ、2年をかけた両者の話し合いで、商品名の横など目だつ位置に「混和」と表示するほか、混和率の明記、原料表示については「とくに原材料の香味特性が感じられるもののみ、表示を認める」と結論づけている。

Yahoo! 辞書 – 混和焼酎の意味とは

ただ単に製造コストを下げるための手段だけではなく、クセの強すぎる乙類焼酎を薄めるためにも使ってたみたいですが、安い酒を飲み続けると確実にアホになると確信しているのでできれば焼酎は乙類のみを飲みたいものです。しかし、この麦焼酎は家族がわざわざハンドキャリーで持ってきてくれたものなのでおいしく頂きます。この日もそれなりに結構飲みました。。。

※ 非在タイ者の方以外にもわかりやすいようにキーワードにリンクを入れています。そのキーワードに関するほかのウェブページの記載を読むことができます。。。リンク切れてる際はご連絡ください。

スーパーサイズダイエット日記2010年12月18日

IMG_2268彼女をタイの東北部のスリンまで自走して迎えに行く。なんで朝5時におきて準備して6時に出発した。朝飯はサラブリの市外をちょっと抜けたところのPTTカノムチープを2串ほど。それ以外はずーっと運転しっぱなしだった。昼1時にスリンに到着。しかし、今回はまったく渋滞らしい渋滞がなかった。サラブリ->カオヤイまでの登坂もトラックはまばらで全然混んでなかった。アユタヤの2号線の入り口もまったく混んでいなかった。こういうドライブならまったくストレスがなくて疲れが軽い。iPodで久しぶりにいろんなアルバムを丸ごと聴きまくる。

Frank Zappa / Hot Rats
Frank Zappa / One Size Fits All
Frank Zappa / Sheik Yerbouti
Sex Pistols / Never Mind The Bollocks
Buffalo Springfield / Buffalo Springfield
The Rolling Stones / Begger’s Banquet

上記の通り昼1時にスリン着。たっぷりの音楽漬け、久しぶりにZappaのHot Rats聴いたなと思ってたら到着して携帯の画面を見てみるとニュースでキャプテンビーフハート氏が死亡とのこと。がびーん。大学の頃に大好きだった牛心隊長もついに向こうに逝かれた。。。ブログになんか追悼を書こう。

んでもって彼女のお姉さんの家に行って一休み。腹が減ってたのでトムペットというアヒルの煮込み(トムヤムみたいに辛くはない)とご飯だしてもらったのでがっつり米を食った。いつ来ても思うが、バンコクよりも田舎で食う米のほうが数倍うまく感じる。ほんでビアリオ出してもらって2缶開ける。日帰りのつもりで来たが、協議の結果1泊2日にしようということになり、一眠りしてからスリンの市場に買出し。田舎の市場はでかくて面白い。市場の中の屋台のカノムチーン屋が25Bの一皿でバンコクで食う場合の3倍ぐらいのカノムチーンが盛ってあったのがびっくりした。彼女のお姉さん曰く、ここのがうまい、というんだがとりたててうまくはなかった。うまい、というより、腹いっぱいになるから好きなんちゃうのかな?

晩飯はお姉さんの旦那がナムトックムーを作ってくれた。このナムトックカオクアナンプラープリックポンなどは当たり前に入っているが、千切りにしたバイマクルートが入っていた、これが軽く香って味が締まるような感じ。しかもプリックチーファーをぶつ切りにしたものが混ざっていてこれを口に入れる量を加減して自分の好みの辛さにできるという。これがまたとてもうまかった。これとビアリオ、後にRegencyも開けて半分ぐらい飲む。田舎なので夜8時にもなれば周りは真っ暗になるんだが、さすがにこの時期寒くてTシャツでは落ち着かない。みんな鼻をぐずぐずならしながら飲んでる感じ。そして早めに夜9時には飲みも終了。就寝と相成りました。

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