Lonely Planet on Kindle eBook 2011年12月24日

Monk in the blow

年末年始はちょろっとイサーン方面の街をいくつか回ろうかと思っている。前回、彼女を実家に迎えに行った帰り、スリンの街中に泊まり、朝早くに中華系の飯屋に入りカオムークロープを食い、カフェボーラーンを飲みながら澄んだ空気の街中を行き交うトゥクトゥクや人力サムローなどをぼやっと眺めている時間のゆるやかさがかなり気に入った。

んで、バンコクからならば2日以上の連休があればちょろっと行けて、中一日を十分満喫できるイサーンなので今回の年末年始に行く事にした。うちの会社の多くのスタッフが卒業してるコンケン大学があるコンケン、ウドンタニ、ノンカイあたりを回るか、先のスリンからシーサケート、ウボンラチャタニあたりを回るルートか?でも多分、彼女の実家によるなら後者のルートだな。昨年ぐらいまで国境紛争のきな臭い雰囲気の漂っていたカオプラウィハーンも、タイの政権が変わって、それ以降大きな問題はとんと聞かないことだしもう入れるかもしれない。 Continue reading “Lonely Planet on Kindle eBook 2011年12月24日”

世界ケンカ旅 大山倍達 2011年11月11日

極真会館、大山倍達館長の著書、「世界ケンカ旅」であります。こちらも友人が来泰した際にハンドキャリーしてもらった一冊。しばらく積読状態となっていたが、久しぶりに引っ張り出して読み出した。

ACT1. シカゴからアイオワへ – 殺るか、殺られるか
ACT2. ラスベガスの一夜 – 静かなる技闘
ACT3. ニューヨークのギャングたち – 一万ドルの脅迫状
ACT4. 再びシカゴへ – 猛牛との一騎打ち
ACT5. マイアミでの武勇伝 – 突然の死の罠
ACT6. ブラジルの短剣使い – 凶器との争い
ACT7. 香港の拳法家 – 陳老人の”円月殺法”
ACT8. 東南アジアの足技の達人たち – ブラック・コブラとの激闘
ACT9. イランの棒術師 – びくともしない大怪物
ACT10. フランスの闘技サバット – 必殺技 “三段蹴り” の完成
解説・平岡正明

若き大山倍達館長が世界へ飛び出し、各地の格闘技家、ギャングなどと死闘を繰り広げるストーリー。語り口が非常に滑らかで映画のように読みながら風景が目に浮かんでくるのであります。

上の目次を見てもわかるとおり、アメリカから、南米、東南アジア、中東、ヨーロッパまで。実際これだけ書いてるのと、その後の極真会館の支部の多さから考えると、書かれていることが全部ホントだとは思えんが現地に実際行くぐらいのことはしてるんだろう。ちょっと変わった角度からの旅行記みたいなもんか?しかも時代は1950-60年代ぐらいのおおよその日本人が海外のことなんてまったく知らなかった時に大山館長は日本を飛び出していったのであります。 Continue reading “世界ケンカ旅 大山倍達 2011年11月11日”

ツイッター、その 雑念のゴミばこ 2011年10月28日


↑ こちら僕の大好きな「東京ワッショイ/遠藤賢司」もちろん横尾忠則氏のジャケットデザイン。

この本も友人にハンドキャリーしてもらいながら長い間積読状態だった。

いつからだったか横尾忠則氏のツイッターアカウントをフォローしている。

横尾忠則 – Wikipedia
TADANORI YOKOO OFFICIAL WEBSITE
横尾忠則 (tadanoriyokoo) on Twitter

この人、フォロワーが12万人居て、フォローしてる人が0人というちょっと普通のツイッターユーザーとは異なる。ツイートの内容もおおよそのツイッターユーザがつぶやくような内容からかなり離れたところにある。僕はこの人のつぶやく内容が結構好きで時々Retweetしたりしてたのだが、そうこうしてるうちに横尾忠則氏のツイッター本が出るということを聞いた。早速Amazonでポチリして日本に居る友人に頼んでハンドキャリー。

「ツイッター、その 雑念のゴミばこ」

いいタイトルです。 Continue reading “ツイッター、その 雑念のゴミばこ 2011年10月28日”

ブラック・マシン・ミュージック 野田努 2011年10月22日

日本の友達からJET SETという京都と東京にあるレコード屋のHPに掲載されているNAO NAKAMURAという日本人DJのコラムを教えてもらい、最近読んでみた。彼が青春時代をすごした新宿ツバキハウス、ニューヨークのセイントなどでDJをやっていたときの裏話が全8回で掲載されていた。

それを読んだ途端にまた頭がディスコモードに切り替わり、日本から大事に持ってきたんだが結局分厚くてそのまま読まずに積読状態だった野田努の「ブラック・マシン・ミュージック」を再読。とりあえず長いので60年代-70年代-80年代ぐらいまでのニューヨークのディスコシーンの流れの部分だけ。その部分だけでもかなりの分量があり、読んでるだけでもあがってきますな。 Continue reading “ブラック・マシン・ミュージック 野田努 2011年10月22日”

修身論 小林よしのり 2011年10月04日


↑ 本書で一番好きなコマ。

前回、ニコニコ動画の『激論!“修身”は必要か?』で小林よしのり氏とひろゆき氏の対談を見ていて買ってみた一冊。

久々に読むゴーマニズム宣言、まるまる全部書き下ろしの感覚で読めるかと思ってたが実際は、過去の作品の再録がほとんどでちょっとがっくりしたが、とはいえ、きちんと小林よしのり氏の一貫した「身の程の計り方」が描かれている。 Continue reading “修身論 小林よしのり 2011年10月04日”