若いココナッツの剥き方 2013年09月09日

彼女が มะพร้าวอ่อน マプラォオーン、若いココナッツを実が生えてる枝ごと買ってきたので若いココナッツの実の剥き方を教えてもらった。それで上のような動画を作ってみた。包丁持ってココナッツ剥いてるのは僕です。

とりあえずココナッツの枝からつながってるほうを頭とすると頭とお尻の部分にまず中華包丁のような重量のある包丁かナタを入れてクリっと手首を返すようにして殻の繊維ごと剥ぎ取る。殻の表面の部分は固いが中の繊維質のほうは繊維に沿って包丁が入っていればさっくり剥ける。動画のように適度な角度で包丁入れて手首返すを繰り返せば頭とお尻の部分の殻は剥けて核の部分が出てくる。

次に胴の部分にも同様に包丁を入れて剥いていく。そうすると核の部分だけになるんだけど、核の部分はめちゃくちゃ固くて包丁で切ることはできない。包丁の背の部分で叩き割ったりするんだけど、核の頭の部分だけちょっと柔らかい部分があるのでそこに包丁の先を入れて穴を開けてココナッツジュースをコップに注ぐか、そのままストローを刺して直飲みするか。ジュースを飲んだあとは先に言ったように包丁の背で核をバシッ、バシッと叩いていけば割れて中の果肉を食うことができる。

僕の場合はまだなれなくて手つきがおぼつかないが、さすがに田舎育ちの彼女は手早い。サクサク剥いていきます。というわけでほとんどの日本人の人は知らないであろうココナッツの剥き方動画でした。

しかし、やっぱMacの場合iMovieが標準で入ってるのがいいねえ。いろいろ弄ってるうちに大体編集の仕方わかるし、SSDやFusionドライブだと動作も快適。んでSoundcloudがあれば動画作成するときのBGMも困ることがないね。Under Creative Commons License の曲探して気に入ったものを動画のBGMに。そして曲のクレジットとSoundcloudのページへのリンクを張っておいて終了、素晴らしいねえ。

お菓子?酒粕? ข้าวหมาก カオマーク 2013年09月06日

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僕の勤め先のオフィスが入るSilom Complexの1階でまたまたタイの特産品展みたいなのをやっていた。またまた、というのはどこのでデパートでもだいたい年に数回こういう各県や地方の名物を集めたような催し物が1階の広場みたいになっているところで開催されていたりする。しかし、この特産品展、だいたいどこでも、だいたいいつでも、売られているものはほとんど同じなのである。それでも開催されているうちはそれなりに人が集まるから不思議だ。みんな飽きないのかね?

と、こんなことを言いつつも先日彼女とその特産品店をブラブラしてたら彼女が見つけたものが上の画像。

「ข้าวหมาก があるよ。これまだ食べたことないでしょ?」

というわけでお買い上げ。「この葉っぱってใบเตย バイトゥーイ?」と聞いたら「いや、バナナの葉っぱ」とのこと。その他ココナッツの葉で包むこともあるみたい。んで中には、このように発酵させたもち米が入っているのであります。

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彼女に言わせると、田舎の市場で買うやつはこんなビニールを間に挟んだりはしてないよ、とのこと。そしてこのカオニャオ、匂いを嗅いでみるとぷーんとアルコールの匂い。普通にアルコール醸造過程のもち米を葉っぱに包んで持って来ましたって感じの。ホントに入っているのはもち米だけ。

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皿に移してスプーンで触ってみるとこのもち米、かなり水分を含んでいてこれまたアルコール臭がぷ~ん。今、酒辞めてるけどとりあえずこれはお菓子だから口に運んでみるとまさに薄い日本酒的な甘さと香り。まあ確かにおいしいけど、多量に食ったり、葉っぱに長いこと包んでる状態でほっとくとかなり酔っぱらいそうである。それぐらい日本酒の香りに近い。絞ってない酒粕かな。確かにおいしいんだけど、お菓子かというとちょっと??な感じ。こんなの子供に頻繁に食わすのもよくないと思うんだけどな。。。

酔っ払うといけないので1個で止めときました。。。

タイの7-11でブルガリアヨーグルトが売っていた 2013年09月05日

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日本の一時帰国を終わってタイに戻ってきた。それで晩に明日の食パンを買おうと思って7-11の商品を眺めていたら、チルド冷蔵庫の棚にブルガリアヨーグルトが!

ついにタイにもブルガリアヨーグルトのブランド名が上陸ですか。確かにタイで売ってるヨーグルトって基本フルーツフレイバーとか加糖のものがほとんど。topsなどのスーパーで無糖のヨーグルトも見かけるんだが、パッケージに全く色気がなくて料理用、というような適当なパッケージであんまりそのまま食べる感じではない。

とはいえ、自分はこの2,3ヶ月、異常に屁が臭くてたまらなかった。ネットで調べてみると屁がいきなり臭くなるのは腸内の異常発酵状態が原因ではないかと書かれていたりする。腸内の細菌バランスが崩れて腸の中の消化物が異常に発酵してしまったりして異臭を放つらしい。これをまたもとの状態に正していくには乳酸菌をちゃんととるのがいいらしい。乳酸菌がちゃんと腸内に居座って要らない細菌を追い出してくれるらしい。

だから、カロリーの点から考えても無糖のヨーグルトを食う必要があったんだが、ついにブルガリアがタイでも食えるようになりましたか。

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こちら、無糖タイプ。日本のブルガリアヨーグルトのイメージで考えると結構大きいサイズの容器を思い浮かべるだろうが、こちらのは110g。個食サイズだ。110gで60kcal。

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こちらは加糖タイプ。110gで100kcal。無糖も加藤もロゴが英語だが、それ以外は日本のパッケージとあんまり変わらない印象を受けるがよくよく見るとスプーンの上の表記がタイ語になっていてやっぱりタイの製品なんだと再認識させられる。

しかし、タイの7-11もホントに新商品の展開のペースがだんだん短くなってきているように思う。そして7-11に限らないんだけど日本のブランド名の取り込みが最近はめちゃくちゃ頻繁だ。日本の食品は高品質、健康志向なんて感じでタイ人にも認識されてるんだろうか??まあこのブルガリアヨーグルトは嬉しいが、せっかくタイにまで出てきてるんだから身の回りが日本のブランドで埋め尽くされてしまうのはあまりおもしろくない状況だなあ。もっとヨーロッパやアメリカのブランドとか、さらにはやっぱりタイのローカルブランドでいろいろ先を見越して高品質ブランドが出てくると面白いんだけどなあ。。。

Dehydrated Durian / Jackfruit 2013年09月03日

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こちら僕の大好きなドリアンとジャックフルーツのドライフルーツ仕立て。

今まで気づかなかったけどタイのファミリーマートで売っていた。ドリアンが1パック100THBで、ジャックフルーツが1パック60THB。ちょっとお高いがせっかくなんで試しに食ってみた。

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アルミのパッケージを開けてみると中には個別の包みがどちらも4つ。ドライフルーツだけにやっぱ量は少ないな。んで、ちゃんとNutrition、成分表示、カロリーなんかもちゃんと書いてあります。

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こちらドリアン。カロリー表示がジュール表記になってる。。めんどくさい。。だいたい1cal = 4.2Jにて計算すればkcalでの数値がわかる。だから、上の写真の場合、1516KJで361kcalとなって、下の写真もある通り個別包装で4つ入っている。なので個別包装一個一個が90kcal、ということになる。

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そしてこちらがジャックフルーツ。こちらはカロリー表示がkcal表記。。。タイ語ですが。同じメーカーなのに。。。何故?30gで100kcalとなっており、製品ひとつが65g。そしてこちらも個別包装が4つ入っている。100kcal x 65/30 = 217kcal。個別包装ごとは 217/4= 54.25 > 55kcal。

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↑ ドリアン

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↑ ジャックフルーツ。

中身はこんな感じ。以前タイのスーパー、topsで売ってるフリーズドライのドリアンを紹介したことがあるが、あれは本当にカップラーメンの具のごとくカラカラに乾いた乾燥ドリアンだったが、今回のはあれから比べると大分水分の残った、ほんとにドライフルーツ然とした製品。

食べてみるとどちらもそれぞれの果物の香りと、歯ごたえがしっかり残っている。ドリアンはどちらかというとその味と歯ごたえの濃縮具合がドリアン羊羹に近い。ドリアン羊羹と同じく歯にべちゃっとつく。そしてジャックフルーツの方は多分砂糖を添加してあると思うがくどくない程度に甘みが強く歯ごたえが実にさっくりしていて美味しい。

ドリアン好きの僕でもこの2つでどちらが美味しいかというとジャックフルーツのほうに手を上げると思う。もしかしたらこの製品、familymartの期間限定製品かもしれないけどもし見かけたらぜひ試してみてください。

週末バンコクでちょっと脱力 – 下川裕治 2013年08月22日

The River
“The River” photo by Emilio Labrador

久しぶりに読んだ下川裕治の著作。

すっかり忘れていたけどアジア各国の大旅行(世界一周と思ってたらアジアだけで金が尽きた)に出る前はこの人の本を読んで旅先の地に思いを馳せて胸ふくらませていたのももうほぼ十年前。

12万円で世界を歩く (朝日文庫)
下川 裕治
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↑ これもよくよく考えればもう相当古いなんだよなあ。

バンコクの住人となってからはほぼこの人の本を読むこともなくなっていた。

というのもやっぱりこの人描くアジアの風景ってのは旅行者視点で、”めまぐるしく忙しい日本を離れてアジアの街の片隅でゆるりほっと一息。。” てな前提がまずあるので、バンコク在住となった後はもっと発展するアジアやその歴史経済なんかに興味が移り、自分の中では古き良きゆるゆるアジアは二番目のプライオリティになっていた。

さてさて読んでみるとその視点っていうのはやっぱり全く変わっていなかった。10年程もバンコクに関する本を書いていなかったのはガンガン経済成長するアジアを横目にどうもうまくなじめない感覚があったらしい。それで今回のこの本の中でも経済成長の波で町並みの端に追いやられつつある超ローカルな屋台群などを求めて街を放浪する姿が。

時代遅れかもしれないけど、世の波に逆らってるのかもしれないけど、やっぱりバンコクはこうでなくちゃということなんであります。

タイ料理や屋台に関する記述もタイ在住の人間からしたら一般的なものまでしっかり解説が入っているので基本的には旅行者向けの本かな。僕個人としてはやっぱりたまーに読むぐらいはいいけど、興味が全然別の方向に行ってしまっているので感想としては、「ああ、そうか、」というレベル。バンコク好きで旅行でも頻繁に訪れる、というような人には再度バンコクへの思いをかき立ててくれそうな本。

ただ個人的には、下川さんが参加してたローカルマラソン大会の章は結構面白かった。まだ、僕はパタヤマラソンとか母の日マラソンとか規模の大きい大会しか参加したことがないのでこれ見ていっぺんは小規模ローカルマラソン大会にも参加してみるかな?とは思っております。

週末バンコクでちょっと脱力
朝日新聞出版 (2013-06-10)
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