ヤソトンの簡素寺 วัดพุทธรักษา ワットプッタラクサー 2015年04月07日

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彼女の実家に帰省していて、タンブン(徳を積む行為:善行など)に連れて行かれたお寺。

ここの寺、非常に簡素な造りで装飾がゴテゴテしたタイのお寺の雰囲気からはかけ離れた落ち着いた寺です。

Kitchen in the temple 2

僧房の台所までとても簡素で何もない。。

Kitchen in the temple

Temple

まるで日本のどこかの寺のようだ。。。見ての通り、掃除も実に行き届いている。このお寺は人が少なくて話し声もほとんど聞こえない。一応近隣の村の人が入れ替わり立ち替わりに来ては箒で寺の中を掃除して回っている。実はこの掃除がタンブンみたいだ。

Cow with 3 Legs

生まれた時から三つ足だった牛。近所の人の家で生まれた牛でこの足では農作業には使えないし、かと言ってタイでは昔から農作業で役立ってくれる牛を殺すのはよくない事とされているので〆て食べることも忍びない(最近は食の西洋化や日本食ブームで若い子中心に牛肉食がポピュラーになってきている)。。ということでお寺に寄進(捨てる)するわけだ。殺生をしないタイの坊さん達は不具の牛もちゃんと育てている。この写真は後光が差しててなんとも言えない雰囲気になっている。。。

静かで広くてものがなく、人が居ない寺。仏教、日本の寺、タイの寺なども全く興味はないが、こういう寺であればまた来てみたい。

大自然の小さな家 2015年04月06日

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先に書いた田んぼの貯水池の魚取りですが、この田んぼの横にある小屋では、彼女のおじさんが住んでおります。

元タイ陸軍でフランス勤務をしてた事もあるらしく、退役した後は寺に入って僧侶となり、それを長いこと続けた後、彼女の実家の家族の近くで住んで欲しいという要望で寺を出て、実家から歩いて1キロの田んぼの脇のサーラー(日除け掘っ立て小屋)を手直ししながら住んでます。最近は電気も引いてきたらしく、かなり快適になったらしいが、未だに飲み水なんかは地下水のくみ上げを沸かして飲んでるらしいし、昔の人間の生活のまま、自然の中に生きてます。

上の写真の素晴らしいこと。掘っ立て小屋と小屋の下で寝てる犬と鶏。どちらも帰巣本能が強いので完全に放し飼い。あひるは田んぼの片隅に竹で策を作ってその中で育ててます。

Roosters in the rice farm

Songkran too hot also for dogs

Duck in the rice farm

脇の貯水池には魚がごまんと居ります。まさに自然の中の小さな家。一度こういう中で住んでみたいものです。基本的に思い描く老後の生活の理想に近い状態で、やっぱり田舎に土地買って畑と水辺を作るかなとも考えたりしてしまいます。。。

Toilet in the rice farm
↑ 大自然の中のトイレ。あなたはここで用が足せるか??僕は、、最近はこんなのはほとんど気にならなくなってきました。。。

แตงโม และ แตงไทย テーンモーとテンタイ 2015年04月04日

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スイカはタイ語で แตงโม テーンモー。上の写真の上に写ってるのがテーンモーです。バンコクのフルーツ屋台でもどこでも置いてる特段珍しくもないもの。下2つの黄色いのは แตงไทย テーンタイと言ってタイのマスクメロンらしい。見た目かぼちゃみたいに見えてあまりうまそうではないが。

店の人が言うに、テーンモーは普通作るのに農薬たっぷり使うが、テーンタイはあまり要らないらしい。んで、テーンタイを多めに買ったんだが。ホントの話なんだかどうだか。。

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切ってみるとテーンタイの中身は確かにメロンっぽい。ただ、味は甘さがほとんどなく、あまりうまくなかった。。香りはメロンで甘い香りなんだけど、味は甘くないというフェイント。。スイカもイマイチ甘さ足りず消化不良。。もともとタイのスイカは日本で売ってるものほど糖度の高いものではないけど。。

ま、今回アタリは悪かったものの酷暑期、雨季へと入っていく南国タイのフルーツの豊富な時期でこれからいろいろと楽しめます。。

測量してます 2015年04月03日

Road To Remembrance / New Delhi, India (2012)
“Road To Remembrance / New Delhi, India (2012) by Stephan Rebernik, on Flickr”

バンコクから彼女の実家であるイサーンのヤソトンまで550km程をドライブしてたら工事中の道路の路肩にふと黄色の注意喚起の交通標識でカメラを構えて写真撮影をしてるシルエットのものが。

土地, 測量技師 – 抽象的, ベクトル
↑ こんな感じ。

「写真撮影に注意??」今まで見たことない標識でずっと頭に残ってたが、後になってよくよく考えたら工事中なので「測量してます。路肩の人に注意!轢くなよ!」ってことなんでしょうな。それにしてもこんな標識は今まで全く見たことがない。。ググってみても全く出てこないので多分日本にもないんじゃ?工事会社が勝手に作った??

まあ、実際に事故が多いんでしょうし。チャリで海外を自走して世界一周って旅行者がよくタイで車に轢かれて死亡してるしタイの田舎の国道はぼーっとしてると危ないのです。。しかし、国が管理してる交通標識を勝手にどっかの企業や団体が作ってもいいんだろうか??確かにちゃんと注意喚起したほうがいいとは思いますが。。。

パクチーの根っこ 2015年04月02日

making thai spice paste 1

以前にも書いたトムチャプチャーイの自炊ですが、二回目にトライしたものは色も真っ黒にならずなかなか美味しく作ることができました。んで、味付けは最小限にしてたんですが、その時に入れたハーブ類を書いておくと、

白胡椒
パクチーの根っこ
にんにく

これだけ。これ、白胡椒も入ってるのでかなりスパイシーになりそうなもんですが、パクチーの根っことにんにくが合わさることで香りがなんとも甘ったるくなるんですな。実際に食べてみても全然スパイシーさは目立たず、まろやかに甘い香りが漂う。

パクチーは葉 > 茎 > 根の順番で香りが強くなり、日本ではあまりパクチーの根っこを使うというのはポピュラーではないかもしれないが、タイではパクチーの根っこはシーフードのタレなど見えないところでいっぱい使われている。

この組み合わせの意外な甘い香りはタイに8年もいる割に新しい発見で面白かった次第です。

making thai spice paste 2

thai - chinese style pot