Chennai Kitchen@Bangkokでペサラットゥ食べる 2013年11月11日

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今日の晩は独り飯。寂しいどころか好きな時間に好きなものを食えるのでとても嬉しい。

さてこの幸せな時間をどこで過ごそうかといろいろ考えたが、シーロムを下って、インド寺のワットケークがあるパン通りのChennai Kitchenに決定。これ、Chennai Kitchenとは言ってもバンコクにあるインド人のおっさんがやっている色気のないホントにインドの安食堂を思い出させるいい雰囲気のお店です。ただ、男でも一人で入店するには多分躊躇するぐらい一見さん寄せ付けない雰囲気があるが、がんばって乗り越えましょう。インド料理が嫌いな彼女と一緒にはなかなか行けないお店であります。

Chennai Kitchen再び 2013年01月20日

数年前からずっと知っているが、前述の理由や、インド料理って基本脂っこいので晩飯にはそんなに頻繁に食えないのがあってたまにしか行かなかったのだが、最近ちょっと店の親父が無愛想になった気がする。以前はどのメニューもちゃんと置いていたのに最近は品切れメニューもあったりで微妙にサービスダウンしているような気もしますがそれでもかなり美味しい南インドのヴェジタリアン料理を出してくれるいいお店。

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前にはなかった日替わりメニューをやっていて、火曜日はPesarattuという聞いたことのない料理だったが、パロタが食いたくてパロタくれ!と言ったら「パロタは土曜日だ。今日は火曜日。ペサラットゥだ。これにするか?うまいよ。」とのこと。日替わり以外は置いてないのかよ。。

でもまあとりあえず食ったことがなかったのでペサラットゥを頼んで出てきたのが上の写真。あんまりドーサと変わんないね。

ドーサ – Wikipedia

アーンドラ・プラデーシュの菜食、ウップマ・ペサラットゥ|スパイシーなインド料理と音楽で遊ぶ

この生地を作る食材が変わるみたいね。生地の中にはマサラ味のじゃがいもの具が入っていて、この具とパリパリで香ばしい香りがとてつもなく最高なペサラットゥの生地が相性抜群でめちゃウマなんであります。最初の食い始めは生地の端っこのほうで、生地以外には何も入って無かったので「なんか貧乏くさい食事やなあ」と思っていたけど、真ん中に近づくにつれてボリュームが増して最高に美味かった。付け合わせも、なんだかよくわからんソースとサンバルがついてるだけのシンプル構成でとかくうまい。

これが100THBで水一本つけてプラス10THB。トータル110THBでのペサラットゥでした。それでもやっぱりパロタが食いたいので土曜日のお昼にもっかい行ってこようっと。

タイのホールセールスーパーMakroでATTA粉を見つけたよ 2013年10月29日

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ちょっとした用事でタイのホールセールスーパー、Makroへ。そこで見つけた海外食材コーナー。インドの食材コーナーもあって見てみるとなんとチャパティを作る際に使用する小麦の全粒粉ATTAが置いてあった。これがあればインドのチャパティは本場の味で作れるし、タイのスーパーでは全粒粉はStone groundのものしか置いてなくて粉の目が荒く全粒粉100%でパンを捏ねたりできないんだが、このATTAであれば細かい普通の目に挽いてあるので全粒粉100%でも十分にパンを作ることができる。

やったやったと思って手を出してみたら袋がめっちゃデカイ。5kgの袋でした。。

確かにチャパティにしたら小麦の香りが香ばしい美味しい粉なんだけど、他のスタイルのパンを焼くのに使って美味しいかどうかはまだはっきりとはわからない状況だからいきなり5kg買いはかなり抵抗あったが、ここで見つけたのが運だと思っていきおい購入。5kgで151THBとお値段的にはなかなかお安い。5kgもする小麦の袋を担いで出前のおっさんみたいなカッコで帰宅。

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↑ 燦然と輝く”Product of India”の文字。

帰ってきてまたひとつ困ったことが。5kgの小麦粉なんて保管しておくケースがない。しょうがないので開けてからも口を固く縛って部屋の床の上にドカリと放置。これでしばらくは小麦粉買いに出ることもないな。

そして早速味を見るためチャパティを作ってみる。

1. ATTA粉 200gに水100g、塩小さじ1/2ぐらい
2. 捏ねる
3. 10分ほど休ませる
4. ゴルフボールよりちょっと大きめに分けて丸めて綿棒で1mmぐらいの厚さまで伸ばす
5. 鉄板で油を引かずに焼く。焼き時間1分〜2分程度

これだけ。イーストもベーキングソーダも使わない。普通のハードブレッドよりも単純で手順も何もない。混ぜて捏ねて焼く。世界で一番原始的なパンでなかろうか。こんなメニューだから味を左右するのが小麦粉と塩なのだ。こりゃあ適当なもので代用しててもインドのチャパティの味は出んわ。食べてみるとまさにまさにインドのチャパティ。小麦の香り。それ以外は何もない。そりゃ何もないわな材料が塩と粉だけだもの。しかし、粉の挽き方や捏ねてる時の感覚からしたら多分、精製した強力粉の代わりに使えそう。ちょっといろいろ変則的に使ってみよう。

ベジタリアンバーガー、BK VEGETABLE 2013年08月19日

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客先に向かう途中、バンコクからチョンブリまで貫く高速道路、モーターウェイのサービスエリアで同僚と一緒に久しぶりにバーガーキングに入った。そこでチキンでも食おうかな、と思っていたけどふと目に付いたので「BK VEGETABLE」というベジタリアン用のバーガーを頼んでみた。

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食べてみると、当然ながらお肉は入ってなくてパティはコロッケになっている。ま、ベジなんだからパティにするものってグルテンミートのセイタンか、コロッケ以外には選択肢はないんじゃないかな。そしてこのコロッケがまた香りは薄いもののカレー味だった。

まっさきにインドで食ったマクドナルドのベジバーガーを思い出した。ああ、インド行きたいなあ。。しかし、これ、タイでもこんなカレーというかマサラ味だったらタイ人客は嫌がるんじゃないのかな(ほとんどのタイ人がインド人がマサラ臭くて嫌いだと言う)。。そして生野菜もたっぷりでケチャップとマヨネーズたっぷりで中々イケております。インド、マレーシア、シンガポールあたりを全部同じレシピで作ってるのかな?ちょっとインド気分に浸れる目立たないメニューでおすすめであります。

Burger King Thailand
↑ タイのバーガーキングはウェブページがなく、facebook pageのみだった。。。

ヨーガでおはようさん 2013年06月30日

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“yoga book” photo by Amy Barker

今日は会社からの帰り、自宅のコンドの敷地内に入って駐車場のゲートの前でキーカードを取り出したらポトリと地面に落ちたのでそれをバイクに乗ったまま拾おうとした。

バイクに跨ったままなのとカバンを持っていたこともあってちょっと変な格好で、変なところに力がかかったのだろう、足の付け根の筋肉のところがこむら返りを起こして激痛。

「ぁぁぁああぁんぐぅう」

変な呻き声出してそのまま倒れそうになった。そのこむら返り起こした痛い足で必死に体支えてなんとかコケるのは回避したけど、1分近くその場で動けなかったな。。いやー、こむら返りなんておっさん臭くてやだなあ。昔うちの親父が布団で寝転がってファミコンとかやってる時に枕元の何かを取ろうとして「あああ、イタタタ。。。」って同じく呻いていたのを思い出す。実におっさん臭いんだわ。これが。

花盛りの37歳だから中年でおっさん臭いのは当然なんだけど、野坂昭如先生の言葉のとおりに今いろいろと肉体改造を行なっているのであります。

あのー、人間あなたがたまだお若いからわからないでしょうけど、40歳ってのはものは、40にしてまどわずとか40になったら自分の顔に責任持てとかっていいますけど、40ってのは確かに、、40になってしまえばどうってことないのだけれど、40になる前にいろいろ考えちゃう年頃でもあるんですね。あのー、僕ははっきり言って、機動隊に追っかけられて息がひいひい切れちゃった訳です。そのときに、これはひどいことになったと思って、それからなにをやろうかというふうな感じでやったのがキックボクシングで。僕は今25歳ぐらいの運動性はあるんですよ。25歳ぐらいの運動性があったって、別にどうってことないんだけども、いつもあの、自分の体がもうダメになっている、ということから来る自分自身の精神的な衰えを、どうも受け入れるのがイヤで。ホント言うと、肉体の衰えというようなものと精神的な衰えから来る、精神的な衰えって言う言葉はおかしいかもしれないけれど、精神的な変化というものを受け入れながらおそらくあの、老いていくんだろうと僕は思うけども、僕の場合はそれにちょっと抵抗してみようと思って、で、キックボクシングを始めたわけです。

野坂昭如「躁と鬱」−話− より

しかし、ホントあのこむら返りはカッコ悪いなと思って、今は日曜日の朝イチに週一回だけやっているヨガを自宅で寝起きに毎日やってみようと思い立ち、とりあえず調査。

週一回のAozora Yogaでやっている「太陽礼拝」という一連のポーズはかなりベーシックな型のようでネットでいろいろと動画なりが見つかる。

ハタ・ヨーガ – Wikipedia
【ヨガ】こんなにメリットがあった!太陽礼拝の効果 – NAVER まとめ
太陽礼拝 / ヨガのポーズ


↑ nanapiのヨガ動画。基本形はこんな感じなんだろうな。


↑ 太陽礼拝、英語表記でSurya Namaskarというらしい。このおっさんの体の曲がり方ヤバイなあ。

これで日曜日のYogaのポーズを思い出しながら、動画の通り、基本のパターンだけ毎日寝起きに3回やる。多分15分か20分あれば十分でしょう。ストレッチ代わりで徐々に体を柔らかくしていってまたどんどん動きを覚えて行きたい。とりあえずまずは毎日寝起きに筋伸ばしておけばこむら返り起こす頻度も減るでしょう。まずココから。でももうちょっと続けて、ヨガのメンタルの部分とか、インドではどのような流派があるのかとかいろいろ勉強してみたいっす。。。

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長粒米と短粒米 2013年02月01日

Thai Jasmine Rice
“Thai Jasmine Rice” pic by “Emily Barney”
↑ おなじみタイ米

友人が沖縄の古酒の写真をfacebookにあげていたが、それで思い出したが沖縄の泡盛の仕込みの際の米は日本よりも緯度が南に位置する国で取れるタイ米のような長粒米で仕込んでいると昔何かの記事で読んだことがある。Wikipediaで調べてみるとまさにタイ産のインディカ米で仕込まれることが多いと書いてある。泡盛の味はタイ米と黒麹なんですな。

ひとつ米に関して。タイと言えばタイ米、タイ米と言えば長粒米であります。日本の米とくらべて粒がながく、炊いた状態もパラっとしている。しかし香りは芳醇で日本のものとはちょっとクセが違うけど日本米でも固く炊いた米が大好きだった僕はタイ米が大好きでたまらない。日本米は基本的に食わなくても何も不満がない。日本式のカレーで米がタイ米でも別段文句もない。

んで、タイ米以外にもアジアの米という点では超長粒米としてインドのバスマティライスなどもある。この米はタイ米よりもさらに長い米でパラパラ度もさらに強いように思うし、タイ米ともまた異なる香りがする。その地のものはその地のものと合うように出来ていてインド料理のカレーと実によくあってうまいんであります。ま、昔からその土地にあったものだから、試行錯誤が繰り返されて旨い組み合わせだけが生き残ってきたはずだから当たり前なのだが。

Indian Basmati Rice
“Indian Basmati Rice” pic by “Emily Barney”
↑ インドのはタイ米よりもさらに長い

以前、ペルシア料理というものを高円寺のレストランで食ったことがあるが、その時に食った米がびっくりするほど長かった。パスタか?と思うほど。長さが2cmほどあったぞ。あの長い米をもう一度食ってみたい。単純に米と言っても世界にはいろんな米がある。

Korean Sushi rice
“Korean Sushi rice” pic by “Emily Barney”
↑ 短粒米。ん?Korean寿司ライス?

そういえば2006年にアジアを旅行した際に日本から韓国、中国、香港、ベトナムというようにアジアを南下したがどこで米が短粒米から長粒米に切り替わるのかはわからずじまいだった。というのも時間の関係で中国の青島から広州まで一気に2000kmちかくを電車で移動してしまったからだ。韓国、青島では短粒米だったが、広州に来たらもう食う店食う店長粒米になっていた。なのでどのラインで短粒米から長粒米に切り替わるのかその線がわからない。そういう意味では中国を時間かけてもう一回旅行してみたい。中国からベトナムとか国をまたぐと行政、法律、民族が変わるので食事の材料が大きく変わることは当たり前だが、中国の場合国土が広いので(とは言っても複合民族国家だから区をまたいでガラっと変わってしまうということもありそうだけど)北から南、西から東などでゆっくり移動していって気候や人と共に米や食事がどのように変化していくのかを見ていくのはとてもやってみたいことであります。