胃袋のサイズダウンはイメトレから 2013年05月14日

EAT
“EAT” photo by Gexydaf

ダイエット時の食事量コントロールの方法のうち、一番最初にやったほうがいい、という方法を書いてみます。

それは「イメージトレーニング」。

食いすぎるのは胃の膨満感以上に頭が別のソースからの情報や、思い込みで「食いたい!まだ満足してない!」って感じている状態なので、それを肉体的に適正な量に持っていくのが目的。

まずどうするかというと、単純に胃を頭の中に思い描いて見ること。人の胃袋ってのは握りこぶしぐらいのサイズらしい。それを考えると食べ物が入る量って大した量じゃないことがわかる。

でも胃袋自体は伸縮可能で、食べ物を冷蔵庫で長期保存出来て火や熱で殺菌や調理ができるようになった今現在の状態は、長い人間の進化の流れの中では直近であって、それまでは人間は継続して毎日食べ物を摂取できる生活ではなく、ちょっと食べ物を置いておくとすぐに腐敗し、食中毒などになる可能性が高かったため食べれるものがあるときは食い溜めができるような体になっている。

だから、握りこぶし大の胃袋でも1kgのカツカレーとかが食えるわけですが、年とともに消化器官の性能というのは劣化してきていきなりそんな高負荷をかけると思いっきり胃もたれしたりするわけですな。

人間って思い込みの激しい動物で、胃袋からの満腹情報伝達よりも、頭で考えた機械損失や食事への投資価値などが優先されて体からのサインをちゃんと理解できないことが多い。

だからこそ握りこぶし大の胃袋というイメージを食事の際には毎回頭の中に持って、皿の上の食った料理の量を見ながら、握りこぶしの何分目と考え長ら食うことが地味ながら食い過ぎをストップするいい方法。

イメージトレーニングで食事量減らして、また次の食事までに腹が減るんじゃないのか?と思う人もいるかもしれないけど、空腹になったらまた食えばいい。次の食事までに間食を二回取ってもいいけど、胃がパンパンになるような間食さえしなければ、胃のサイズダウンをするという目的には合致するのでオーケー。

メインの食事、間食で握りこぶし大の食事量をトライしていけば一回の食事量もだんだんと減ってくるはず。さらに30代後半ならすでに先に書いた消化器官の老化が始まってるから、この食事量のほうが胃もたれなどの内臓の不調感がなく、仕事など気持よく取り組めるからだんだん慣れてくるとこの食事法のほうが標準になってくる。そうなればそんなに気をつけてなくてもバカ食いの危険性は大幅に減ってだんだんダイエット志向なからだになってはずなんであります。

ちなみにこの発想自体は岡田斗司夫のレコーディングダイエットの本にも書いてあって基本的には僕はこの方法に大部分頼ってます。。。

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