久住昌之原作マンガのドラマ化作品。これもまたhulu.jpにて。hulu.jpだとシーズン1はすべて見られます。この、「孤独のグルメ」って漫画、30代前半ぐらいの男が街で一人メシするだけという地味なマンガで、最初に書かれたのが1994年ぐらいらしい。
僕はこのマンガを最初何で知ったのかと思い返してみたらちょうど高円寺に移り住んできた時に高円寺にあまたあるメシ屋、飲み屋の情報を仕入れるべくネットで検索してたらこの記事が出てきた。
「孤独のグルメ」高円寺篇 うなぎの宇奈忠:サロン・ド・高円寺
後から高円寺文庫センターで「孤独のグルメ」を買って読んだような気がする。高円寺なんて井之頭五郎が入っていきそうな店がゴロゴロしてるよ。当時2003年、一部でネットで取り上げる人がいたりしてたけどこのマンガ全然そんな話題にはなってなかったと思う。その後久しぶりに変なマンガばっかり取り上げてるサイトに取り上げられたりしていた。
まあ、やっぱ変なマンガだよね、というのが率直な感想で、一人メシの時の「あー、ちょっと多いな」とか「この肉と玉葱を組み合わせて食うとうまいんだ」みたいな食ってる時の思いをただただ書きだしたマンガだから実に見事にヤマもタニもないストーリー展開。ニッチなマンガだ。
と思ってたらちょっと前にドラマ化されると聞いて「こんなのホントにドラマになるの?」とびっくりした。こんなもの絵にしようがない、と思ってたんだが。。。んで実際に見てみると実に淡々とよくやるなあという感じであります。しかも井之頭五郎のイメージが全然原作と違う!マンガは30代前半ぐらいだろうけど、ドラマはどう見ても40代か50代前半?演じている松重豊もやりにくかったやろうな。。。とはいいつつも、何回か見てるうちこの松重豊の苦虫を噛み潰したような顔もだんだん愛着が湧いてきて、これもいいかなと思うようになり、最後にはそれなりに感情移入もできるようになってきた。12話全部見てしまった。。。よくわかんないけどいい役者なんでしょうね。
しかし、僕は2006年ぐらいから日本から出てるので、このマンガが日本でどれぐらい受けてるのかよくわからんな。。。あ、でもよく見てみたらドラマ化されたと言っても放送時間は深夜か。。
孤独のグルメ 【新装版】 久住 昌之 谷口 ジロー 扶桑社 2008-04-22 |
孤独のグルメ DVD-BOX
ポニーキャニオン 2012-05-16 |
↑ ちなみに「孤独のグルメ」マンガ版は今はKindleでも販売してます。。買ってしまった。。。