食品のカロリーの計算方法は? 2012年09月07日

Meal tray

ふとしたきっかけでちょっと調べてみた。食品のカロリーの計算方法はいろいろあるみたいだが、メジャーな計算方法の場合、

食品のカロリー => エネルギーとして人間が使える以下の栄養素

タンパク質 1gあたり4kcal
糖質 1gあたり4kcal
脂質 1gあたり9kcal

この三大栄養素が基準になるんだと。食品ごとに上記の三つの栄養素の含有量を割り出して1gごとに上記の単位カロリーをかけて計算されたものが食品のカロリーとなる模様。じゃあ実際にどうやって三大栄養素の量を割り出しているのかというと、

「たんぱく質、脂質、炭水化物という3大エネルギー源のカロリーをそれぞれ調べ、合算したものを総カロリーとしています。例えばたんぱく質は、食品中に含まれている窒素量を『ケルダール法』で測り、それにエネルギー換算係数というものをかけて算出します。脂質の場合は、溶剤によって食品から溶け出した油脂の重量に、係数をかけます。炭水化物だけは勝手が違って、食品から水分、たんぱく質、脂質、灰分を差し引いた残り物を炭水化物とし、同じく係数をかけて算出しています」

しかし炭水化物は1種類だけではないとのこと。アルコールは1gあたり7kcalでこの計算だと、

ビール大ジョッキ 250kcal
日本酒1合190kcal

と計算されるが、アルコールのエネルギーは体にたまらずすぐに熱になるとのこと、このようなカロリーを「エンプティカロリー」と呼び、カロリー計算にはアルコールのカロリーを抜いて計算するようです。

ビール大ジョッキ 90kcal
日本酒1合40kcal

となる模様。当然、醸造酒はアルコール生成前の糖質が残る可能性が高いため、カロリーは高くなる、反対に蒸留酒は蒸留で沸点の違うアルコールを取り出す作業なので糖質などが入りにくく、カロリーは比較的低い。

アルコールのカロリーのくだりは以前高円寺の飲み屋でバカみたいに飲みながらも食事制限と運動を適切にやって3ヶ月で10kg痩せれたことを考えると実体験とも一致するので本当じゃないかと思います。。。