必要以上に凝った造りのMac miniを新たに購入 2012年09月02日

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今年に入ってから調子が悪く、数回OSのインストールをし直していたが、ずーっと調子が悪いMac miniの再インストールを先週末しようと思っていた。んで実際作業に取り掛かり、iTunesの音楽データ、iPhotoの写真データを外付けHDDにコピーしようとすると読み出しエラーが出てコピーが出来ない。なんかとても危うい状況。2009年初期のMac miniを開腹してHDDを取り出し、空いている外付けHDD2.5″を取り付けてから再度OSインストール。ところがこれが途中でエラーが出たり、エラーがなく正常に終わったかのように再起動し、さあ!と思っているとまた再インストールの最初のステップに戻っていたり、あげくの果てにインストールが何時間たっても終わらない状況となり、あまりにうっとおしいので新規にMac miniを買ってしまった。

ホント言うとMacBookProあたりが欲しかったが、7月の日本帰国、8月のインド旅行があったので貯金額が少なく、MacBookProはちょっと手が出ず、Mac miniを買うことにした。購入はいつもお世話になってるカシコーン銀行のクレジットカードで10回無金利分割払い。ラマ3セントラルのPowerBuyではこのカシコーン銀行のカードを使うことで3%の割引があるとのことでこちらで決定。ついでにタイ+英語のBluetoothワイヤレスキーボードも。

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付属品は電源ケーブルとHDMI-DVI変換アダプタ、薄いマニュアルのみ。OSのインストールディスクすら入っていない。インストールイメージは内蔵HDDにあるリカバリ領域を立ちあげてAppStoreからWiFiや有線LAN経由でダウンロードしてからインストールする仕組み。あくまで使用環境としてインターネットを完全に前提として設計されております。

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しかし、2009年のMac miniと比べると面積は大きくなっているものの、高さは2/3程度になっていて本体に電源ユニットが内蔵されているので電源ケーブルにBrickがついていない。これがとてもスマートで電源ケーブルも軽い。筺体は底面、背面、天面のアップルマーク以外はアルミニウムのユニボディで、WiFiのアンテナなんかなんと底面に設置されテーブルトップに接するような形になる。うちの机はスチールのごつい机だったが問題なくWiFiは使えた。

しかし、ifixitのバラシ画像を見てもわかるんだけど、この筐体ユニボディの名前の通り筺体自体は一体型でバラすことができない。通常このようなお弁当箱サイズの筐体だと蓋状の天面がパカっと外れて中のユニット俯瞰できるように作ると思われるが(でないとメンテナンス性が悪い)、このMac miniはバラす時、なんと中身のユニットを背面の方からずっぽりと抜き出して取り出す。底面は円形のスライド式の蓋があるだけでほとんど中身を取り出すことができない。この背面のスペース、わずか高さ3.6cmほどと幅19.7cmであります。ハメコミ筺体と限られた省スペースをトコトンまで使い尽くした2009年モデルでもメンテナンス性は悪いと言われていたが多分この2011年モデルはそれ以上だと思う。いやー、このデザインすごいなあ。執念のデザインですな。少なくとも効率姓だけを追求してるとこういう構成には絶対にならないと思う、それぐらいの驚きのデザイン。ウェブや雑誌ですでに知っていたことだが、改めて手にしてみるとやっぱりびっくりする。こういうの、好き、という訳でもないけどアップルの製品のおもしろいところだと思う。