Amazonで購入した本をそのまま電子化してもらった 2012年02月06日

先日Galaxy tab 7.7を買って、かなり気に入ってしまった。手にすっぽり収まる手頃サイズで動画見るにも、本を読むにも、webを見るにも非常に使い勝手がよくもう毎日使いである。ホントにこのサイズはかなりポイント高い。

こういうよく出来たデバイスを持っていると、いろんな本をこのデバイスで読みたくなる。

というわけで初めて自炊代行業者に頼んでAmazonから業者に直送してスキャンしたものをデータ納品してもらった。

BookFire – 書籍 スキャン PDF サービス比較まとめ

まず最初に自炊代行業者の比較サイトでいくつか見てたがこんなにあってどう選べというのか?とりあえず値段も安め、さらに僕の記憶では自炊代行業者の草分けだと思っているBOOKSCANを見てみる。

本を送るとスキャンして電子書籍化してくれる「BOOKSCAN」の裏側を見せてもらいました – GIGAZINE

350Pまでの本なら一冊100円という安さと、iPadやKindleなど各デバイス向けにデータのチューニングを無料で行ってくれるサービスが嬉しいんだが、人気がありすぎて納期が長く、かなり待たされるよう。でもとりあえずWebサイトを見ても納期にはあまり書かれていない。とりあえずユーザ登録だけ澄ましてマイページにログインしてみると、「スキャン開始予定日 4月10日」などと大きく書かれている。これはさすがに待てない。

というわけでGoogleのAdwordsの広告で出ていていた本スキャンというところを見ているとこちらは「書籍到着より0-7営業日で納品」となっているのでまずはここで試すことに。スキャンも一冊100円だし。

と思っていたら、50冊以下のスキャン依頼の場合、自動的に表紙のスキャンとファイル名変更がついて一冊が200円からになる。大して安くないな。。。まあ今回はテスト的に2冊の依頼だからいいけど。。。後、iPadやKindleへのチューニングが別途70円の有料になっている。表紙スキャンはともかくとしてもファイル名変更がデフォルトで込みになっているというのはちょっと頂けない。だってファイル名変更なんて自分で簡単にできるからね。それよりも自分でやりにくいチューニングを付けて200円にするとか、もしくは無料にして一冊あたりがもっと安くなるともっと嬉しい。とはいえ、まあ今回は初めてなのでとりあえず注文してみる事に。

350P以下200円(表紙スキャン+ファイル名変更含む)x2
即日納品オプション30円(書籍到着の翌営業日納品オプション)x2
消費税
=483円

Amazonから書籍購入。文庫本と新書。1427円。配送料なし。

2日(木)の深夜(2012/02/03 01:00頃)に本スキャンおよびAmazon、ネットで発注。
3日(金)の夕方Amazonから発送のお知らせメール
4日(土)未明、本スキャン到着
5日(日)本スキャンから、書籍到着のお知らせメール
6日(月)夕方スキャン完了のお知らせメール → ダウンロード

土曜日に音沙汰なしってところを見ると土日はお休みなのかと思っていたら、日曜日に到着確認のメールが届くあたりどうなってるのかがちとわからなかったが、とりあえず土曜日到着で月曜日納品だったので到着から1営業日で納品ということになるのか。さて、肝心のスキャンされたデータなんですが、 こんな感じ。


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チューニングオプションも指定しなかったから、出来としてはこんなもんなんかなあ。。しかし、ちょっと素人仕事っぽいところが。実際に1年か2年前にSnapScanを人から借りて自分で書籍をスキャンしたこともあるが、これなら自分でも出来るレベル。とはいえ、十分Galaxy Tabで読める。海外に居て、読みたい本を数日の納期で関税も掛からず安価に読む事のできるシステムなので非常に重宝。これはこれでどうもありがとうございましたというレベルですな。しかし、もうちょっとお値段とスキャン品質を見比べるためにこれからもいくつかの業者を試してみると思いまする。またそれはそれでここで報告します。

でも本来は、本であったってその内容、コンテンツを売ってる訳なのに、わざわざ紙に印刷して販売し、それをスキャンしてコンテンツをデジタルにし、本は溶解廃棄処分ってめちゃくちゃ無駄な作業してますな。早くコンテンツ自体が自由に適切な課金を伴ってネットを流通できる時代を心待ちにしておるのであります。