Make:Volume10、Adam Savageインタビュー 2011年08月07日

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うちの親父が誕生日プレゼントとして日本からルアーとArduinoを送ってきてくれた。

僕も全く知らなかったがArduinoとはオープンソースのマイコンで、ハードウェア仕様から必要なソフトウェアの仕様までオープンソースで公開されていて、別に基盤そのものを買わなくてもその仕様に沿って自分で作れば同じものを準備できるよう。

Arduino UNO board

Arduino Starter Kit

これがそのArduino。さっそくLED付けてピコピコさせたりしてみて遊んでみたが、基本、社会学部という文系出身の自分には電子工作自体がほぼ初体験。まったく電気の知識はありません。

Books for Arduino

そして親父がArduinoのボードと一緒に送ってきた書籍群。3冊ともO’Reilly Japan。もの凄い偏ってます。

とりあえず雑誌風のMakeには目を通して見たが、電子工作およびDIY系の情報誌。

Make:10

「モノ」を作り出すテクノロジーが現在のPCと同じように安価に手に入り、専門的な知識がなくても自分の作りたいものを容易に作ることができる時代が近づいています。
オープンソースがソフトウェアの世界を変えたように、「工業の個人化」と「ハードウェアハッキング可能な機器の普及」によって変わるテクノロジーと私たちとの関係を伝えるのが『Make』です(英語版は季刊誌として発行されていますが、日本語版は英語版を再構成した書籍シリーズとして刊行されます)。その中心をなすのは実際に手を動かして楽しむ「プロジェクト」の紹介。安価な材料や中古製品を利用して、実用的な「モノ」を作る方法をステップバイステップで解説します。他に、先進的な取り組みを行っている研究者のインタビューや、ガレージで生み出されるユニークなガジェットを紹介するコラム、ティム・オライリーをはじめ充実した執筆陣のエッセイなど読み物記事も豊富に掲載しています。洗練された誌面デザインも特徴です。

O’Reilly Japan – Make: Technology on Your Time Volume 01

MAKE: Japan

このVolume10、あのDiscoveryチャンネルでよく見ていた「怪しい伝説(MythBusters)」で出ていたエンジニア、Adam Savageのインタビューが掲載されている。

アダム・サヴェッジ – Wikipedia
怪しい伝説 – Wikipedia

日本でDiscoveryチャンネルとか見てた頃は、まったく意識してなかったが結構このおっちゃんのインタビューがおもしろかった。昔は彫刻などをやっていたようでアート系あがりのエンジニアらしく、インタビュー中の言葉にも単なるエンジニアの言葉ではないなかなかおもしろい発言が見られた。特に共感を持つ言葉としては以下。

作ることに入り込み、思考がそれに集中すると、現実の世界で抱えている心配や不安から完全に解き放たれた気分になるんです。

うーん、本自体は専門用語がちょっとついていけない部分も多いが、こういうエンジニアのインタビューは他にあまり読むことができないのもあって楽しい。可能であれば他の号も読んで見たいもんです。

Make: Technology on Your Time Volume 10 Make: Technology on Your Time Volume 10
オライリー・ジャパン

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