私立病院はやっぱ高えな! 2011年01月12日

hospital朝起きたら雨が降っていてびっくりした。タイの場合こんな時期に雨が降るというのは珍しいことだ。部屋の奥から厚手のカッパを引っ張り出してバイクで出勤。朝イチで出かける用事があるので遅れられない。

午前中はひょんなことからタイのSUZUKIさんの2輪の工場を見学する機会を得た。クランクケースの鋳造からエンジンの組み立て、ボディパーツの成型、マフラーの加工、メッキ、塗装、全体の組み立てなどホントに最初から最後まで一通りを見せてもらえた。自分もバイクを乗っている(ホンダだが)分興味深く、見始めたら目の前の工程に目を奪われていた。楽しい。

昼飯は、4年ほどシーロムで勤務しるが、一度も行った事のなかった味里でランチ。何回か夜に飲みには行ったことはあるが、ここは和食で天ぷらやとんかつが売りのお店みたい。が、うっかりカツカレーでもない普通のカレー大盛りを頼んでしまい後になって、「あまり味里に来た意味がなかったかも」と考えてしまった。ここのカレー、微妙に薄いカレーだったが、店員が「ペッ マイカ?(辛くしますか?)」と聞いて来たので辛いのを頼んでおいたら結構しっかり辛かった。

午後の仕事をもりもり終えて晩飯はSilom Complex裏のパパイヤへ。会社の上司らと。ココでの話は、会社の同僚が虫垂炎(盲腸)で近くのBNH Hospitalへ緊急入院したが、3日間の入院代と治療費で合計約10万Bの請求が来てびっくらこい太、という話。保険を使っても自己負担が6万Bぐらいになって大変だったという。タイもアメリカと同じく公的な医療保険はあまり機能していないっぽいので(下記参照)、民間のもので自分たちで自衛しないといけない。しかし、気を抜いているとうっかり保険に入り忘れている間に大病を患ってしまうこともある。。。ちなみに僕も上記の公的医療保険のみ。もうちょっとこの機会に見直す必要がありますな。

北タイ生活&写真日記 医療保険について
【第7回】タイの医療保険/バンコク週報、タイの情報

しかし、BNH Hospital、同僚も高いのはわかってて診察に行った。腹が痛くて痛くてしょうがなかったらしい。とりあえずの診察と治療をしてもらい、入院が必要だということになったら別の安い病院にでも行くつもりだったんだろうが、腹の痛みがかなりつらかったらしく入院してしまった模様。ただし、サービスは素晴らしかったとのこと。ちゃんと朝は日本語の新聞が頼んでもないに届けられたり食事は日本食がちゃんと出てきたようだ。サービスは天国だが、最後の退院時に部屋で請求書を見て地獄に落ちたと言っていた。

パパイヤでは、いつもどおりのサイクロークイサーンラープムー、など。100 Pipersと。21時過ぎにおとなしく終了して帰宅。読書して就寝。

あ、後、ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である(いしたにまさき)を読んだ感想を書いとかなきゃあ。前半がかなり細かい説明が続いて掴みが緩かったが、アンケートの解析と、著者のインターネット、ブログ、ソーシャルメディアに対する見解とアンケート解析が合わさって読み応えがある。これからちゃんと自分のブログを更新していこうという意欲のある人間にはいい読み物。

今の自分のブログの更新も自分の生活、体験の中で必要になった調査や得た情報を逐一文字に起こして公開、これを蓄積していく作業であります。これを蓄積していけば、自分の知識の分身がブログ上(ネット上)にできあがり、どれほどの人がその情報を必要としてくれるか、というところに興味を持って10月から更新を続けているわけであります。そういう考えの後押しをしてくれる。2011年の頭にいい本を読んだなーという感じですわ。

これからは起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと(磯崎哲也)とiPadのAppStoreで顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説(トニー・シェイ)の電子書籍版が販売されていたのでそれを読み進めていきます。。。刊行されたばかりの本を読むのはネットにも情報が多く、やっぱりネタが新鮮なんでオモロイ。

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