まんが道 Kindle版 2015年06月01日

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Amazonでなんかの本を検索してた時に偶然見つかった「まんが道」Kindle版。小学校の時に確か藤子不二雄ランドで読んだきりだからはっきり言って30年ぶりぐらいに読むかもしれない。

しかし小学校の頃結構熱心に読んだ気がするけど大学生、社会人になってそれなりに自由になる金も持って、小さい頃に見た本、マンガ、映画、音楽なんかを買い揃えたりもしていたが、ずーっとこのまんが道はお目にかかることがなかったな。って言ってもWikiとか見てると普通に2013年まで続いていたのね。

藤子不二雄 – Wikipedia
まんが道 – Wikipedia

改めて読んでみるとやっぱりようできてますな。これだけネットでいろいろ自己啓発系のサイトが溢れてて「成功するには」とか「好きな道をいく」などのトピックで論じられるポイントなんかが1970年代や80年代あたりの作品でもそれらの要素がばっちり散りばめられていて、プラス恋愛や、挑戦、挫折、努力、突破などの話の流れが青春物語で楽しい。

久しぶりにトランジスタが世に溢れる以前の社会のリアルなストーリーを見たような気がします。今ではPCが一瞬で罫線なんか引いてくれる世の中で、改めてカラス口をインクのボトルに突っ込んで画用紙に定規を使って線を引いていく描写を見てると世の中の変遷に愕然とするものであります。

カラス口 – Wikipedia
↑ カラス口、と言ってもわからない人のために。僕もマンガで出て来たら思い出せたけど映像がなければ「カラス口」と言われても思い出せなかったと思う。

現在Kindle版の9巻まで読破。止まらない止まらない。一冊432円。

まんが道(1) (藤子不二雄(A)デジタルセレクション)
小学館 (2014-02-10)
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