負け勝負

うちの会社には何か居る。

昨年の暮れ、徹夜で仕事を仕上げたときがあった。そのとき、深夜2時をまわっているような時間帯にエレベータが開くのである。んで、誰も降りてこない。すぐにエレベータは閉まる。こんな事が一晩に5、6回。なんだこれは?他のフロアの人間が間違えてうちのフロアのボタン押したとしても一晩に5回も間違えるか?

っていうのはいいんだが、エレベータが開くのとは別のタイミングでエレベーターホールに誰かが出現する。はっきりと見えるわけではないのだが、視界の片隅に映る。これが一晩中。書いているとなんてことないが、実際に体験するとこれが不安になる。というか何が一番ダメなのかと言えば、こういう体験を自分が「何か居る」と無意識に考えてしまうところが既に取り込まれていて、すでに向こうの世界を見てしまっている瞬間だと思うんですわ。

うーん。詳しく説明したいんですが眠たいんでまた今度説明します。