タイで食うベトナムサンドウィッチ ขนมปังญวน カノムパンユワン 2014年01月17日

今月の18日、19日の土日はAirAsiaでウボンラチャターニーに飛び、彼女の実家ヤソトンで過ごす。日曜日は朝から人質に取られていた車でバンコクまで戻ってくるという流れ。実際には17日の夕方にウボンに飛んだ。

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↑ ウボンにつきました。田舎の空港は建物から飛行機までが歩きで夕闇の中に浮かぶ飛行機ってのが絵になって大好きです。ちょっと寂しげな旅気分。

ヤソトンまでは国道一本で100kmの距離。実家から彼女が車運転して迎えに来てくれていた。「メシどうする?」という話になって結局ウボンで食ってから実家に向かうことに。

んで、せっかくだからウボンでおいしいものということでクエイチャップユアン(ベトナム式汁麺)でも食うかという話になって市場まで出かけた。

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うーん、市場の横の屋台街も大盛況。いろいろ見て回っていると見つけた!前から食いたかったもの!

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↑ ขนมปังญวน カノムパンユワン。ベトナム式パン。ユワンはベトナムの以前の王朝、グエン朝から来てるらしい。

僕がベトナムで大好きな食い物はフォーよりもこの、和洋折衷、、、ではなくて越仏折衷なアジアンサンドイッチバインミーであります。

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“banh mi from Nhu Lan” photo by captaincinema

第二次世界大戦が終わるぐらいまでフランスの植民地になっていたベトナムでは、米粉を練り込んである軽めのバゲットに鶏のパテやハム、なますやパクチー、味付けにナンプラーなどを合わせたサンドイッチが街の至るところで売ってますが、タイの中でもベトナムに近いウボンにもしっかりベトナム式サンドイッチがありました。前々から食ってみたかったので早速注文して食ってみる。

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あ、ケチャップ。。。いきなり「これ違う」感。。。しかもバゲットに食らいついてみるとめちゃくちゃパンが軽い。びっくりするほど腹に貯まらない。これどれぐらいの粉使ってるんやろうか?水の中に放り込んだらすぐに溶けてなくなってしまいそうな存在感の薄さ。そして中の具はやっぱりケチャップ味でベトナムで食ったものとは異なる味。それでもネギやらパクチーやらがやっぱりちゃんと入れてあったのでその辺はアジアな味になってました。やっぱりタイで食うベトナム料理は別物ですな。「ベトナム料理+タイ人解釈」って感じかな。まあ別に結構うまいんだけど、ベトナムの、あの味を期待していくとやっぱりちょっとガクッとなります。