ペルシャ・イラン料理 @ パン通り 2013年11月12日

IMG_20131113_193100

昨日行った南インドベジ料理屋があるパン通り。ここには以前書いたようにあまりタイでは見ないイラン料理のお店がある。

ちょっと新しいものにも挑戦ということで行ってみた。お店は僕の中では有名人のMark Wien氏がすでにWebで記事を書いているので、大体の雰囲気と値段感はわかる。

んで晩飯にと思って言ってみると、、客が居ねえ。僕の他には中国語を話してるアジア人の女性と同じく中国語を話す白人の二人のみ。店内はBGMも掛からず二人のマシンガントークのみがずっと響き渡っていた。

お店がこういう状態なので、思っていた通り注文しようとすると「今日はこれと、これがありません」と言ってきた。まあ注文してから言われるよりマシかな。

IMG_20131113_193949

IMG_20131113_193955

IMG_20131113_194000

IMG_20131113_194217

とりあえず、ざっと上のものを注文。ライスとシラーズというサラダ、セロリと肉の煮込み。このご飯、随分前に東京の高円寺で食べたペルシャ料理と同じくコメが超長粒米。久しぶりにこのタイプの米を食えた。こういう超長粒米ってイランあたりで採れるコメなんだな。

しかし、この米はすんごい糠臭い。後でウェブで調べてみるとイランでは新米は古米よりも劣るものと考えられていて、最低でも収穫から一年は寝かせるらしく、コメの香りもコメらしい香りがぷんとするほうがイラン人は美味しいという感覚になるらしい。

だからこの匂いが向こうではおいしいとされているものなのか、それとも本当に古くて匂いがきつくなったコメなのかはよくわからなかった。

ただ、一緒に付いてきたバターをコメに混ぜてやるとだいぶ匂いは軽減されてバターの脂の香りと旨く融合した。そもそもバター入れずに炊いただけのイラン米は日本米とは比べ物にならず、さらにパラパラと言われているタイ米よりもさらに水分が少なく、ほんとにパラパラのパサパサであります。だからバターの入れるぐらいがちょうどいい。

セロリの煮こみはカレーと言うよりはタイのチャプチャイを食べているような感覚で、油っぽいが、お腹には優しい。シラズのサラダも玉ねぎ、トマト、パセリのみじん切りサラダでこれは以前にレバノン料理のBeirutでも食ったな。まあ、イラン、レバノン、トルコあたりは国どうしも近いし、それぞれの民族も昔から入り乱れてるでしょうから文化が混じり合ってお互い似通ってくる部分が多いんでしょう。

しかしこうやって書いてると自分の頭の中にイラン料理の知識がないのであれこれ書く事ができない。ちょっとイラン料理も勉強してみたいなあ。興が乗ってきたらせっかく日本よりも近い国に住んでるんだから直接イランに旅行に行って見るのもいいかもしれない。

今禁酒してるから酒が飲めないのも苦にならないし。。

夜になると非常に静かなパン通りのこれまた静かなイラン料理屋でぼんやりとした夜でした。

ご飯 50THB
セロリの煮こみ 150THB
シラズサラダ 60THB
水 10THB
合計 270THB