指名される技術 六本木ホステスから盗んだ、稼ぐための仕事術 2016年10月12日

Kabuki-cho

というわけでAmazonのセールでkindle版のこの本を購入して一気に(分量はもともと少ない本でした)読み通した。

女の子が女の子の中で競争して客を付ける、その商売の現場も風俗のように男女が一対一ではなく、社交の場であるからして、その営業方法や仕切り方はどんな商売にも応用可能な普遍的なノウハウってのもだいたい読む前からわかるもんですが、実際読んでみた感想として、40超えたこの歳で未経験で営業としてどこかの会社に入り、イチから営業部長に営業の仕方を直伝されたかのような濃ゆい内容でした。

普通の会社の営業部の教科書として読ませるのにちょうどいいんじゃないか?いや、でも学生から上がってきた新米だとまだ読んでても実感がわかないだろうから仕事初めて1年後、2年後ぐらいの社会人教育終了って段階で改めて読んで考えてもらうにもいいかもしれない。

いろいろな話の根拠が実に明確でいやらしいほどわかりやすいので、特定の上司からべったりで教えられる際、時々感じる 「いやー、それは部長の経験から来る個人的所感ちゃいますの??ちょっと??ですわ。」 みたいな感覚がほとんどない。いい本だと思います。

今年からフリーランスでやっており、(常識的には)営業でバリバリ動き回っていないといけない身分ですが適当に暇してる自分もちょっと襟を正してそれなりに考えるとこありました。

指名される技術 六本木ホステスから盗んだ、稼ぐための仕事術
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嫌われものの流儀 堀江貴文 x 茂木健一郎 2011年08月13日


↑ ちょっとWikiから拝借。この茂木さんの写真、なかなかカッコいいね。

最近また日本からハンドキャリーしてもらった本。「杉作J太郎が考えたこと」とこの本の2冊を持って来てもらってて、最近ホリエモンの本はよく読んでいるのでとりあえず読んどこうかと。どちらかと言うと杉作J太郎の本がお目当てだったんですが、茂木健一郎の冒頭の文を読んでちょっと掴まれました。

僕には人生で大切にしていることがいくつかある。
その中でもっとも譲れないことの一つが、決して体制側に無反省には立たないということだ。多数決の「勝ち」側に寄り添うことは、自己保身だけを考えれば楽だが、絶対に自分のためにはならないと思う。何よりも、自分の魂の成長にはならない。

へえ、茂木健一郎って学者然とした髪型の脳がどうこうテレビで言ってる気のいいおっちゃんだと思ってたんですが、こんなパンクな文章を書ける人なんですな。。。というところからぐーっと引っ張られて結局こっちを先に読んでしまった。 Continue reading “嫌われものの流儀 堀江貴文 x 茂木健一郎 2011年08月13日”