โอวกี่ オウギー、ローカルナンリンチー通りのタイ飯。メニュー数点 2016年03月20日

前回行った โอวกี่ オウギーというタイ飯屋。No MSGと書かれた料理のうまさにちょっと感激の飯屋。

โอวกี่ というこれまたタイ南部料理のお店 2016年03月09日

またまた行ってみました。ここのお店メインはいくつかの汁物のぶっかけ飯になるんだけどなにげに盛り付けのセンスがあるのです。

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↑ ข้าวแกงกะหรี่ カオゲーンカリー。 いわゆる南タイ、マレーシアスタイルのカレーかけ

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↑ ข้าวขาหมู カオカームー。おなじみ豚足煮込みのせごはん

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↑ 左:ปลาช่อนทอด プラーチョンの揚げ物、右:ต้มจับจาย トムチャプチャイ

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↑ これもマレーシア式串焼き、หมูสะเต๊ะ ムーサテ

どれもかなり化学調味料控えめで実に優しい味をしているし、タイ料理の割にはわびさびのある料理の盛り付けでまた点数があがる。なかなかにここは良いです。

南タイ料理?マレー料理? ロティ&マタバ 2015年05月25日

Roti & Mataba 2

ハートヤイに来て自分も彼女も酒を飲まないので夜は早く寝て、朝は割りと早く起きていた。早朝の散歩で見つけたまさに「食堂」というようなお店で食事を取ろうと入ったら、大きな鉄板が。そしてその上にはRoti Canai(ロティチャナイ)、Murtabat(マタバ)の文字が。

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ああ、バンコクではカオサン近くのプラアーティットの通りにある老舗のお店が出している料理かつ店名であるロティとマタバじゃないですか。そうだそうだ、これもマレーシア系タイ南部料理なんだよねと思って早速注文。

何気にこのマレー/南タイスタイルのロティとマタバは初めて食べます。米食い民族としてのアイデンティティを非常に大事にしているタイの国の中にあって、こういう古くからのパン系、小麦系メニューってのはやっぱり珍しい。最近欧米から入ってきているパンなどは除いてバンコク周辺では小麦の主食メニューってバミー(中華麺)以外は見ないと思う。

Roti
↑ ハサミで予め一口大にカットされて出てくるロティ。左は甘いココナッツカレー。マッサマンの具なしといった感じ。

Mataba
↑ ひき肉や玉ねぎなどの餡が入ったロティと同じ生地で包んだオムレツと言うかパイというか。左上のカレーはロティと同じ。

出て来たロティを一口つまむと、ああ、これはタイの香りじゃないなあ、インドを思い出す。てかナンでもチャパティでもなく、パロタですわな。これ。生地を広げて何層にも重ねて折りたたみ、多めの油で焼いて、最後の出来上がりに手でグシャッと潰すところも一緒。んでカレー付けて食うんだから。

パロタはもうホントにオムレツという感じでそれほど餡にスパイシーさもなく普通においしいが、小麦の香りとタイらしくない感じはロティのほうが上ですな。ホントにこの小麦と油の臭いはインドを思い出す。

Roti & Mataba

Cutting Roti
↑ ハサミで一口大にチョキチョキと。

で、改めて地球の歩き方やネットで見てみるとやっぱりロティはタイではバナナやらを入れて砂糖かけて練乳かけてとお菓子にして食うばかりのようで、マレーシアのほうでは朝食にカレーを付けて食うようだ。ああ、国境が近いからマレーシア人向けに用意してるメニューなんかね。ハートヤイ市内でもマレーナンバーの車もいっぱい見たし、マラソンも一応国際マラソンと銘打ってただけあってマレーシア人の参加も多かった。

タイ料理じゃないかもしれないが、それでもバンコクではなかなかないこういうマレーシアスタイルの食べ物を食えるのも国境が近い街ならではないでしょうか。