Magic Leaf ใบหูกวาง バイフークワーン 2015年04月19日
タイの ปลากัด プラーガット、いわゆるベタですが、こいつはMagic Leafという枯れた葉っぱを入れた水で枯葉のタンニンが染み出して水が茶褐色になっている状態を好むらしい。バンコクでもチャトゥチャックのウィークエンドマーケットなどに行くとベタを売ってるショップの軒先にこのマジックリーフが置いてあったりする。
本来のMagic Leafと言われているものは ใบหูกวาง バイフークワーン、英語名で Indian Almond とという木の葉っぱだが、その他にもタイなんで Guava ใบฝรั่ง ファランの葉っぱ、ใบกล้วย バイクルアイ、バナナの葉っぱまで
売っていた。
でも実際にベタの瓶に入れてみると色が出るのはやっぱりMagicLeafと言われている ใบหูกวาง バイフークワーン のみだった。まあベタ自体が枯葉の沈んだ森の中の水たまりみたいな環境が大好きらしいから他の葉っぱでも環境の演出はできるかもしれないが、ブラックウォーター的な茶褐色の水になるのはこれだけでした。また、やっぱり他の葉っぱを入れた時は変化はなかったが、このใบหูกวาง バイフークワーンを入れた後からベタが元気になって水面に泡巣を出してました。
なので買うなら他の葉っぱよりこれを買うべし。
ただ、うちの彼女に見せると「หูกวาง フークワーン、私の高校の庭にいっぱい植えてあったよー」と言っていた。多分タイではそこらへんに生えてる木で普通に外で拾ってきてビニール袋に詰めればひとつ10THBとかで売れるおいしい商品なのかもしれない。ふと、川の石を売る話である、つげ義春の「無能の人」を思い出しましたとさ。
↑ ちゃんとAmazonでマジックリーフ売ってるんですな。。
↑ 実は漫画原作は読んだことがない。
↑ 個人的にこの竹中直人の無能の人が好き。