タイの色彩感覚と日本の色彩感覚 2017年07月29日

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今年のSwensen’sのドリアンアイスクリームも食べてきました。去年まではトッピングでついてくるココナッツミルクで炊いたもち米が白かったが今年はきれいな紫色。

swensens_durian_icecream

これ、Swensen’sの看板に使われてるドリアンアイスクリームの画像ですが、めっちゃビビッドな紫色とドリアンの黄色で日本人的な色彩感覚からしたらちょっとドギツすぎる感。

この紫色はタイのアンチャンという花から絞った色素を使っている模様。ちなみにこのアンチャンという花はタイでは昔から使われてきた自然の着色料であり、糖尿病の抑制などの効能もあるハーブの類であります。僕も前に一度彼女が作ったこのアンチャンの花を使った青い米の話を書いております。

Dok Anchang

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パシっと目の冷める色彩ですな。

しかしタイ人がメリハリのある色彩や原色が好きだったりするのは、タイの自然の中で昔からこういう目を見張るような鮮やかな花がいっぱい咲いていたからでしょうな。

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↑ タイのお花ってのは色彩鮮やか。

日本人の場合は桜がやはり色彩感覚の中心になっていて鮮やかというより淡い色合いが昔から目に馴染んで今も好まれるのではないかという印象ですな。

五条川周辺の桜
↑ 日本の場合はこういうイメージですな。

今年も暑いタイのお昼間にアイスクリーム食いながらこんなこと考えておりました。。。