韓国映画「タクシー運転手」を新宿シネマートで 2018年05月09日

立川でダンガル観に行った時かなあ?パリテキサスを観に行った時かなあ?予告で流れていたこの映画、個人的には見慣れない韓国映画だが、なかなか面白そうだったので観に行きました。

映画館は新宿シネマート。ここも初めて足を踏み入れる映画館。なんだかんだ言って東京はやっぱりいろんな映画館があっていいねえ、と思ってたらこの映画館自体はオンラインでのチケット予約もなく、実にインディーな映画館でした。

今回この「タクシー運転手」を観たホールはこれですよ。

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70席に満たないような大きさのホール。どこの試写室や?というような雰囲気の中で映画鑑賞。ちなみに同日、新宿バルト9に「孤狼の血」を観に行ってたんですが、昭和の残り香のするこの映画をどちらかというとこのシネマートで観たかったという気持ちが強かったです。ここのトイレ、床から壁からタイル敷きでめちゃくちゃ古臭くて昭和テイストの残る映画館であります。

で、映画自体の内容に全然触れていないですが、そこそこよかった。感情移入できるのは主人公のタクの運ちゃんが使命感に目覚め始める前まで。それ以降はやっぱりなんか映画的なシナリオかなあ。

普通に「やばいやばい、こんなところに居てたら流れ弾に当たる、撮影なんかどうでもいいからもう帰ろう!!」なんて言ってる時が一番シンクロしたごくごく一般的な市民であります。

さらにアーミル・カーン主演もの、「PK」も観了 2018年05月06日

さらにアーミル・カーン主演の映画が観たくなり、「PK」も観ました。残念ながらこの映画はアマゾンプライムにもないし、他のストリーミングサービスなどでも観れない作品。結局アマゾンでDVDを3,000円ほど出して購入して観ました。

監督は「きっと、うまくいく」と同じくラージクマール・ヒラーニ、主演はもちろんアーミル・カーンとなってます。この映画も現代劇でラジャスタンの砂漠に降り立った宇宙人が通信機を盗まれてしまって宇宙船と連絡つけられず帰れなくなってしまうというお話。なかなかに今までなかったちょっと考えつかないストーリですな。

で、これも今まで観たアーミル・カーン主演映画と同じく、インドの宗教に関する社会問題などを交えながらテンポのいいコメディ映画に仕上がっております。

最終的にはやはり「きっと、うまくいく」の方が上だとは思いますが、この作品もなかなかの佳作。最近ダンガル観てアーミル・カーンがいいなと思った人はぜひ観てもらうのが良いかと思います。

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アーミル・カーン主演、至高のインド映画「きっとうまくいく」 2018年05月05日

今年は劇場でバーフバリ、ダンガルを観て、「インド映画の出来は馬鹿に出来ん」と一人納得していたところ、友人からダンガルで主演していたアーミル・カーンが以前に主演していた映画、「きっと、うまくいく(原題・3 Idiots)」もかなり出来がいいと推されたので観てみました。

2009年の映画でインド映画らしく軽ーく2時間を超える大作なんですが、長時間と全く感じさせない脚本の良さ。現代劇でインドの工科大学の学生とその後のストーリーなんですが、人情ものとインドの学歴社会、競争社会の問題を絡めて超泣かせてくれる素晴らしいシナリオです。

この映画、アマゾンのプライムビデオで観れるのでプライム入ってる人は無料で観れます。僕もプライムで観たんですがもう何回泣かせるんやと疲れてくるほどに泣かせる。

しかしアーミル・カーンもいい映画選んで出てますなー。今んところアーミル・カーンが出てる映画はハズレなしでございます。

この映画観てるとラダックも行って観たくなるなあ。

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パンジャブのシク教黄金寺院のルーチン、聖者の食卓 2018年04月26日

アマゾンのプライムビデオで見つけたドキュメンタリー。インドの北部、パンジャブ州にあるシク教の総本山、黄金寺院で毎日タダメシが10万食も作られて無料で提供されるわけですが、その舞台裏を「本当に淡々と」描いた作品。

すごい面白い映像なんだけど、セリフも全くなし、とにかく黄金寺院で毎日の10万食がどうやって作られてるかが描かれる。そして後片付けまで。。まー、インドに興味のない人は絶対寝るなあという映画。

12年前にバンコクのカオサンに泊まっていた時に、他の日本人バックパッカーと一緒にパフラットにあるシク教寺院までタダメシ食いに行ってたなあと昔だ思い出されます。バンコクでも出てくるのはちゃんとしたインド料理で非常にうまかったのを思い出します。

日本でもどこかシク教寺院ないかな。。食いに行きたい。。。

聖者たちの食卓
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バーフバリ極音上映で立川シネマ2 b-studio 2018年04月24日

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バーフバリ 1 & 2 を見るため、二週続けて立川シネマシティに行ってきました。極音上映の音響設備は b-studio にセットアップしてあるらしく、どちらも b-studio で見てきました。

で、気づいたのが席によってかなり映画の印象が変わること。 1 を見たときは前から3列めで真ん中のシマの一番右ですぐ横が通路というちょっと片寄った場所で見ましたが、なんのことはない、とても音が良くて映画にめっちゃ入り込みました。

次に 2 を見に行った時は前人気がすごかったのでとにかくしっかり席を押さえることを念頭に予約の際、人があまり予約しなさそうな最前列を取ってみた。なんせスクリーンとウーハーが目の前にあるんだから最高の音場だろうと考えていた。ところが実際行ってみると最前列からスクリーンまでの距離は結構取ってあるにも関わらず、スクリーンの設置が高めに設置してあることで結構首が痛くなる。また、スクリーンの高さに合わせてスピーカーが配置されているのでスピーカーの音域に自分の耳が位置しておらず音のバランスが悪い。最前列はここは辞めておいたほうがいいな、という印象です。d-studio は何も問題なかったんんだけどなー。

とはいえ、上映前の時間は各シートに明かりがついていて席と席の間隔も比較的広く、非常に居心地のいい映画館だと思います。

昨年末に平日19時上映開始だった「サスペリア」と5月後半の僕がバンコクに里帰りしている間に上映してしまう「悪魔のいけにえ(Texas Chainsaw Massacre)」が見れないのが非常に残念です。。。と言いつつ悪魔のいけにえなんて極音でやる意味あるのか?と思ったりもしてますが。。。