タスク管理のお話 2013年03月10日

Task Lists
“Task Lists” photo by J Dueck

ダイエットが一段落して、酒も飲まず晩の空いた時間をエンジョイしておりましたが、新たにタスク管理を実行して見ることにしました。

僕は基本的に今までiPhoneやらtabletやらPCやらでいろいろとToDo管理ツールなどを試したけど、結局どれもうまく使いこなせず、タスクが溜りに溜まって見るのが嫌になったりしておりました。

今回は、晩の酒を飲まない時間でやりたいことをリストアップしてるうちにどうやっていくかを考えていたら最終的にタスク管理という方向性に自動的に向かいました。それがきっかけで今までタスク管理がうまくいかなかったことをいろいろ考えていたら、もしかしたら今回はタスク管理の手法がうまく軌道に乗るかもとちょっと思ってしまった。

そもそもタスク管理としては僕の観点では、プライベートも仕事もすべてひっくるめて管理しないと意味がないと思っております。というのも、仕事の時間ないだけ、とか会社から出たらもう会社の仕事タスクはしない、というふうな括りにしてると逆にストレスが溜まるから。

例えば、担当してる顧客のマネージャがバンコクに来ていて、打ち合わせの後、一緒に飯でも、という話になった際に、自分の仕事が食事の時間までに終わらない場合、僕の場合なら仕事に必要なドキュメントだけPCにコピーしてオフィスを出る。飯を食って、帰宅後に自宅で残ってる仕事だけチャチャっと終わらす。これを時間外だとか、自宅では仕事しない、という風にしてると次の日の朝イチなどに残った仕事を急ぎでやらなければならず、その緊迫感は非常にしんどい。今日中に終わらせようと思っていた仕事なら「今日中に」と思ったそれだけの理由があるはずで、明日に延ばすとなんらか今日やるよりも問題があるはずなんであります。その問題から来るストレスを考えて、今日時間外に仕事するストレスのほうが軽いなら今日やるほうがどう考えてもやりやすい。ま、「仕事なんて早く終わらせたほうがいいに決まってる」というような曖昧な理由で今日終わらせようとしてたものなら、明日に伸ばしたところで大した問題はなく時間外に仕事するほうがストレスが大きいでしょうが、ほとんどの場合、そんな大した理由もないタスクを本日中に組み入れるわけはないのでありますw。

ところが、僕の場合、酒という魔物が居て、飲み始めると大体において適当に収めるという飲み方が今までできなかった。つまりはベロベロになるまで飲むのであります。なので仕事をしなくてはいけないとかではなく、できないんであります。仕事だけじゃなくてプライベートでやりたいことも一緒。YouTubeで誰々のビデオチェックするとか、あまり頭を回転させなくていいタスクならできるけど、何日も経つと結局、考え事が必要なタスクなどが溜まりに溜まって、タスク管理破棄という結論に至るわけです。

このような理由が、自分の頭のなかにも明確に原因と結果という形でわかっていたのに、今まで酒をコントロールできていなかった。やっぱりこれもアル中の一形態なんでしょうか?それがダイエットという形で今のところ禁酒ができているので、改めてタスク管理をやってみようかという考えになりました。

明確に自分の計画したことが酒のお陰でお流れにしてしまってたことが度々あったので今回酒をやめることで自分がどう変わっていくかがとても楽しみなんであります。最近は多少物事にも継続性がちゃんと出てきたような気もしますわ。この土日でDavid AllenのGTD本も買ってきていろいろタスク管理についてお勉強しようと思っております。

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術
デビッド・アレン
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「これ食え」ゲスト Silvanian Families 2013年03月09日

Podcasts
“Podcasts” photo by Mingo.nl

またまた仕事で長時間車に乗る時間があったので、時間なくて聴けてなかったポッドキャスト「これ、食えますか」を数回分スマホにDLしておいてから乗り込み、まとめて聴いた。

BUBBLE-B・m1dyのこれ、食えますか? 第60回 ゲスト:Silvanian Families (後編)

以前シカゴのゲットーハウスを紹介してた時もすんごい面白かったが、今回Silvanian Familiesを迎えてのDTM/DAW談義がめちゃ面白かった。このDTM/DAW系のソフトウェアも結構細分化されてるのでこういう話でも聴かない限りはもうどういうツールなのかよくわからなくないのが多い。Silvanian Familiesの人も音楽制作の事始めはBEATMANIAらしく、ポッドキャストから聴こえてくる声もだいぶ若そう。しかしこの人、楽器が全然できないらしい。僕自身がサンプラーってのはDJプレイやDTM/DAWソフトウェアで”作曲”した楽曲に補佐的に使うもんだと思っていて、サンプラー単体でもまるまる1曲作れるらしいってのは誰かが言ってるのを聞いたりはしてたが、「楽器できないんですよ、サンプラー以外で曲作るのってどうしたらいいのかわかんないっすね」みたいな声を初めて聞いて、ああやっぱりサンプラーだけで曲って作っていけるんだと改めて認識。

しかもこの人、トラック作ってもCDなんかは作らず基本全部ネットにアップロードして流通させてるみたい。確かにSoundCloud覗くと曲いっぱい置いてあるな。。。ああ、なんちゅうかもうインターネットネイティブな世代のアクティビティという感じがして話がめちゃくちゃ新鮮。確かにまあそれでいいよね、って方法論を普通にやってるだけなんだけど、ライブなんかも基本作ったもの、ボタン一個ポチッと押して再生。それだけーみたいな。でもまあ余程客のノリ方見てライブ感だそうとしない限りはこのほうが失敗なくて絶対いいね。

てなわけでせっかく話が聞けたんで自分もちょっと触ってみるべくOpen MPTだけはインストールしよう。あ、でもMacだとRenoiseになるのか。Mod plug TrackerってWindowsベースなのね。ソフト起動しただけではさっぱり使い方わからんなあ。勉強勉強。。。

いやー、やっぱり音楽系ポッドキャストだけあってやっぱりこういう制作系の話はかなり楽しく聴ける。この次の回のDJ Shimamuraの出てる回も、ちょっと個人的にはHappy Hardcoreは辛いんだが、それでもかなりコアな話をしていてとても楽しい。スタディスト・岸野雄一氏の回から現在までかなり濃密なような気がする。いいなあ「これ食え」。楽しい。

今の御時世、音楽紹介番組ってのもないし、音楽雑誌も勢いないし(僕はタイに住んでるからそもそも雑誌買うの難しい)、ポッドキャストで音作ってる人、ライブやってる人の話聞くのが一番楽しい。インターネット、ポッドキャストがあるから細分化されたジャンルでも純度の高い情報や話が聞けるのがいい。いやあいい時代だと思うなあ。

BUBBLE-B ・ m1dy の これ、食えますか? Podcast by SPEEDKING PRODUCTIONS

SpeedkingRadio

モレスキンってどうなん? 2013年03月08日

Moleskine
“Moleskine” photo by Juan G. Hurtado

会社のビルにあるASIA BOOKSというバンコクにチェーン展開する洋書系の本屋をブラついていたら手帳のコーナーがあって、そこでモレスキンという手帳を見つけた。そういや、いつもよく見てるウェブサイトなどで時々このモレスキンって単語を見かけたなあと思っていた。

モレスキン – Wikipedia
MOLESKINE モレスキン

しかし、A6ぐらいのサイズの手帳というか、無地のメモ帳が一冊500THBとか600THBもしてるのね。高級ノートパッドだ。しかし以前Siam Paragonで見かけたRHODIAもそうだが、スマホ、タブレット全盛のこのご時世にメモ帳もなかろうと思うんだが。。しかもこんな値段の高いメモ帳。いや逆に値段の高い、他製品と差別化した高級商品(かどうかはわからんがそういうイメージ)しか売れないのかね。ありふれた物で成熟しすぎた市場だとそういうブランドイメージを確立させたものしか目立って売れないのかもしれないなと一人考えてみたり。

このモレスキン、ごつく硬い表紙とかが売り物のようだけど、これ分厚くて胸ポケットや尻のポケットに入れにくそう。みんなこんなもの持ち歩いてるのかね。僕はここ一、二年でタイに上陸したMUJIのダブルリングメモを使っております。これならA7版で小さく薄く、表紙背表紙が硬いポリプロピレンになっているのでポケットに無造作に押し込んでもメモの箸がめくれて折れてしまったりもせず全体がベコベコに折れることもなく綺麗に最後まで使える。これで55THB。ま、これでもタイのホントのローカルのメモ帳と比べると高いんだけどね。レコーディングダイエットの際にスマホではメモが間に合わなさそうな場面のためにいつも持ち歩いている。

基本的にカバン軽くしたいからできるだけ紙ものを排除していこうと考えて、メモはスマートフォン、ノートはiPad、会社の業務で使用するドキュメントも基本PDFに書き出してGoodnoteで開いてタッチペンで上からガシガシ書き込みしてる。これなら打ち合わせした後の修正点をガシガシ書き込んだドキュメントもiPadに保存されて紙が増えない。こんなことをやってるなかこのごついモレスキンを持ち歩くか??とちょっと思ってしまう。やっぱり上のMUJIのメモで十分。

クリックブロック マウスパッド
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↑ これはちょっといいかも。

Gunosy ソーシャル系ニュースキュレーションサービス? 2013年03月07日

gunosy

これまたTwitterだったかfacebookだったかのタイムラインで見かけたウェブサービス。Gunosyでグノシーと読むらしい。日本人の東大生が集まってローンチしたSNSをうまく取り込んだキュレーションサイトとのこと。ユーザはgunosyにfacebookアカウント/Twitterアカウント/はてなアカウントなどでログインする。そうするとgunosyのシステムが自動的にアカウントの過去のタイムラインをスキャンしてその傾向を把握。システムがその傾向を見ながらオススメ記事を自動的に配信してくれるというもの。

実際に登録してみると、必要な作業は最初の登録作業のみでその後は毎日毎日朝に登録したメールアドレスにメールが届く。そのメールにはトップのニュース記事がサマリで載ってるので各記事に飛ぶか、自分のgunosyのホームのアドレスに飛ぶと配信ニュースの一覧が表示される。とにかくやることは最初の登録ぐらい。実に簡単。閲覧に関してはiPhoneアプリも出ているみたいだけど、とりあえず僕はしばらくはメールから閲覧してみようと思う。

この表示される記事が中々面白いサイトが多い。lifehacker.jpとか、wired.jphatenaとか、いわゆるインターネット中毒系のユーザにはおなじみのサイトばかりではなく、かなり個人系のサイトがリストアップされてて、今まで見たことないようなサイトに飛ぶことが多く最近ちょっと朝イチが楽しみなんであります。ただ、コンピュータ、インターネット周りのトピックがたくさんリストアップされるんだけど、こういうトピックではネタが豊富にあるのでいいだろうが普通の女性などが好むトピックにどれだけのネタの収集力とリコメンデーションの精度があるのかは未知数。僕のアカウントでは試しようがないんです。。。あと、僕のアカウントをスキャンしてるわりには、最近ちょこちょこ発言していたダイエット関連のトピックが全然リストされないのもちょっと気になるところ。あ、音楽のトピックも全然ないな。。

コンテンツ解析やリコメンドのアルゴリズムは当然秘密っぽいが、個人的には必要最低限の機能で飛んでくるコンテンツも優良と評価は結構高いサイトっすね。インターフェイスが日本のウェブサービスっぽくなくてスマートですよ。んでちょっと下調べしておこうと思ってググってたら、まずTech Crunchのサイトが見つかり、、、

ユーザーの好みに合った記事を集めてくれるvingowがiPhoneアプリ、タブレット向けWeb版をリリース
↑ 他のサイトの紹介でしたが、この分野では既にいくつかのウェブサービスが立ち上がってるんすね。

Crowsnest
vingow
↑ どちらもなんか画面がごちゃっとしてるのでGunosy一番使いやすく思う

さて、このサービスがマネタイズに具体的に動き出した際にどうやって行くのか、このシンプルなインターフェイスをどこまで維持できるかってところが気になります。素直にこのサイトは応援したい感じですなあ。

ผัดฉ่า(パッチャー) と ผัดขี้เมา(パッキーマオ) 2013年03月06日

หอยหลอดผัดฉ่า

タイ料理で久しぶりに「酔っぱらい炒め」と言われる ผัดขี้เมา パッキーマオという料理が食いたくなり、メシ屋で頼んだら「パッキーマオはなくて ผัดฉ่า パッチャーがあります」、と言われて、「ああ、そういえば似た味で ผัดฉ่า パッチャーってのがあったなあ」と思ってそれを頼んだ。

出てきたものはパッキーマオのイメージそのまんまの味。タイ料理の代表格パットガパオ(ガパオご飯)に負けず劣らずご飯がススム君的なお味。魚、イカ、貝などのシーフード系がベストコンビネーションだが、豚などの肉系でも存分にうまい、いや、めっちゃうまいんである。しかしそもそもパッキーマオとパッチャーの違いって何だ?どちらも炒めもので、若い緑色の若い胡椒の実がゴロゴロ入っていてフレッシュな胡椒の香りとタイハーブの香りの重なりが素晴らしいのであります。

という疑問になればGoogle先生ってことでちゃちゃっと調べた結果とうちのタイ人の彼女が言うの統合して考えると

ผัดฉ่า パッチャー
ナムマンホイ(オイスターソース)
プリックタイオーン(若い粒胡椒)
グラチャーイ(より繊細な香りの生姜、みたいな感じのもの)
ホラパー(スウィートバジル、レシピによってはガパオが使われてることも多い)
バイマクルート(こぶみかんの葉。タイカレーでお馴染み)
の香り・味をパッチャーという

ผัดขี้เมา パッキーマオ
ナムマンホイ(オイスターソース)
プリックタイオーン(若い粒胡椒)
ナムターン(砂糖)
の香り・味をパッキーマオという

こういうイメージかな?彼女に言わせると、パッキーマオのほうが砂糖が多く入っていて、味がパッチャーに比べるとベタっとしてる。パッチャーはタイハーブの種類が多くてよりスパイシーで香りの要素が多くてうまい、とのこと。

しかし、ネットでいろいろ見てみると、パッキーマオでもパッチャーと同じような材料で作っているのもあったりで、人によって結構認識が異なりそう。そう考えると、元は同じ料理で、こっちの店ではそれをパッキーマオと呼び、あっちの店ではパッチャーと呼んだ、みたいなのが起源だったりするのかもしれない。また明日うちの会社のタイ人スタッフに聞いてみよう。

สูตรอาหาร – อาหารผัด – ผัดฉ่าปลากะพง
↑ タイ語のレシピ、写真付き。こちらパッチャープラーガポン、鱸のパッチャー炒め。

ผัดขี้เมา
↑ タイ語レシピ。こちらパッキーマオガイ。鳥の酔っぱらい炒め。上と比べて材料少なめ。


↑ 動画レシピ、センヤイパッキーマオタレー。シーフードの酔っぱらい炒め。でもこの動画ではグラチャーイやらバイマクルートなども入れてとても香りが良さそう。

豚のスパイシー炒め(ムー・パッチャー )を作る – バンコクで生きる! – Yahoo!ブログ
タレーパッチャー – バンコクで生きる! – Yahoo!ブログ
↑ 日本語で紹介してるサイトがあった。

そして多分週末あたりにまた自炊でトライすることになるでしょう。。自分でタイ料理を作るのは楽しい。。。

ちなみに、旅行で来る人が手軽に味を知りたいとか、おみやげに持って帰りたいという場合であれば、7-11に売ってるインスタントラーメンでもパッチャーがあります。

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ไวไวรสหอยลายผัดฉ่า | 7review

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นู้ดเดิ้ลคลิก รสหอยลายผัดน้ำพริกเผา | 7review

カップのほうはパットナムプリックパオとなってますが、味的にはパッキーマオ、パッチャーどまんなかの味です。カップのほうでも具は貝のみなので具が少なく、屋台で食うより味が平たんですが、野菜などを追加して食べればタイ式スパイシー焼きそば的な感じで非常に美味しいです。