クアラルンプール、歩行者には過酷な街 2015年05月02日

というわけでマレーシアはクアラルンプールにゴールデンウィークの休暇中ブラブラしに行ってきました。

マレーシアの首都、クアラルンプールって町並みは相当綺麗でちゃんと統制されている印象ですな。ブキットビンタンからKLCCまでの町並みなんかは青空にバシッと映えるスカイスクレイパー郡がとても絵になる。がしかし次回ぐらいに書きますがランニングで道を間違えた原因のように、狭いエリアに高層ビルをバコバコ建てまくり、足元の交通も高層化してしまえ!みたいな感じでバイパス!バイパス!立体交差!みたいな造りでgoogle mapをリアルタイムで観ながらでもまともにまっすぐ歩けやしない。上からみたら十字路でも歩いて行ったらバイパスで交差する道路は頭上にあったりで超混乱。

もう二日目ぐらいからこの街は歩行者の事は二の次にしてる街なんだと諦めてタクシーばっか乗ってました。タクシーにしたって「えー、この道からこう行けばすぐ行けるじゃん、ボリすぎじゃないの?」と言うと「いや、今この道は工事中で、こうぐるっと回らないと行けないんだ」みたいな言い訳。それが行ってみないと本当かどうかわからないから微妙なところ。

なので、歩く時、タクシーに乗るとき、かなり道のつながりをいろいろ見てました。だから、KL自体はバンコクと比べてもかなり小さい街なのがわかった。だいたいチャイナタウンから10km程度走っただけでここまで中心地から外れてしまうんだから相当ちいさい。

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上の画像でスタート地点がチャイナタウンのPetaling Street。それから走って南下して4kmのポイントがリトルインディアのBrickfieldsの南端。それから無理くり高架道路を走って降り口を間違い、さらに南に爆進。間違いに気がついた時にはすでに9km。。9km進んで来たのをまた引き返すのかとガックリ来ましたが、帰り道は帰り道で反対車線からは通れない交差点とかあってどの道を走るのかを考えるのに難儀しました。

というわけでランニングも一応その日は18kmを完走しましたが、かなりガックリ来てしまい4日の滞在中走ったのが1日だけという残念な記録となりました。

クアラルンプールはタクシーですな。電車も乗りにくい。全般的に道案内の看板が少なく、あってもなんだかわかりにくい案内が多かった気がします。。。

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Kuala Lumpur 一人ぶらぶら 2015年04月22日

Petronas towers, Kuala Lumpur, Malaysia
“Petronas towers, Kuala Lumpur, Malaysia by emilstefanov, on Flickr”

タイは4月にソンクランというタイ正月の期間があって大型連休となる。んで5月も連休があるんだが、今年は5連休となっているのです。

5連休、どうしようかなー、せっかくの休みだからどっか行きたいけど金使うし、めんどくさいし、とか思ってましたがふと思い立って一人でKL、マレーシアはクアラルンプールに行ってみる事にしました。

途上国なんて言わせないしっかりしたインフラ、以外と地味な街並み、ムスリムの国、マレー、中国、インドの複合文化、反アメリカ主義でも目立った反発はしない、そして南国フルーツ、ドリアンの国。前回ペナンを訪れた印象がそんな感じ。非常に過ごしやすくて特にペナンは大好きになった

というわけでそんなマレーシアの首都を見てみたくなり5連休のうちの4日間をKLで過ごします。AirAsiaのBKK-KL間の往復チケットで約3500THB。ゲストハウス情報などを見てると45RM〜100RMぐらいの宿もゴロゴロしてそうでかなり安く過ごせそう。

個人的に派手な観光地を好む志向ではないので適当に古いモスクやらペトロナスツインタワーやら見て後は屋台飯、ドリアン、ショッピングモールでローカルブランドの日用品とか見ながらぼやっと過ごすかなあ。

SIMカードも到着後すぐLCCT(LCC専用ターミナル)買えるみたいだし通信環境も問題ないでしょう。前回のムンバイの通信環境は酷かったからなあ。。。しかし多雨の時期でしょうから天気悪くて飛行機揺れたら怖いな。。。

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GEORGETOWN WHITE COFFEE 2014年06月21日

Malaysian Coffee & White Coffee

ペナンのジョージタウン、KOMTARの下にGEORGETOWN WHITECOFFEEなるカフェーがありまして、ドリアン食いツアーから帰ってここでコーヒーを頼みました。

GeorgeTown White Coffee

メニューを見てるとお店の名前になっているホワイトコーヒーが。そういえば会社でシンガポール案件で出張してた同僚がおみやげでインスタントのホワイトコーヒーを持って来てくれたっけか。ペナンにもホワイトコーヒーがあるのねと思って何気なくググって見たらホワイトコーヒーはマレーシア発祥らしいですな。

イポーホワイトコーヒー – Wikipedia

なんか色が薄い白色コーヒーってのも胡散臭くて、コーヒーの量少なめにしていろんな添加物放り込みました的に思ってたが出てきたものを飲んでみて意外とうまくてびっくり。グラスを前にして香りを嗅いでも普通のコーヒーほどに香らないけども、飲んでみて後味から鼻に抜ける香りはコーヒーそのもの。んでその香り自体も普通のコーヒーから比べると丸い感じがする。ただこれは乳脂肪と砂糖がたっぷりだったので余計にそう感じたのかもしれない。

もうひとつの色の濃いコーヒーのほうは確かMalaysian Coffeeだったかな?これもまあ乳脂肪と砂糖たっぷり。ホワイトコーヒーよりかは確かに普通のコーヒーのテイストだった。それと、ホテルで朝出してくれたホットコーヒーはまるでタイのオーリアンのような軽いテイストだった。隣同士の国なのでマレーシアでもオーリアンはあるのかもしれない。こういう軽食文化の微妙な差異を見ているのも楽しい。基本的にペナンは楽しいことばかり。肌にあってるのかね。

American Global Business hits Penang.
↑ とはいえ、ちゃんとスタバやらKFCやらも上陸済み。グローバリゼーションの名の下でアメリカンビジネスの地域文化踏み荒らし。。。と言うと言葉が悪いか。

人の居ないビーチ、バトゥフェリンギ 2014年06月20日

DSC_0804

ペナンの最終日、飛行機が夕方だったので午前中からジョージタウンを再度まわり、その後バスに乗ってバトゥフェリンギまで。

深夜特急に出てきたペナンのあのビーチ。長居するつもりもなかったけど、10km程しか離れていないし、バスが通っているのでとりあえずどんな雰囲気なのかと見てみようと思った。

とりあえずバスに乗ってバトゥフェリンギのビーチの前で降りてビーチまで行くと真っ黒なマレーシア人が「ウォータースポーツ?する?楽しいよ?」と営業に余念がない。ぶらぶらと歩いてみるけど、何もない。。。日曜日のお昼間なのに人も本当にまばら。。

DSC_0806

深夜特急と一緒だ。こんな人のいないビーチリゾートは初めて見た。いやあペナンいいなあ静かで。観光客向けで宿とか観光地が揃っていて、飯もうまい、ドリアンがある、そして観光地なのに人がいないので静か。枯れてる。。ホントこんなところは初めてだ。かなりツボにハマる。居心地のいい場所ですわ。

ビーチの海の家的なカフェーでココナッツジュースを飲み、適当に飯食ってまたジョージタウンに戻りました。

AirAsiaのNasi Lemak ナシレマ 2014年06月19日

nasi lemak sir asia

ペナンに遊びに行った際、事前に結構忙しくてあまりガイドブックなどを調べずに行った(購入したLonely PlanetのPDF版をPCにダウンロードして安心してたら出かける前にスマホかタブレットにコピーするの忘れて結局使えなかった。。。orz)んだが、前々からAirAsiaに乗った際に機内誌に乗ってる機内食のひとつに「Nasi Lemak ナシレマ」があるのは知っていた。とりあえずマレーシア料理らしい、ということぐらいまでは知っていた。

今回AirAsiaでペナン島まで行くのだが、行きは着いてから現地でマレーシア料理をたんまり食べるため、機内食抜き。帰りの便で最後のマレーシア料理を食べてドンムアン到着という流れにした。んで、出てきた機内食が写真のもの。

ナシレマッ – Wikipedia

nasi lemak sir asia

nasi lemak sir asia

写真が全部見事に手ブレしててすいません。。。マレーシアのナシレマ、タイで言うとナムプリックとごはん+おかず数点みたいな感じの食事かな。ごはんがココナッツミルク入れて炊いてあるので結構強い香りがする。ただ、小魚の乾物や辛子味噌であるサンバルも魚の出汁がベースっぽく全体的に日本人だとすんなり気に入る味じゃないかと思う。うん、AirAsiaのは結構うまかった。ただ、サンバルと魚の香りがムン!と立ち上がって隣に白人などが座っていたりすると嫌な顔をされそうな気がします。

ちなみに以下はペナンで泊まったCintra Heritage Hotelで食べたナシレマ。

Untitled

目玉焼きがでかすぎて下のご飯見えないですが、向こう側にあるやつは少し見えてます。。。こちらはバナナの皮をひいたりで雰囲気はあるが、味に関しては白人の宿泊客などにも受けるようにしてるのか魚臭さはほとんどなく、クセの少ない辛子味噌みたいな感じでAirAsiaのものより没個性。なんかこういう書き方すると「このホテルの食事は機内食以下だぜ!」みたいな感じだけど、そこまで言うほどでもなく、ただAirAsiaの機内食は魚の香りがプンとしてちょっとクセのあるところが無難な食事より食べ甲斐と、「ああ、今まで味わったことのない海外の食事だなあ」という旅行の醍醐味を味わえるということです。

ただこのナシレマ、上の機内食のパッケージに書かれているのと、Wikiにも書かれている通り、623kcalと量の割にかなりの高カロリー。マレーシアの学校では肥満対策に給食でナシレマの提供は控えるように通達が出ているとか。まあこれも1900年代中頃以前、食べ物が定常的に手に入るようになる時代の前の食習慣の中で出来上がったもんなんでしょうな。食べ物が安定的に手に入らない状況だと、食べた後しばらく食料が手に入らなくても元気に活動できるように一食で高カロリーってのが重宝されたんでしょう。それが、緑の革命以降食料の過剰供給が実現するとだんだん高カロリー食が弊害になってくるという流れの中で問題視されてしまった文化ですな。

でも中々おいしい。バトゥフェリンギで食べたラクサもそうでしたが、マレーシア料理は魚の出汁のイメージ。細長く、海に囲まれた国らしく海の恵みを取り入れた食事なんだなあと遠い目。ごちそうさまでした。