バンコクで葉っぱ食いまくる 2014年11月13日

日本でもそうですけどあんまり考えずに適当に食事してたらやっぱり炭水化物+揚げ物なんかがメインの食事になってしまいますが、最近は加齢のせいか重いものより野菜食ってる方が落ち着くようになってきました。

そこでバンコクの職場周りで生野菜がうまく食えるところがないかと思っていくつか回ってみました。

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sizzlerのサラダバー。サラダバーだけだと165THBぐらいだったかな?いつもビーフのステーキは高いので、チキングリルやポークステーキなんかと食うが、常にお肉は残念な出来。でもサラダバーはなかなかイケてる。次からはサラダバーだけでいいかもしれない。

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レバノン料理BeirutのMixed Green Salad。110THBだったかな?ボリュームのある普通のサラダ。安心して食える。かかってるドレッシングもサウザンアイランドで。Beirutはサラダ的に優等生ですな。ただ、なぜかサラダのくせに塩辛かったりする。

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こちらは野菜どっさりなサンドイッチで有名なSubwayのサラダ。サラダで頼むとサンドイッチより高くなる。パンより野菜の方がコスト高く付くんでしょうな。

Ham SaladとSliced Chicken Salad。どちらも115THBぐらい。何も言わないとアホみたいにドレッシングドバッとかけてくれるのがちょっと問題点。でもファーストフードで時間が無い時でもパパっと食って出かけられるのが良い。

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あとはトラチャイのサラダとか。でもここのサラダはなんかもっさりしてる。見た目もなんか冷やし中華みたいだし。

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西洋式のサラダにこだわりがなければ、タイのローカルフードでも中には野菜たっぷり取れるものもあります。例えば上の写真のようなナムプリックとか。。しかしこれもタイに居てたって結構当たり外れが大きく、おいしいのにたどり着くのは結構大変なんだよな。。

OnePlusのStockROMがfastbootでflashできなかった件 2014年11月12日

Nexus S Fastboot screen

fastbootは最新版にしておいたほうがいい。結論はこれです。近年になってROMイメージのサイズが当初の想定以上に大きくなってきてるんでしょうなあ。どうもfastbootは扱えるファイルサイズがバージョンによって256MBまでとか、512MBまでとかの制限があるみたい。

昨日OnePlusで標準でインストールされていたColorOSを抜いてCyanogenmod11Sを入れたいなあと思っていたので買ったらすぐにCyanogenmod11S(以下CM11S)を入れるべく試してみたんだがどうにもうまくいかない。

CM11SはNexusのCMのインストール方法と違い、OnePlusのサイトで公式のStockROMイメージをDLしたら端末を再起動し

“Volume 上” + “電源ボタン”

でfastbootモードで起動し、それをPC(僕の場合Mac)にUSBで接続し、fastbootコマンドでそれぞれのシステムイメージをflashしていく。

その際に fastboot flash system system.img を実行すると

sending ‘system’ (801285 KB)…
FAILED (remote: data too large)
finished. total time: 1.012s

と何回やっても「remote: データが大きすぎます」と言われて失敗する。調べていくとどうもremoteと表示されている端末やデータの問題ではなく、fastbootコマンドが256MBや512MBを超えるデータの転送をうまくハンドリングできないのが原因らしいことがわかった。

今までの端末はシステムのイメージファイルのサイズが少なかったからこういうのにはひっかからなかったのかもしれないが、最近の端末はシステムイメージがでかいのと、このOnePlusのCM11Sは他のサードパーティのカスタムROMと違い、オフィシャルにGmailなどのプロプライエタリなソフトウェアも権利関係を正式に処理しているおかげでsystem.imgの中に同梱なのだ。だからsystem.imgが大きくなる。多分。

んでいろいろなところからfastbootのファイルをDLして試してみたけど全部ダメで、最終的に公式、正式パスでやるしかないのかと思い、

https://developer.android.com/sdk/index.html

ここからAndroidのSDKのzipファイルをDL。当然Mac用の。そしてそれを解凍し、

adt-bundle-mac-x86_64-20140702/sdk/platform-tools/

からfastbootの実行ファイルを抜き、これを使用してflashしたところなんとか完了。結構迷いました。。。

日本語で

sending ‘system’ (801285 KB)…
FAILED (remote: data too large)
finished. total time: 1.012s

これに対する対処法を書いてるページが少なかったので念のため解説を書いておく次第です。

OnePlus One 斜め上行くOnePlusのサービス 〜開封の儀〜 2014年11月11日

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さて先のエントリに続きましてOnePlus Oneの開封の儀なんでありますが、上の写真が一番外側のダンボール箱を開けた状態であります。Appleの製品のように客に見せる外箱と配送用に使うどうでもいい外箱の2つがあって、そのどうでもいい外箱を開けたところですな。

箱の作りがApple同様無駄に豪華。しかし、こうやって遠目に見るとおしゃれだとかスマートだとかという感じより、単純に結婚式の引出物みたいに見える。「左の一番大きな箱はお皿ねー」みたいな。

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↑ こちらの箱には。。。

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↑ 当然ながら電話が入っている。その他USBケーブルなど。

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↑ 右上の箱はACチャージャーだった。なぜ別箱?ACチャージャーは10W仕様のものだった。

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↑ そして、こいつはMicroSIMで使える機種なんだが、NanoSIMでも使えるようにスペアのSIMトレイが付属している。

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↑ そしてこいつですよ!この右下の箱。何が入ってるんかな?と思ってたら、、

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↑ なんとティーバッグに入ったお茶!!スマートフォンにお茶!?!店員によるとスマートフォンのセットアップは焦らず茶でも入れながら冷静にやりましょうね、ということだとか?絶対適当に言ってるわこの店員。

しかし、中国の新興スマートフォンメーカーOnePlusの意表を突く、ちょっと斜め上の真心サービス。いやー、見た瞬間唖然としたけど、すぐに良い物掴んだ、ネタだネタ!絶対ブログに書こうと思ってしまった。多分狙いどおりなんでしょうね。。。

しかしびっくり。。。これ、飲むかなあ。。

OnePlus One チャイナアンドロイド 1+1=田んぼの田 2014年11月10日

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中国のスマートフォンメーカー、OnePlusの製品であるOneを購入。今あるGalaxy NexusとNexus7を処分してファブレットサイズのこいつでAndroidは一台にまとめてしまおうと思った。

最初はデザインが好きなMotorolaのMoto-xあたりを後継機にしようと考えていたが、やっぱりストレージ16GBってのが心もとない。てかAndroidはストレージは小さな機種ばかりである。なので、よくよく見たらXiaomiかこのOnePlusの製品なら64GBストレージの製品が出ているし、その割にはそこそこお安い。そして数々のカスタムROMが乗る。手なわけでOnePlus Oneを購入。MBKで黒の64GBモデルで14,000THB。

最初買った時の搭載OSがColourOSというどうやらOppoの携帯に標準搭載されているOSがプリインストのモデルらしい。

そこにざっと調べただけでも

Cyanogenmod 11S (OnePlusのサイトで公開されているStock ROM)
Cyanogenmod 11 (Cyanogenmodのサイトで公開されているCustom ROM)
AOKP
Paranoid
MIUI

が乗るらしい。標準OSはCyanogenmod11SとColourOSらしい。とりあえずどのOS入れようかと考えていたが、本家サイトからDLしたCyanogenmod11Sのsystem.imgをfastbootでflashしようとしたらエラーが出るなどで結構難航。取り敢えずはせっかく5.5″もある大画面を活かすためUIのカスタマイズがかなり柔軟そうなAOKPをインストールしております。なんかまだまだ何回もOSの再インストールをやりそうです。

関係ないけど、OnePlus OneってもともとOppoに居た人間がスピンアウトして作った会社らしく、ちょっと洒落た感じのパッケージングなどをモットーにしてるっぽい。

oneplus_logo-100250065-primary.idge

OnePlus Oneのロゴはこんなの。コンパクトにまとまっててシンプルなよいデザインだと思いますが、タイトル通り

1+1=

と来ると「田んぼの田」だなあ。そして 「1+1= 田んぼの田」となると思い出すのは「いまきた加藤」であります。

そんなイメージがあるから電話本体はすごくいいと思うんだけど、全然スマートなイメージが抱けない。。そんな事を考えていたんだが、電話のパッケージをよく見てみるとさらに衝撃が。。

続く。。。

大東京ビンボー生活マニュアル 2014年11月09日

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ミニマリスト系のブログを読んでいてそこで紹介されていた漫画。主人公は東京の6畳共同便所のアパートに家具もほとんど持たずに一人暮らし。定職も持たず(というか仕事してるのかどうだかも話の中で明言されていない)日々本を読みながら、貧乏生活を楽しみ地元の人とのふれあいを楽しむ。。そんなお話。

漫画は80年代後半に出版されているのだが、空気感は70年代の日本のようなゆったりとした流れなんだが、70年代というと「男おいどん」で男・貧乏・空威張り的なちょっと湿っぽいところも多いに出て来る印象です。80年代の漫画で思い出すのはいましろたかしの「ハーツ&マインズ」や「トコトコ節」なんかだけど、やっぱりちょっと今の自分に納得できない鬱屈した空気があるんですな。

それからするとこの大東京ビンボー生活マニュアルは、その貧乏生活に後ろめたさや空威張りなんてものはなく、実にあっけらかんと消費消費の世の中から自分を切り離して、自分の行動半径の中の人とのつながりを純粋に楽しみ生きている感がある異例の作品。

僕はアマゾンKindleでモーニング版の電書1巻から5巻までと その後の特別編集版「なにもないシアワセ 大東京ビンボー生活マニュアル」を読んだ。いつもの決まり文句ですが、「海外に居ててもこんな日本ローカルな本をいつでも読めるんだからいい世の中」ですなあ。しょうもない情報過多の時代だと思うけどやっぱり便利でいい。

この主人公はホントによく寝る。とにかく作風がのんびりしていて、「なにもないシアワセ 大東京ビンボー生活マニュアル」には作者のインタビューなんかも載っているんだけど、実際には割りと文学好きな作者の理想の貧乏東京生活とそれを屈託なくエンジョイしている男を描いているそうで実際にこのような生活を本当にエンジョイしていけるかはいろいろとあるだろう。

でもホントに懐かしい昭和の匂いがしますなこの本。

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最近、デジタルデバイスとかを持ち歩いているから、雨の中「濡れる濡れる」といいながら走ることもなくなった。だって濡れたら一つ6万とか7万とかする携帯電話がぶっ壊れるかもしれないので気が気でない。昔みたいに手ブラで雨の中走ってみたいなあ。こう考えるとスマートフォンを買う金を持っていてもそのおかげで電話が心配で簡単に雨の中外を走ったりできないなどいろいろと行動を制限されてしまうあたりは確かに何が豊かなんだかはわからなくなってくる。

話変わりますが、この本、どこかで見たと思ったら昔大学の部室に置いてあった本だ。大学の時に参加していてサークルは自主映画制作のサークルで本好き、マンガ好き、音楽好き、映画好きの与太者の集まりだったからこういう空気感は憧れだったんだろうかね。当時僕は多分絵が穏やかすぎて読んでなかったんだと思う。内容はまったく記憶ない。

漫画は一巻から五巻までで最終話は唐突に終わる。びっくりするぐらい唐突で、今までぼんやりとした人物描写が相変わらずぼんやりとしたまま物語は終わりを迎える。「なにもないシアワセ 大東京ビンボー生活マニュアル」は一巻から五巻までのベスト盤的なセレクションと解説、作者インタビューなど。物語の設定をもっと知りたくてこちらも買って読んでみるも結局ぼんやりとしたままという結末。まあたまにはこんなお話もええでしょう。