ローカルHDD内とGoogle+でスマホからバックアップされた写真のまとめ 2014年03月13日

backup [889]
“backup [889]” photo by brianjmatis

というわけでFlickrからは有料の一括バックアップツールで写真をダウンロード中。

後はGoogle+に自動アップロードされてオンラインバックアップされている写真データとMacのローカルHDDのいろんなフォルダに適当に保管されている写真もまとめておいて要バックアップ&消しちゃダメな写真フォルダにまとめてしまいたい。

まずローカルHDD内写真データ。昔のデータがいろいろ雑多に入った外付けUSB HDDをMacに全部接続して、Picasaを立ち上げてMac内のすべてのフォルダをスキャンしてもらう。

Screen Shot 2014-03-16 at 10.59.34

そうすると写真データのあるフォルダを左ペインにリストアップして、右ペインには 写真データだけを表示してくれるのでまとめておきたい写真をCtrl+A とか、選択したい写真の一番最初のものをクリックした後、Shift押しながら一番最後の写真をクリックして一括選択したりで、そのままドラッグで1つのフォルダにまとめてしまう。Picasaが重複ファイルも自動で排除してくれるので便利であります。

Flickrからダウンロードした写真も、そのフォルダからインポートしてしまえば 一括でまとめられます。

そしてGoogle+のスマートフォンから自動バックアップされた写真は、よくよく調べてみると、Googleがちゃんと「Google Takeout」というデータまとめ、一括ダウンロードサイトを用意してくれてるのね。

Download your data – Account Settings
Picasa や Google+ の写真をまるごとダウンロードする方法 | PLUS1WORLD.com

このサイトでGoogle Photosのすべてのアルバムを選択してダウンロードすれば簡単操作で全部ローカルに落ちてきます。最初PicasaのGoogle+連携機能で写真をインポートしようと思ったが、どうも写真を一枚一枚ダウンロードするか、まとめてダウンロードしたいときはアルバムを選択してその中の写真を全部ダウンロードする機能があるんだが、なぜかPicasaからは自動バックアップでアップロードされた写真は認識してくれず、昔Googleの写真共有サービスがPicasaだったころに作ったアルバムの写真しか選択できず全然ダウンロードできなかった。

でもこのGoogle Takeoutで多分問題なく全部DLできます。現在トライしてます。アーカイブ量1.9GBとのことでダウンロードも超時間かかってます。面白いのはDLが完了したらGoogleが自動でEメール通知出してくれるところ。

とりあえずこれで一旦自分の残っている写真データは一回ローカルHDDにがっつり集まります。なのでこのデータを同じ状態で2つのHDDに保存して対策終了。

思ったよりかは手間が掛からないね。。。

クラウドバックアップって便利なようで不便なとこも 2014年03月12日

Data

自分の持っている写真データは最近の物はGoogle+、古いものはFlickrに全部オンラインバックアップされていると思っていたが、どうも勘違いしていてオンラインバックアップしていないデータもMacの再セットアップアップ時にがっさり消してしまった模様。。。

それを受けて写真データを始め音楽ファイルなどのバックアップを改めて考え直している。データを保管するメディアとしてオンライン(クラウド?データセンタ側のディスクという意味で)バックアップは非常に信頼性が高く、有効なんだと思う(個人で持っている外付けHDDにデータを保管しておくのとGoogleなんかのきちんと管理されたデータセンターで保管するデータとどちらが紛失、消失の可能性が高いかと言えば、圧倒的に素人管理の個人のHDDだと思う)が、GoogleであれFacebookであれ基本的にビッグデータの作成のためにデータアップロードはこの上なく簡単に出来るように作ってあるが、一括ダウンロードの方法などは全然説明されてないものがほとんど。さらには一覧性が悪いモノが多く、アップロード後にファイル数が何万ファイルというような点数の場合は、ちゃんと全部のファイルがアップロードされているかもしくはどのファイルがアップロードされているかの確認がしにくい。

また、これはタイという土地にいるからかもしれないが、実際に欲しいファイルが3Gなどの通信越しにダウンロードできるまでのタイムラグがまだ無視できるようなものではなく遅い。mp3ファイルでもアップロードしたものをストリーミングで聞くととにかくよく途切れる。

というわけでやっぱり2TBのHDDをいくつか買ってローカルバックアップかな、と考えている。ただし、自分でHDDを管理する場合はHDDの機械的故障に関して最新の注意を払わないといけない。同じデータを物理的に違うディスクに2つ保管などをもっかい再考する必要があるんですわ。。。ちょっとめんどくさいけど。

んで、今はFlickrから約5,000枚ほどの写真データダウンロード中。当然Flickr側では一括ダウンロードの機能は未サポート。3rdパーティのアプリ使ってくださいとのこと。有料版買わないとオリジナルの解像度でダウンロード出来ない仕様になっててライセンス買うことに。。。不満。

Windows 8 Tabletのブックリーダー、Pico Viewer と Windows アプリストアの地域設定 2014年03月11日

ebook

Windows 8 Tabletが非常に便利で毎日持ち歩いておりますが、まだまだWinタブレットのアプリストアにラインナップされてるアプリの数は少ない状態です。

標準搭載のPDFのリーダーアプリ “Reader” があるんですが、これはAdobeのReader(PDF)のタッチ版置き換えアプリみたいなもんで、自炊したPDF本などを読むにはもうちょいページめくりやブックマーク、メモ機能、特定ページに移動する機能が薄い感じがします。

タブレットのブックリーダーってのは日本語のPDF本を扱う物は基本的に読み方向が左から右、右から左からという選択ができないといけないのでちょっと選択肢が限られる。西欧人向けのブックリーダーの場合は英語などの横書きで左から右しか意識していないので日本語の縦書き書籍が非常に読みづらい。

んで、eBookリーダーアプリを探していたところウェブ上ではMetro Comic ViewerNyaluというアプリが人気があるようでした。

ただ、僕の端末からWindows アプリストアを検索してもこのリーダーがまったく検索に引っかかって来ない。最終的には

Control Panel > Region > Location

の設定でストアのロケーション設定が変わるようで、僕の場合これをThailandにしていて、Japanに変更すると上記のMetro Comic ViewerとNyaluが表示されるようになった。

それがわかるまでずっと代替のeBookリーダーを探していたんですが、そんな中唯一使えそうだったのが、Pico Viewerというアプリ。110THBだったので3.5USDぐらいかな?

Screenshot (10)

Screenshot (9)

ちゃんとBook Shelfの機能もあるし、デフォルトのページ送り方向と書籍ファイルごとにページ送り方向を定義できる。画面上でダブルタップをするとブックマークの追加ができる。ただしメモをページと関連付けておく機能などはない。PDFも読めるし、zip圧縮した自炊の漫画ファイルなども読めるためなかなか重宝します。

Metro Comic Viewerはまだ試していないですが、このPico Viewerのほうもなかなかいい感じであると思います。

Acer ICONIA W4-820/FP (Atom Z3740/2G/64G eMMC/8.0/Win8.1(32)/OFL2013) W4-820/FP
日本エイサー (2013-12-13)
売り上げランキング: 733

↑ SIMなしモデルです。

8インチWindowsタブレットの小さなフォントにSigmarionを思い出す 2014年03月10日

[1st day] watching video on my computer.
“[1st day] watching video on my computer.” photo by Ken.jp
↑ 懐かしのSigmarion3。

windows タブレットのAcer Iconia w4-821。なかなかに使いやすく結構仕事に使っております。細かいところを幾つか挙げて見たいと思います。

・Wifi接続は基本繋ぎっぱなし。3G回線はデフォルトオフ。
手作業でつないだり切ったり。この辺タブレットと言うよりはPC仕様だ。もちろん後から自動接続に切り替えできる。

・windowsらしくセットアップが結構ややこしい。
Office365のHomePremiumをインストールしたかったが、プレインストールのHome&Studentを最初にアクティベートしてからインストール始めないとインストール出来ない。その状況になったら今度はHome&Studentもアクティベートできなくなった。八方ふさがり。OSごとリセット。

・OSのリセットにめちゃ時間がかかる。
内部SSDのリカバリ領域からシステムの書き戻しを行っているのだと思うが、まるでWindowsの再インストールしているみたいにえらい長い時間待つ。タブレットのくせに10分以上は待ったと思う。うーん、PCだ。

・当然ながらMS製エンタープライズ製品と相性がいい。
テストで会社のLANにつないでみたところ、自動でプロキシがあることを認識してユーザー名、パスワードのプロンプトが。会社のドメインのユーザー名、パスワードを入れるとAndroidやiOSであれだけ苦労したNTLM認証のプロキシを軽く通ることが出来た。また、Exchangeサーバーも自動認識。この辺どういう仕組で実現しているのかよくわからないが、社内LAN接続でOUTLOOKのセットアップを行うとめっちゃすんなり接続できる。

・タッチスクリーンはMSでもまだ経験が浅いデバイスだからか、時折暴走する。
タッチの反応が遅れたり、タッチした瞬間画面が固まってアプリだけではなくOS全体でフリーズ。ただし、固まっているのは画面だけのような気もする。でも画面が固まったら何もやりようがないので電源長押し再起動。PCっぽい。”固まる”のは気にならない、とは言い切れないぐらいの頻度かな。なんかいつかタブレットでブルースクリーンを見そうな気がする。

・デフォルトはとかく文字が小さい。
10インチ以上のタブレットならあまり気にならないのかもしれないけど8インチだととかく文字表示が小さい。この画面の感じ、何かと同じような感覚だと思ってたら、約10年前に買って遊んでいたSigmarion、カラーのWindowsMobile端末だった。そう考えると10年ほど前からモバイル用の端末って変わってないのか?当時ではWindowsのライト版のCEとかMobileとかしかハンディ端末には使えなかったが、10年でPCのOSが乗るハンディ端末がやっと出たということなんかな。

以上、いくつか気づいた点をまとまりなく挙げてみました。とりあえず、なんと言おうとこれはタブレットのハードに収まったPC。普通にPCを扱うのと同じ程度に扱いはややこしいですぞ。

でも仕事用に使うにはとても有用かもしれない。特にタイのようにビジネスでMS製品が前提となっているような文化の国では会社の用意しているシステムと親和性が高いと思われます。

Acer ICONIA W4-820/FP (Atom Z3740/2G/64G eMMC/8.0/Win8.1(32)/OFL2013) W4-820/FP
日本エイサー (2013-12-13)
売り上げランキング: 605

↑ Acer Iconia w4-820。SIMなしモデル。

Windows8はまだまだハードはタブレットでもソフトはPC 2014年03月09日

Microsoft Surface 2

どうだろうなあと思いながら買ってみたWindows8タブレットではありますが、これがまた不思議と使いやすいのであります。

一番役に立つのは何と言ってもこれ、「秀丸 on Tablet」 で、字は細かいが表示文字数の多さ、書いてる途中や保存した後に勝手にURLにリンクを挿入したりなどの余計な処理がなく、純粋にテキスト書きに集中できる。

思ったよりキーボードからの入力がかなりスムーズで日本語入力のストレスが少ない。普通にGoogle日本語入力も使えます。ただ、PC用のGoogle日本語入力をそのまま使うのでソフトキーボードはWindows8タブレットのを標準で使うことになる。んでGoogle日本語入力だと日本語の入力の際にフリックが使えないのがちょっと不便かなと思ったものの、ローマ字入力でも思ったより快適であんまり文句ないかんじです。

hide

ただ、ふと自分の使い方を考えてみるとタブレットとして使っているというよりあくまでWindows PCの感覚で使ってるんだろうなと思う。何がすごいって、手でわしづかみにしてる小さな8インチタブレットでフル機能のデスクトップOSが動いているということ。別にタブレットとしてそのハードウェア環境に最適化したソフトウェアが用意されているかというとまだまだなところが多すぎる。それでもその不足部分を覆い隠すほどの過去の遺産がすべて使用可能。それが僕にとっては「秀丸 on タブレット」なんであります。

ブログ更新だってモバイル上での作業がどうのこうのと考える必要なしでタブレットのコンパクトさでも処理や動作はPCなんであります。僕らはPC以上にコンピュータができることは知らないので、最上位のできることがこのWindowsタブレットに詰まっていることになります。

Appleがせっかくタブレットという新しいカテゴリを開拓してGoogleが低価格で普及期を出しながら追撃に向かってたところですが、結局「PCが動くよ!」ということで後でまたその市場をかっさらっていく可能性も高いんじゃないかなとも思います。

ただ、今の段階ではタブレット操作で使えるソフトウェアが圧倒的に少なく、さらにWin7からまた大幅に変わった設定項目を理解するのが大変で全然コンピュータを使い慣れない女の子とかに勧める気にはまったくならない。

ただ、ちょっと他のタブレットではできないいろんな技が使えそうでいじるのはなかなかワクワクする端末だと思います。なんせ共有フォルダなんかもタブレット側に設定できるOSですからね。

しかし2000年台後半から2010年台前半までせっかくUnix/Linux系のソフトウェア(ユーザーがほとんど意識することはないのかもしれないけど)がモバイル端末でコンシューマ端末として浸透してきたかと思ったらまたマイクロソフトがプロプライエタリな世界に引き戻してしまうんだろうか。。。

Acer ICONIA W4-820/FP (Atom Z3740/2G/64G eMMC/8.0/Win8.1(32)/OFL2013) W4-820/FP
日本エイサー (2013-12-13)
売り上げランキング: 511

↑ w4-821ではなくSIMの入らないw4-820のほうです。