タイ料理の中で一番簡単だと思う料理 2012年06月04日

月曜日に1kg買って鳥はむとして仕込んでいた鶏胸肉。昨日の晩火入れをして今日の晩にはとりあえず食える状態になる模様。この鳥はむは材料も国にも関係なく大体どこにでもありそうな食材で作れるから嬉しい。それはさておき、明確にタイ料理かどうか微妙な気がするがめちゃくちゃ簡単に作れるタイ料理のひとつとして、

ปีกไก่ทอดน้ำปลา ピックガイトートナンプラー

がありまする。それも素揚げバージョン。国を問わず手羽先の唐揚げなんてのはどこでも人気があり、どこの国のものでも大抵うまいのである。タイの場合は下味をナンプラーで作るものがうまい。

作り方は簡単で、スーパーなどで買ってきた手羽先をナンプラーで30分程度漬ける。その後、水気を切って油で素揚げする。これだけ。で、めちゃくちゃうまいんです。ビールのあてに最高。このレシピのナンプラーを醤油に変えれば日本バージョンができるかな?

とかく悩まずにビール飲むときにこれがあるだけで誰も文句言わなくなる黄金メニューですな。

タイのマーガリン 2012年06月01日

セブンイレブンの調味料の棚、味の素とか固形のスープの素などと同じに並びにあって、「あれ?これって。。」という感じで購入。31THB。

Best Foods Margarine

タイのマーガリンでございます。てか日本みたいにチルドの冷蔵庫には置いていなく、常温の棚で売ってるのがびっくり。日本ではトランス脂肪酸が話題になってからあまり見る機会がなくなったマーガリン。。。と思ってたらそうでもなかったようで、雪印や明治のサイトの商品紹介みたら普通にマーガリンってラインナップされてるのね。まあアメリカとかでもトランス脂肪酸の含有量の表示義務とか、食品中に含まれる量の規制があるようだけど、摂取、即有害みたいなことは言ってないから量が多くなければ大丈夫なんでしょう。ただ、このマーガリンは少なくとも英語では含有量などは全く記載されてなかった。日本で規制が行われていないのは、そもそも日本人の食生活ではマーガリンからのトランス脂肪酸摂取量が心配するほどでもないレベルだから、という理由のようで、WHOの報告ではトランス脂肪酸からのエネルギー摂取量を1%未満にすることが提唱されているらしいが日本の場合は0.3%程度らしい。ということはさらにパン食に馴染んでないタイ人の食生活ではもっと摂取量が低いということなんでしょうな。

とはいえ、こちらでマーガリンをよく見かけるのはコーン売りの屋台。こちらではコーンの粒を蒸したものと、このマーガリン、砂糖、牛乳などを和えてあま~い味にして食べる。日本でもあるコーンバターと同じ見てくれなんだが甘い。その屋台でどんぶりなんかに山盛りにしてあるのがこのマーガリンなんだが、見てて非常に毒々しい。こういうのを見てるとそのビジュアルのぞんざいさからしても体に悪そうな空気がプンプンしてるのである。

Best Foods Margarine 2
↑ なんか黄色が強いアーティフィシャルな色彩。

実際に舐めてみると、少々甘い匂い。これは多分香料。そして常温ではまったく溶けない。タイの炎天下で屋台の台の隅っこに置いてあり、コーンを蒸してるその熱を常時浴びながら柔らかくはなりつつも、それでも溶けないマーガリン。舐めたって口の中の温度ではまったく溶けない。ねちょーっとした舌触りが舌の上に張り付いたままでうまくもなんともない。日本のマーガリンって普通に舐めたら舌の上で溶けたような気がするが気のせいだったのかな?

と、こんな毒々しいマーガリンですが、今度料理に使ってみます。例えばチャーハンとか。パラパラになるかな?

Silom Centerには死臭が漂う 2012年05月30日

Silom CenterというビルがSilom通りとラマ4通りの交差点付近に立っている。数年前はロビンソンシーロムが入っていたが、業績不振とビルの改築があるなどという話で閉店。さらにはその後にアウトレット系のお店が出来たようだったが、置いている品も安っぽい中途半端なもので、内装も古く湿っぽいダメな空気が充満していた。

一階にはマクドやスターバックスが入っているが、マクドも一度閉まってまた開いたり、なんか中途半端な状態が数年続いている。

んで持ってこのSilom Centerに入っているKGI Securitiesという証券会社の口座を作ろうかどうか迷いながら前述のショッピングエリアではなく、オフィスエリアに踏み込んでみた。

一階のエレベータホールから人がぞろっと並んで居たのが不安だったが、やはり上の階に移動しても空きテナントが多く内装も古く、据えた匂いがする。そしてお目当てのKGI Secruritiesのドアを開けると、そこには老人ばかりのラウンジが。KGI Securitiesは台湾系の証券会社なんだが、中華系のジジババがわんさか居た。

建物の据えた匂いと超高齢な人口密度でちょっとクラクラ来たが結構典型的な証券会社のビジネスパターンなのかとも思った。タイでは言えば金持ちが多い中華系の年寄りに証券会社の事務所の一部をラウンジみたいに開放してコミュニケーションを密に図り、いろんな投資情報を提供していろいろ投資してもらい手数料で儲ける。という風に囲い込んでいく。お金持ちの老人に対する証券会社のまっとうな商売の方法なんでしょうな。うちのオフィスの一つ上の証券会社も多分ラウンジみたいなものがあって、いろんな人間が出入りしてる。

一応本当に少額ながらKGIの株式を保有しているので最初の超高齢人口密度を見た時にはちょっとどうしようかと思ったが、気を取り直しました。でもSilom Centerのビルの雰囲気のヤバさ(ダメさ)加減は凄かったですな。というかネットで検索してたら1983年頃のSilom Centerの写真があった。この頃がちょうど輝かしい繁栄した時代だったのでしょう。今は見る影もないぐらい煤けているのであります。兵どもが夢の跡、国敗れてサンガリアというやつですな。

McDonald’s Cone 2012年05月23日

McDonalds Soft Serve Cone AUD0.50

最近、ちと酒を飲む量が減ってるせいで甘いものも多少口にしたりもする。昼飯の後にBTSサラデーン駅のタニヤ側の改札にあるマクドナルドのブースに行って毎回ソフトクリームを食っている。マクドのソフトクリームは安い。ひとつ9THB。普通にガキンちょでも小銭握りしめて買いに来れる金額です。バーガーキングの場合12THBのクセにマクドのソフトクリームよりも水っぽくてうまくない。

ちなみにタイの場合、「ソフトクリームくれ」って言っても「??」という顔をされます。こちらでソフトクリームは「コーン」と言います。ていうか世界的にコーンっていうのが一般的っぽいっすね。アメリカのマクドのサイトでもコーンになっている。ちなみに今、これを書いていて初めて気づいたが、”Corn”「とうもろこし」ではなく、”Cone”「円錐」だった。

参考リンク:ソフトクリームのコーン

1904年に開催されたセントルイスの万国博は、ソフトクリーム史に残る大きなエポックを生み出しました。会場でウエハース状のワッフルを焼いて販売していたアーネスト・A・ハムウィは、隣のアイスクリームスタンドで皿がなくなっていることに気づき、ワッフルを円錐状に巻いてアイスクリームを盛って販売することを考案。大好評を得たのが、コーンの誕生だったのです。

とのこと。納得。