タイのマーガリン 2012年06月01日

セブンイレブンの調味料の棚、味の素とか固形のスープの素などと同じに並びにあって、「あれ?これって。。」という感じで購入。31THB。

Best Foods Margarine

タイのマーガリンでございます。てか日本みたいにチルドの冷蔵庫には置いていなく、常温の棚で売ってるのがびっくり。日本ではトランス脂肪酸が話題になってからあまり見る機会がなくなったマーガリン。。。と思ってたらそうでもなかったようで、雪印や明治のサイトの商品紹介みたら普通にマーガリンってラインナップされてるのね。まあアメリカとかでもトランス脂肪酸の含有量の表示義務とか、食品中に含まれる量の規制があるようだけど、摂取、即有害みたいなことは言ってないから量が多くなければ大丈夫なんでしょう。ただ、このマーガリンは少なくとも英語では含有量などは全く記載されてなかった。日本で規制が行われていないのは、そもそも日本人の食生活ではマーガリンからのトランス脂肪酸摂取量が心配するほどでもないレベルだから、という理由のようで、WHOの報告ではトランス脂肪酸からのエネルギー摂取量を1%未満にすることが提唱されているらしいが日本の場合は0.3%程度らしい。ということはさらにパン食に馴染んでないタイ人の食生活ではもっと摂取量が低いということなんでしょうな。

とはいえ、こちらでマーガリンをよく見かけるのはコーン売りの屋台。こちらではコーンの粒を蒸したものと、このマーガリン、砂糖、牛乳などを和えてあま~い味にして食べる。日本でもあるコーンバターと同じ見てくれなんだが甘い。その屋台でどんぶりなんかに山盛りにしてあるのがこのマーガリンなんだが、見てて非常に毒々しい。こういうのを見てるとそのビジュアルのぞんざいさからしても体に悪そうな空気がプンプンしてるのである。

Best Foods Margarine 2
↑ なんか黄色が強いアーティフィシャルな色彩。

実際に舐めてみると、少々甘い匂い。これは多分香料。そして常温ではまったく溶けない。タイの炎天下で屋台の台の隅っこに置いてあり、コーンを蒸してるその熱を常時浴びながら柔らかくはなりつつも、それでも溶けないマーガリン。舐めたって口の中の温度ではまったく溶けない。ねちょーっとした舌触りが舌の上に張り付いたままでうまくもなんともない。日本のマーガリンって普通に舐めたら舌の上で溶けたような気がするが気のせいだったのかな?

と、こんな毒々しいマーガリンですが、今度料理に使ってみます。例えばチャーハンとか。パラパラになるかな?